この記事では、「ベイクドチーズケーキの中がドロドロなのはどうして?」という素朴な疑問について、分かりやすくおまとめしてみました^^
ちょっとした合間にほっとひと息つける手作りスイーツってすごく癒しになりますよね。
特にベイクドチーズケーキは混ぜて焼くだけで本格的な味が楽しめるので、定番のご褒美おやつとしても人気です!
でも、いざ焼き上がってワクワクしながら切ってみたら…
と心配になったという経験を持っている人もいるかと思います。
たしかに、ベイクドチーズケーキの見た目や触感だけでは生焼けの判断が難しいこともあります。
でも大丈夫です!
たとえば、こんな対処法があります(´・∀・)ノ゚
ちなみに、ドロドロのまま食べるのは小麦粉が入っているのでやめておきましょう。
小麦粉を生焼けのまま食べたら下手したらお腹こわしちゃうかもしれませんので(´Д`。)
というわけで、記事本文ではベイクドチーズケーキの中がドロドロになってしまう原因や、今すぐできる対処法、さらに失敗しにくい作り方のコツまでを丁寧にご紹介しています。
読み終えるころには、「あ、こうすればよかったのか」と安心できるヒントがきっと見つかるはずなので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
ベイクドチーズケーキの中がドロドロ!すぐ試せる対処法を紹介!

焼きたてのチーズケーキを切ってみたら、中がとろっとしていて不安に…。そんなときは、以下のような対処法で様子を見ることができます!
焼き直しで中まで火を通す方法
もしナイフを入れたときに液状の生地が流れ出てきたら、それは明らかに中まで火が入っていない生焼けのサインです。
まずは焦らず、オーブンの再加熱を検討しましょう。
表面にしっかり焼き色がついている場合は、そのまま再加熱すると焦げてしまう可能性があるのでアルミホイルをふんわりかぶせてください。
オーブンは160〜170℃に設定し、10〜20分程度を目安に焼き直せばOKです^^
焼き直す際には、途中でケーキの中心部を軽く押して弾力を確認したり、竹串を刺してみて生地がついてこないかをチェックしるのもポイント。
できれば料理用温度計を使って、中心温度が70〜75℃に達しているかどうかを見ると、より確実に焼き上がりを判断できますよ!
電子レンジを使って火を通す方法
時間がないときやオーブンを使えない場合は、電子レンジを使って火を通すという選択肢もあります(´・∀・)ノ゚
電子レンジを使用する際は、まず耐熱皿に移し、表面が乾燥しないようにラップをふんわりとかけてください。
そのうえで、10〜20秒ずつ様子を見ながら少しずつ加熱していきます。
加熱中は、中心がどのくらい固まってきているかスプーンなどで軽く触れて確認してみましょう。
急激に加熱しすぎると表面が固くなりすぎて中との食感の差が大きくなってしまいます。これはこれで、仕上がりにムラが出てしまうので急加熱はNGです。
油断して放置していると温度が上がり過ぎてしまうので、必ず様子を見ながら加熱してくださいね!
トースターを使って火を通す方法
トースターを使う場合は、あらかじめ庫内を軽く温めておき、焦げやすい表面にはアルミホイルをかぶせてあげてましょう。
加熱時間は5〜10分を目安に、途中で様子を見ながら調整すると安心です!
トースターは熱源が近いため、思った以上に早く焼き色がついてしまうこともあるのでちょこちょこ様子を見ながら加熱するようにしてくださいね^^
冷蔵庫でしっかり冷やしてから様子を見る
実は、ベイクドチーズケーキは焼き立て直後よりも、しっかり冷やしてからの方が味や食感が落ち着き、より美味しく感じられるタイミングになります。
焼き上がりすぐは熱で中が柔らかく、切ったときにドロッとした見た目になることがありますが、これは必ずしも失敗とは限りません。
というのも、粗熱を取ってから常温で30分〜1時間ほど休ませたあと、冷蔵庫でしっかり3〜4時間くらい(できれば一晩)置くことで、生地の水分が安定して全体がしっとりとなじみ、中央部分も自然と固まってくるケースも多いからです。
特にクリームチーズや卵の量が多いレシピの場合、冷やす工程でようやく理想の滑らかさと密度が出てくることが多い印象があります。
断面がやや柔らかく不安なときでも、すぐに焼き直すのではなく、まず冷却による落ち着きを待ってから判断すると、無駄な手間を省けて美味しさもキープできますよ♪
なぜ中がドロドロになるのか?考えられる原因について解説!

同じレシピでも仕上がりに差が出ることってありますよね。ベイクドチーズケーキの中がドロドロになる原因はいくつか考えられます。
定番の原因をいくつか挙げて、詳しく解説していきますね!
焼き時間や温度が足りなかった
まず最もよくある原因としては、
などが考えられます!
ベイクドチーズケーキは密度の高い生地なので、表面がしっかりときつね色になっていたとしても、中心部にはまだ熱が届いておらず、半生状態のままになっていることがあります。
表面と内部で焼き加減に差が出やすいのが、ベイクドチーズケーキの特徴とも言えるわけですね!
また、レシピ通りに焼いているつもりでも、ご家庭のオーブンにはそれぞれ癖があります。
たとえば、庫内温度が表示より低めに出ていたり、熱の当たり方にムラがあったりする場合は、指定の焼き時間では不十分なことも多くなりがちです。
そのため、同じレシピでも使っているオーブンに合わせた微調整が必要になるわけです。
このオーブンの癖がよくわかっていなかったり、わかっていても調整せずに焼き上げてしまうと、加熱ムラが起こり一部だけ柔らかいままという状態になってしまうこともあるわけです。
そして、よくあるのがオーブンの予熱不足です。
オーブンに予熱機能があれば良いのですが、ついていない場合は予熱を忘れていたりスルーしてしまう場合もあります。
ベイクドチーズケーキだけでなく、オーブンを使うお菓子作りや調理において予熱は基本中の基本です。
この工程を飛ばしてしまうと本来必要だった温度に達するまでに時間がかかり、加熱時間が足りない状態でオーブンから出してしまうことにもなりかねません。
繰り返しになりますが、焼き時間が予定より短すぎたり早めに取り出してしまうと、見た目は完成に近くても中はまだ火が通っていないことがあるのでご注意ください!
材料の配合バランスが崩れている
ベイクドチーズケーキに使われるクリームチーズや生クリーム、卵などはいずれも水分や脂肪分が多く含まれる材料であり、それぞれの割合が仕上がりに大きく影響します。
これらの材料の配合バランスが崩れると、生地の粘度や焼成中の水分蒸発量が変わり、結果として中がドロドロに仕上がってしまうことも起こりえるというわけです。
たとえば、生クリームを多めに入れてしまうと脂肪分と水分が増えて全体がゆるくなりやすく、また卵を多く入れすぎると固まる性質はあるものの、加熱時間が足りなければ中心部がドロドロのまま残ってしまいます。
さらに、牛乳やヨーグルトを加えるアレンジレシピなどでは、加える液体の量に比例して焼き時間の見直しが不可欠です。
このように、レシピの分量をアレンジする際には、使用する型の深さやオーブンの火力に合わせて、加熱時間や温度も柔軟に調整する意識が大切になります。
型のサイズや素材の違いによる加熱不足
型が大きすぎたり底が深すぎると、生地の量や厚みが増してしまい、その分中心部分に火が通るまでに時間がかかります。
特に高さのある型は熱が内部に届きにくく、表面だけが先に焼けてしまい、中はまだドロドロという状態になることも少なくありません。
さらに、型の素材によっても焼き上がりに差が出る点も忘れてはいけません!
たとえば、金属製の型(特にアルミなど)は熱伝導率が高いため、比較的均一に火が通りやすい傾向がありますが、ガラスや陶器の型は熱がゆっくり伝わるため、どうしても焼き時間が長くなってしまうことがあります。
また、型の縁が厚めに作られているものも加熱ムラの原因になります。
そのため、レシピで指定されている型と異なるサイズや素材の型を使用する場合は、焼き時間だけでなく、オーブンの温度設定や途中での焼き具合チェックも意識して行いましょう。
型の変更が焼き加減に大きく影響するということを念頭に置いて、柔軟に対応することが大切です(`・ω・´)ノ
粗熱を取る前に切ってしまった
対処法のところでもお伝えした内容ですが、ベイクドチーズケーキは十分冷めてからカットするのが正解です!
焼き上がった直後はケーキ全体がまだ余熱を帯びており、内部の水分や脂肪分が熱で溶けて柔らかくなっているからです。
そのため、この段階で切ってしまうと中央部分がとろりと流れてきたり、断面が崩れてしまったりして「中がドロドロだ」と感じてしまうことがあるんです!
こうした状態を防ぐには、まず焼き上がり後にしっかりと粗熱を取ることが大切です。
最低でも30分〜1時間程度は常温で休ませてから、ラップをかけて冷蔵庫で3〜4時間以上、可能であれば一晩しっかり冷やすと良いでしょう。
冷やすことでケーキの内部が安定し、余分な水分が全体に均等になじむことで断面もきれいに切れるようになります^^
失敗しないベイクドチーズケーキ作りのコツについて解説!

最後に、次回からベイクドチーズケーキを安心して焼けるように、ちょっとした工夫やチェック方法をご紹介します!
正しい温度と焼き時間の目安
一般的には160〜170℃で45〜60分が目安ですが、この数値はあくまで基本の目安にすぎません。
ご家庭のオーブンの種類(電気式・ガス式・コンベクションなど)や型の素材、深さ、直径によって熱の伝わり方や焼きムラに大きく差が出るため、実際の焼き上がり時間は個別に調整が必要です。
焼き上がりの目安としては、表面全体がこんがりとしたきつね色に焼けていて、ケーキを軽く揺すったときに中央だけがぷるっと揺れる程度であれば、加熱がほぼ完了しているサインです。
この「中央のわずかな揺れ」は冷やす過程でしっかり落ち着き、滑らかでクリーミーな食感に変化するのでご安心ください。
ただし、ケーキ全体がプルプルと均等に揺れるようであれば、それはまだ焼きが甘く生地の中心まで火が通っていない可能性が高いため、追加で5〜10分ずつ焼き足しながら慎重に様子を見るようにしましょう!
竹串や温度計を使った焼き加減の見極め方
定番のチェック方法ですが、竹串を生地の中央に刺してみて、抜いたときに生地が何もついてこなければ中心までしっかり火が通っているサインです。
少し湿った感じのかすかな跡が残る程度であれば、冷やすことでちょうどよい固さに落ち着くこともあるので、そこまで生焼けを心配しなくても大丈夫です。
不安な場合はもう少しだけ加熱しておけば良いかと思います!
さらに確実に確認したい場合は、料理用温度計を使って中心部の温度を測ってみましょう。目安としては、中心が70〜75℃に達していればほぼ確実に生焼けの心配はありません。
温度計は特に、深さのある型や濃厚な配合のレシピで焼くときに重宝します。視覚だけでは分かりにくい焼き加減を数値でチェックできるのはとても安心ですよ(*・∀-)☆
型に合わせたレシピ調整のポイント
型が浅い場合は熱が底面から中心まで素早く届くため焼き時間は短めで済みますが、深い型になると中央に熱が届くまで時間がかかるため、同じ温度設定でも焼き時間を延ばす必要があります。
特に高さのある型を使う際には、表面が焼けたように見えても中心はまだゆるいことが多いので、慎重に焼き加減を確認してください!
また、複数の小さい型に分けて焼く場合は熱の伝わる面積が増える分、火の通りも早くなる傾向があります。
そのため、標準の焼き時間より5〜10分ほど早めに焼き上がることもあるので、逆に焼き過ぎてしまわないよう注意する必要があります。
焼き時間の見極めには、先ほどお伝えした…
などの方法が効果的です(´・∀・)ノ゚
あなたの使っている型の特徴を理解して、上手に仕上がるように微調整してみてくださいね!
まとめ:ベイクドチーズケーキの中がドロドロでも慌てずに対処すれば大丈夫!
ベイクドチーズケーキの中がドロドロしていると失敗したと不安になってしまいますが、多くの場合、正しく対処すれば十分にリカバリーできるのでご安心ください!
例えば、しっかりと冷やすことで中身が落ち着いて固まることもありますし、再加熱で中心まできちんと火を通すことも可能です。
次回同じようなスイーツを作る際には、焼き時間や温度管理、型の選び方などに気を配るだけで、仕上がりの安定感がぐんとアップします。
レシピ通りに焼いたのにうまくいかない場合でも落ち込まず、原因と向き合うことでお菓子作りのスキルが少しずつアップしていきますよ!
ぜひ、今回の経験も次回のお菓子タイムに活かして、素敵なご褒美スイーツを楽しんでくださいヽ(*´∀`)ノ