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たけのこの煮物にえぐみがある場合の対処法!リメイクするのが正解!

水煮で売られているたけのこも便利で良いですが、生のたけのこからつくるたけのこ料理は格別ですね。

でも、生のたけのこはあく抜きに時間がかかる上に、完璧にえぐみを取るのはなかなか難しいもの。しっかりあく抜きできたつもりで煮物を作ったらえぐみが残っていたなんてこともよくあります。

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残念ながら、煮物に調理してしまったたけのこのえぐみは消すことはできません。だからといって処分するのはもったいないですよね。

そんな時は他の料理にリメイクしてみてはいかがでしょうか?

ということで今回は、「えぐみの残ったたけのこの煮物のリメイクアイデア」について、詳しくまとめてみました(*・∀-)☆

たけのこの煮物のえぐみをごまかすリメイクアイデアを紹介!

たけのこのえぐみをごまかすポイントは、油調理と濃い味付けです^^

天ぷら・フライ・唐揚げ

油はあくを分解する作用があり、油で揚げることでえぐみが気になりにくくなります。

ゆでたけのこからつくる揚げ物も美味しいですが、煮汁がしみた煮物のたけのこでつくると下味がしっかりついていて美味しいんです♪

煮物にしたたけのこが大きい場合は油がまわる大きさに切って、衣をつけて揚げればOKです!

お好みで衣にカレー粉を混ぜたり、青のりを混ぜたりするのもおすすめです^^

たけのこ入り豚キムチ炒め

キムチの濃い味と酸味がたけのこのえぐみをしっかりごまかしてくれます!

いつもの豚キムチ炒めにたけのこのシャキシャキした歯ごたえが加わって、食べごたえもUPします。

たけのこは3~5mmにスライスして、豚キムチ炒めに加えて炒めれば完成です^^

シチュー・グラタン

牛乳はたけのこのえぐみを感じにくくしてくれる作用があるので、シチューやグラタンなど牛乳をたくさん使う料理に入れるのもおすすめです!

好みのサイズに切って入れるだけでOKです。隠し味にみそを少し入れると、煮物の味と相まって和風にアレンジすることもできます♪

ジャージャー麺

豚ひき肉の旨味がたけのこに染み込み、甜麺醤の強い風味がたけのこのえぐみを感じにくくしてくれます!

豚ひき肉と小さめ角切りにしたたけのこ、戻してみじん切りにした干ししいたけをにんにく、しょうが、ネギのみじん切りとともに炒めます。

そこに甜麺醤、豆板醤などで調味し、水溶き片栗粉でとろみをつけて肉だれを作ります。

中華麺に肉だれをかけて、きゅうりの千切りと白髪ねぎをのせれば完成ですヽ(*´∀`)ノ

もし辛いのが苦手なら豆板醤を減らすか省いてもOKです♪

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たけのこの煮物にえぐみが残る理由は?対処法も解説!

ところで、たけのこの煮物にえぐみが残ってしまうのはどうしてでしょうか?

考えられる理由は3つあります(ノ `・∀・)ノ゙

そのたけのこがえぐみの強いたけのこだった

たけのこのえぐみ成分は収穫した後急激に増えるのが特長です。

収穫後時間がたってしまったたけのこはえぐみが強いので、あく抜きにしっかり時間をかけないとえぐみが残ってしまう可能性があります。

あく抜き時間が不十分だった

あく抜きの時間を短くしてしまうとえぐみ成分はうまく抜けてくれません。

下ゆで時間が足りなかったり、ゆで上がった後のつけ置き時間が不十分だと、たけのこにえぐみが残る原因となります。

特にゆで汁につけ置く時間は重要で、つけ汁が冷めるまではしっかりつけておく必要があります。

ぬか以外を使ってあく抜きをした

ぬか以外であくを抜く方法もいろいろとありますが、それぞれ一長一短で、ぬかほどの効果を得られるものは少なかったりします。

やはり、昔ながらのぬかを使ったあく抜きが一番適しているようです。

たけのこのえぐみ成分の正体についてはこちらの記事に詳しい解説がありますので、ぜひ読んでみてください。

参考記事:たけのこのえぐみ成分は?ぬかや重曹であく抜きできる理由も解説!

ここからは、以上のことを踏まえてたけのこにえぐみを残さないようにするポイントを紹介しますね!

基本的にはお伝えしたえぐみの残る原因の逆をすれば良いだけなので、特に難しいものはありません。

① たのこはできるだけ早くあく抜きする

買ったりいただいたりしたたけのこは、えぐみ成分が増加する前になるべく早くあく抜きをしましょう。

できれば手に入れたその日のうちにあく抜きするのがおすすめです。

③ ゆでた後はゆで汁につけたまま一晩おく

流水などで急に冷やしたりせず、一晩(目安として8時間くらい)はゆで汁につけておきましょう。

この時間にあくはゆっくり抜けていくので、時間をかけることが成功の秘訣です♪

② あく抜きにはぬかを使う

ぬかであく抜きすると、しっかりあく抜きできること以外に、ぬかの甘味や風味が旨味となってたけのこに染み込むことでたけのこがより美味しくなるというメリットがあります。

繰り返しになりますが、美味しいたけのこを食べるならぬかを使ってあく抜きするのが一番です!

あく抜き失敗のリカバリー方法などについてはこちらの記事にまとめてあります。良ければ参考にしてくみてくださいね!

参考記事:たけのこがあく抜きしても苦い理由は?失敗した時の対処法も詳しく解説!

豆知識!たけのこの水煮の白い粉は食べても大丈夫です♪

話は変わりますが、たけのこの水煮、特に内側の節の部分に白い粉のようなモロモロとしたものがついてるのを見たことはないでしょうか?

あの白い粉状のものは、たけのこに含まれる「チロシン」というアミノ酸の一種が、加熱したことで外に出てきて結晶化したものです。

たけのこに含まれるチロシンは収穫された後に酸化して、えぐみの成分である「ホモゲンチジン酸」になってしまいますが、白い粉状になってたけのこにくっついているチロシンは酸化する前のものなのでえぐみもありませんし、食べても体に害はありません。

もし見た目や舌触りが気になるようならぬるま湯で洗い流してもOKです。熱に溶けやすいので、軽く落として調理するだけでも気にならなくなると思いますが^^

まとめ

せっかく生のたけのこが手に入って煮物にしたのにえぐみが残っているとがっかりしますよね。

煮物にしてしまったたけのこのえぐみを消すことはできませんが、そのまま食べるのはきついレベルの苦味でも違う料理にリメイクすると美味しく食べられます。

ポイントは油でえぐみを分解すること、濃い味付けでえぐみをごまかすこと。

たけのこの風味は薄まりますが、たけのこならではの歯ごたえをいかした料理にアレンジして美味しくいただきましょう♪

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