独特の食感と豊かな香りが魅力のキノコ。
特にまいたけはクセも少なく、お肉や野菜と合わせると香りが豊かになっておいしいですよね♪
ところでまいたけって買った分をそのまま全て使うことってあまりないですよね。だいたい半分くらいは残ってしまいます。
いつも余ったまいたけはどうやって保存していますか。多分一番多いのは袋などに入れて冷凍する方法だと思います。
でも、冷凍しておいたまいたけを電子レンジで解凍して調理して食べると、なんか美味しくないと感じることってありませんか。
実はキノコは間違えた冷凍の仕方をすると変な香りがしたり、旨味がなくなってしまうことがあるんです。
ということで今回は、「冷凍まいたけがまずいと感じる理由と正しい冷凍方法」について解説します。
冷凍まいたけがまずいと感じる原因を考えてみた!
冷凍したまいたけがまずいと感じる理由としては主に4つの原因が考えられます。
冷凍するときにまいたけに水分が付着していると痛むのが早くなってしまい、味が落ちる原因になります。
きのこ類は基本的に洗わないということを覚えておきましょう!
● ラップのまま冷凍している
ラップなどで軽く包んだ状態で冷凍すると隙間から空気が入り、まいたけの品質が落ちてしまいます。また、冷凍庫に匂いがつく原因にもなります。
● 解凍してから調理している
冷凍したまいたけを解凍すると、変な匂いがしたり、水分と共にまいたけの旨味が抜けて味が落ちてしまいます。
● 鮮度が落ちたまいたけを冷凍している
そもそも冷凍する前の時点で鮮度が落ちているまいたけは、冷凍しても美味しくはなりません。
上記のどれかに当てはまる場合は、それを改善するだけでも冷凍まいたけの味は格段に上がります。
冷凍したまいたけがまずいと感じる時は、いつもの手順を思い出してみてくださいね(●´∀`)ノ
まいたけの正しい冷凍方法を解説します!
ではまいたけを美味しいまま冷凍するにはどうしたら良いのでしょうか。
ここからは、まいたけの正しい冷凍方法を解説していきますね(σ^▽^)σ
先述したとおり、冷凍する際に空気に触れてしまうとまいたけの味は落ちてしまいます。
まいたけを冷凍する際は、よく水気を拭き取ってフリーザーバックなどに入れ、空気をよく抜いて密閉しましょう。
できる限り「真空に近い状態」で冷凍保存するのがポイントです。
まいたけがたくさんある時は小分けにして保存しておくと調理の際に取り出しやすくて便利ですよ!
次に鮮度の問題。
まいたけに限らずどんな食材でも鮮度があるうちに冷凍しておくことで美味しさを保つことができます。
まいたけの場合、購入してすぐに保存する分のまいたけを分けて、冷凍しておくのがおすすめの方法です。
冷凍したまいたけは1ヶ月を目安に使い切りましょう。
また、料理に使う際には基本的に解凍はしません。
炒める時なども冷凍のまま調理した方がまいたけにゆっくりと火が通り、本来の旨みを引き出すことができます。
食材にもよりますが、きのこや野菜類は冷凍のままの調理が向いているようです。
冷凍まいたけに向いている調理法を紹介!
ここで冷凍まいたけを使ってできる簡単な料理法をご紹介します。
まいたけはなんといっても香りが魅力なので凍ったままの状態でベーコンと一緒にバターで香ばしく炒めたり、にんじんや筍と一緒に炊き込みご飯に加えることでまいたけ本来の芳醇な香りをしむことができます。
また、普段の味噌汁に少し加えるだけでもまいたけの香りがついて美味しくなりますよ。
予め冷凍保存しておけば調理の際に洗ったり、切ったりする必要もないので時短もできておすすめですね(●´艸`)
まとめ
冷凍まいたけがまずく感じる理由と、正しい冷凍方法・調理方法について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
冷凍前に少し工夫をするだけでかなり味や香りが違うということなので、ぜひ今度まいたけを買った際には実践してみてくださいね。
また、この冷凍方法はまいたけだけでなくキノコ全般に利用できるので、エリンギやしめじなど他のキノコを保存する際にもおすすめです。
冷凍キノコは普段の料理に少し加えるだけで香りの深みが増すので、たくさん冷凍してどんどん活用していきましょうヽ(*´∀`)ノ