たけのこの水煮は、生のたけのこと違い一年中売っています。面倒なあく抜きも必要ないし、日持ちもするので買い置きしておくと便利ですよね^^
わたし自身、買い物に行く暇や気力がない時に、買い置きのたけのこの水煮を見つけてラッキー!と思った経験があります。
そこで次に出てくるのが、このたけのこの水煮を刺身みたいに食べられないのか?というズボラな発想。切ってそのまま食べられれば楽なことこの上なしです!
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で、早速調べてみたんですが、残念ながらたけのこの水煮は刺身のようにそのまま食べるのには適していないようです。
食べられないことはないのですが、どうにも味がダメっぽい様子…。
ということで今回は、「たけのこの水煮が刺身に向かない理由」について、わかりやすくまとめてみました。
そもそもたけのこの刺身についてよく知らない人も多いと思いますので、まずはそちらから説明していきますね(*・∀-)☆
たけのこの水煮は刺身としては不向き!その理由も解説!

たけのこの刺身は、新鮮なたけのこの穂先の柔らかい部分を、加熱しないままスライスしていただくお料理。
「知る人ぞ知る」とか「幻の逸品」などと言われ、めったにお目にかかれない代物で、収穫してから2~3時間以内の生のたけのこでしか刺身にできないのだそうです。
つまり、生なのです。
この時点で水煮が本物の刺身として食べられないことがよくわかります(´Д`。)
そんな短時間しか食べられない理由は、たけのこは収穫後時間がたつと急激にえぐみ成分が増える性質を持っているからです。
で、話を水煮に戻しますが、水煮を薄くスライスすれば本物でないにしろ刺身っぽくはなるのでないかと思いたいのですが、見た目は良くても味が全然ダメなんです。
湯葉とかこんにゃくとか、そういうものなら生でなくても刺身として美味しくいただけるのですが、たけのこの水煮の場合は保存液の独特の味や臭いがたけのこに染みこんでいるので、どうにも美味しくありません。
ネットで実際に刺身にして食べてみた人の記事を見てみると、
保存液には保存性を高めるための添加物(クエン酸など)が入っているものが多く、そういうものは酸味を感じたりします。
このような理由から、たけのこの水煮をそのまま刺身のように食べるのは無理があるという結論に至りました。試しに一口くらい食べてみるのはネタとして面白いかもしれませんが。
で、ついでにネットで普段みかけないような高そうな水煮を探してみたところ、刺身として食べられるというのがウリの商品が見つかりましたヽ(゚Д゚*)ノ
なんでも、土から顔を出す前のたけのこをえぐみが出る前に水煮に加工しているので、刺身としても食べられそうです(生じゃないので本物の刺身ではありませんが)。
こういう水煮なら、それなりに刺身っぽく楽しめるのかもしれませんね(●ゝ艸・)
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たけのこの水煮を美味しく食べるのに適した調理法は?

もうこれでネタがなくなってしまったので、ここからはたけのこの水煮に適した調理法について補足していきます!
完全におまけなんですが、もう少しおつきあいいただけると嬉しいです^^
たけのこの煮物
薄味のあっさりした煮物です。たけのこの風味を味わいたい時におすすめです。準備するもの
作り方
① たけのこを食べやすい大きさに切る② 鍋に入れ、水からゆでて一度ゆでこぼす
③ 鍋にだし汁、酒、砂糖、みりんを入れて煮立て、たけのこを入れて5分煮る
④ しょうゆを入れてさらに10分煮る
自家製メンマ
本来は麻竹という種類のたけのこでつくるメンマですが、たけのこの水煮を使って手作りすれば、塩分を控えめにするなど自分好みの味にできますね!準備するもの
作り方
① たけのこは短冊切りにする② ごま油で炒める
③ 水と残りの調味料をすべて加え、落としぶたをして煮る
④ 汁気がほとんどなくなるまで煮詰める
鶏とたけのこの煮物
手羽元から出るだしを含んだ煮汁がたけのこにしっかりしみて、かむとじゅわーっと口に広がります。ご飯がすすむ煮物です♪準備するもの
作り方
① たけのこはひと口大に切る② フライパンに鶏手羽元を皮目を下にして中火で焼く
③ 焼き色がついたらたけのこを加えて炒め合わせる
④ だし汁と調味料をすべて加え、20分煮る
まとめ
スーパーなどで普通に売られているたけのこの水煮は、開封してそのまま食べることも出来なくはないですが、刺身のように食べてもあまり美味しいものではありません。
もしたけのこの水煮を刺身で食べたいのなら、刺身でも食べられるように加工されたものを選んで購入するのがおすすめです。
やはり市販のたけのこの水には調理してしっかり味をつけていただくのに適した食材と言えます。
今回お伝えしたレシピなどを参考にして、おいしく食べてくださいね(´・∀・)ノ゚
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