今回は、唐揚げが白くなる理由についてわかりやすくおまとめしてみました!
唐揚げのレシピにある写真はこんがり茶色くなって美味しそうなのに、いざ自分で揚げてみるとどうも表面が白くなってしまう…、唐揚げに慣れていないとよくありますよね、こういうこと。
結論を先に書いてしまうと、唐揚げが白くなる原因は片栗粉の扱い方や調理法にあります。
詳しくは後述しますが、必要以上に片栗粉をつけてしまったり、片栗粉をつけてすぐに揚げてしまうと、唐揚げの表面が白くなってしまう原因になります!
なので、片栗粉の使い方にちょっとだけ工夫をすれば、あなたも茶色い唐揚げを揚げることが簡単に出来ちゃいます^^
記事後半では、
などについてもお伝えしているので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
これらのポイントさえ押さえれば、あなたも唐揚げ名人です(*・∀-)☆
唐揚げが白くなる理由は片栗粉の使い方!コツさえつかめば超簡単♪
冒頭でもお伝えした通り、唐揚げが白くなる原因は片栗粉の扱い方や調理の仕方にあります。
というのも、片栗粉は水でしっかり伸ばしておかないと、調理した後も白くそのまま残ってしまうからです!
あんかけ系の料理と違い、唐揚げを作る場合は水で溶くようなことはしませんが、その代わりに唐揚げに味をつけるためのつけ汁を片栗粉が吸い込んでいる必要があります。
ドロドロの状態にまでなる必要はありませんが、少なくとも粉っぽさがほとんどなく、全体が薄い茶色(つけ汁の色)に染まっている状態が良いでしょう。
もしここで、つけ汁の量に対し片栗粉が多すぎた場合、当然片栗粉は粉の状態でそのまま残ってしまうことになります。
その状態で油に入れてしまうと、唐揚げのまわりには白く固まった片栗粉が残ってしまい、結果として唐揚げが白くなってしまうわけです。
また、つけ汁と片栗粉のバランスは良かったとしても、片栗粉がつけ汁を吸い込む時間を与えずにすぐ揚げてしまうと、やはり部分的に白い片栗粉のかたまりが残ってしまいます。
白さで言うと、片栗粉の量が多すぎた場合が特に白くなるので、唐揚げがめっちゃ白いという場合は、まずつけ汁と片栗粉のバランスを見直してみるのが良いでしょう。
その上で、片栗粉を入れた後はよく揉み込んで馴染ませ、しばらく時間がたってから調理を始めるようにすれば完璧です^^
ここまでやれば、おそらく唐揚げが白くなってしまうようなことはなくなると思います!
唐揚げが茶色くならない場合の対処法!今すぐできる方法を紹介!
唐揚げが茶色くならない原因と対処法については、前の見出しでお伝えしたことさえ知っていれば十分です!
ただ、記事を読む前にすでに下味をつけていて、いくつか揚げてみたところやっぱり白くなってしまったという状況の方がいるかもしれません。
今この記事を読んでいるあなたがそうである可能性もなきにしもあらずですからね!
というわけで、ここからはそんな状況を解決するために、唐揚げが茶色くならない問題を一緒に解決していきましょう(´・∀・)ノ゚
まずは、鶏肉の状態を見てください!
ボウルかビニール袋に入れているかと思いますが、片栗粉が白く残っていたりしませんか?
もしまだ白く粉っぽさが残っている場合は、つけ汁を追加してみましょう。最初に入れた分量と同じだけつけ汁を作って、少しずつ足してみてください。
ちなみに、つけ汁にしょうゆが入っていない場合はどうしても唐揚げ色が薄くなってしまうので、しっかりした茶色にしたい場合はしょうゆの入ったレシピを参考にしてくださいね。
そのまま手で揉み込んでいきましょう。これを粉っぽさがなくなるまでやればOKです!
そのままの状態で15分くらい寝かせて、つけ汁と粉を馴染ませておきましょう。あまり放置しすぎると鶏肉がパサパサになってしまうので、つけ過ぎにはご注意ください。
ここまでくれば、片栗粉が原因で唐揚げが茶色くならないパターンはなくなったと考えてOKです。
それ以外で唐揚げが茶色くならないとなると、後は油の温度が低いのが原因になってきます。
唐揚げに適している温度は大体170℃前後ですが、鶏肉を入れる段階でここまで油の温度が上がってないと上手に揚げることができません。
これを150℃あたりで入れてしまうと、もともと温度が低い上に鶏肉を入れたことでさらに油の温度が下がるので、レシピ画像のようなカラッとした茶色い唐揚げにはなかなかなりません。
対処法としては、油の温度をしっかり測ること。これに尽きます。
唐揚げだけに限らず揚げ物全般があまり上手くいかないと感じている人は、油専用の温度計を購入しましょう。最近では100均一でも購入することができます^^
ある程度慣れてきたら、菜箸から出る泡の状態だけでも判断できるようになりますよ!
菜箸の場合だと、油につけた菜箸の先から絶えず小さな泡が出ている状態が170度前後の目安となります(´・∀・)ノ゚
また、油の量が少な過ぎても温度が下がりやすくなるので、油はある程度たっぷり使うのも美味しい唐揚げを揚げるためのポイントとなります。
それから、個人的におすすめしたいのが「2度揚げ」です!
唐揚げのテクニックとしてはメジャーなのでご存知かもしれませんが、160度くらいの低温で揚げた唐揚げを、再度180〜190度の高温で揚げ直す調理法です。
やり方はその名の通り一度揚げた唐揚げをもう一度揚げるだけなので、特に説明は不要かと思います。
注意点は、2回目は高温でササッと揚げること。長く揚げると茶色いのを通りこして焦げちゃいますので。
これをやると余分な水分が抜けてカラッと仕上がるだけでなく、衣の色がいかにもカリッとしてそうな茶色になるので、見た目的にもワンランク上の唐揚げに仕上がります♪
ちょっと時間はかかりますが、生焼けなどの失敗も防げるので一石三鳥くらいのメリットがあります!
ここまでやれば、唐揚げが茶色くならないてんてことはなくなるはずです^^
片栗粉の揚げ物がくっつく場合の対処法について解説します!
唐揚げだけに限らず、片栗粉を使った揚げ物って揚げている途中でくっついてしまうことがあります。
すぐに引き剥がせれば良いんですが、そういう時に限って頑固にくっつくので困ってしまう人も多いのではないでしょうか。
ここではおまけとして、片栗粉を使った揚げ物がくっつかないようにするための対処法(予防法)をいくつか紹介してみようと思います。
と言ってもどれも簡単なものばかりなので、気軽に取り入れてみてくださいね!
具体的には以下の3つがポイントとなります(´・∀・)ノ゚
油の量を多くする
まず油の量ですが、少なすぎるとネタの居場所が狭くなってしまうので、最低でも鍋の底から3〜3.5cmくらいは確保するようにしてください。
これより少ない状態で調理すると、底の方に集まってかたまりになってしまう危険性があります…。
「揚げ焼き」という調理方もあるので絶対ダメというわけではありませんが、揚げ物同士がくっつくのを避けたい場合は、油は多めの方が楽に調理できますよ!
温度をしっかり上げて調理する
実は、片栗粉には60度あたりになると急激に水分を取り込むという性質があります。
水分を取り込んだ片栗粉はでんぷんが膨らみ、柔くなって粘り気が出ている状態ですので、どうしてもくっつきやすくなってしまいます。
油の温度が低いままだとこのくっつきやすい時間が長くなってしまうので、結果的に近くにあるネタ同士がくっついてしまうわけです。
こうならないためにも油の温度はネタを入れる前からしっかり上げておく必要があります。
揚げるものにもよりますが、大体170度〜180度くらいが目安となるので、あまり油の扱いに慣れていない人は先程お伝えした通り温度計を用いて測るようにしましょう!
一度にネタを多く入れ過ぎない
先述の通り、片栗粉はくっつきやすい性質を持っているので、出来ればくっつけないにこしたことはありません。
つまり、一度に大量のネタを油に入れないということがポイントになってきます。
一度に入れて良いのはお鍋の表面積の1/2〜1/3くらいと覚えておきましょう!
これくらいにとどめておくと、ネタ同士の間に適度な距離ができるので、入れたそばから合体するような事態は防ぐことができますよ!
また、これには油の温度を下げ過ぎないようにするという意味合いもあります。
早く仕上げたい気持ちはわかりますが、一度にたくさん揚げ過ぎないようにしてくださいね!
まとめると、
ということになります^^
片栗粉の揚げ物がどうもくっつくという場合は、この3点に注意してみてくださいね!
まとめ
以上、唐揚げが白くなる理由についてお届けしました!
唐揚げが白くなる理由は、片栗粉の扱い方や調理法にあります。
片栗粉の量が多すぎてもダメですし、片栗粉を入れてすぐに揚げてもダメです。
つけ汁と片栗粉がちょうど良い具合に混ざりあって粉っぽさがなくなり、その状態でしばらくおいて完全に馴染ませてから調理するのがポイントとなります!
油の温度も白くなる理由のひとつではありますが、あからさまに唐揚げが白い場合は、ほぼほぼ片栗粉が表面にこびりついているのが原因だと思います。
ちょっとだけ工夫することで、唐揚げが白くなるのを防ぐことができます。
この次に唐揚げを作る時はこれらの点に注意して、美味しそうな茶色い唐揚げを作ってくださいね^^