実はわたくし、半年ほど糖質制限をしまして約15kgほどやせることができました。現在は気の緩みもあって少々リバウンドしていますが、それでもマイナス10kgあたりはキープしております。
で、そんなわたしが糖質制限初期にパン代わりに食べていたのが大豆粉のパンケーキです。
なので最近大豆粉の記事をちょこちょこ書いていたりするんですが、いろいろあって結局のところ数ヶ月で大豆粉をやめてしまいました。
大豆粉の紹介記事などを見ていると、それはもう良いことづくめで魔法の粉のような扱いをされていますが、残念ながらわたし的にはイマイチな部分もあったのです。
そこで今回は、「わたしが感じた大豆粉のマイナスポイント」についてお伝えしてみようかと思います(良い部分はもうご存知でしょうから)。
※ あくまでも個人的な感想です。大豆粉を否定してるのではありませんのであしからず。それから、わたしはパンケーキしか作っていないので全部大豆粉パンケーキの話です(´・∀・)ノ゚
理由その① 口当たりがパサパサである
まずなんといっても口当たりがパッサパサ。
思わず間に小さい「ッ」を入れたくなるほどのパサパサ加減で、口の中の水分を一気にもっていかれます。
さらに、小麦粉と違い口溶けも悪いので喉にひっかかるような感じがします(わたしはこの感じがとても苦手でした)。
大豆粉パンケーキの最初の一口は、小麦粉がいかに食べやすい食品なのかを実感できる貴重な体験となるでしょう。
おそらく水分がないと高確率でむせることになるので、大豆粉スイーツを食べる時は糖質オフの飲み物を用意しておきましょう。
パンケーキに合う飲み物といえばミルク系のドリンクですが、牛乳には乳糖が含まれているので厳密にいえばアウトです。
そこで牛乳の代わりにおすすめしたいのが「生クリーム」。生クリームは脂肪分のかたまりなので、コーヒーにいれても問題ありません。
牛乳よりもクリーミーでとっても濃厚な味わいになりますよ(*・∀-)☆
ちなみに砂糖の代わりには「パルスイート」がおすすめ。人工甘味料なんですが自然な甘みでとても重宝しています。
人工甘味料は他にもたくさん種類がありますが、コスパ的にもパルスイートがイチオシ。糖質制限を緩めた今でもこれだけは買い続けています。
理由その② 調理するのが思っている以上に難しい
大豆粉には小麦粉に含まれているグルテンが存在しないため、パンケーキの生地を上手に扱うのは思っている以上に難しいものです。
具体的な特徴を挙げると…
などがあります。
パンケーキ作りでこの3つの悪条件が重なっていると非常に苦戦をしいられます。
ぺったんこの生地がバラバラになって焦げているところを想像してみてください。そんなもの誰が食べたいでしょうか。わたしは修行だと思って食べましたが、なかな辛いものがありました。
ただし、必ずそうなるというわけではありません。調理する時にこれらの点を意識し、ちゃんと工夫すればおいしいパンケーキを焼き上げることも十分可能です。
焼き方のコツについては、機会があればまた別の記事でお伝えしようかと考えています。書き出すと長くなってしまいそうなので…。
理由その③ それなりに糖質が含まれている
これ、かなり重要なポイントなんですが、大豆粉にも糖質はそれなりに含まれています。ただ小麦粉や米粉と比べると格段に少ないというだけです。
つまり、糖質が少ないからといってたくさん食べてしまうと糖質制限的にあまりよろしくありません。具体的な数値で比べてみるとこんな感じです。
大豆粉と小麦粉の糖質量(100g当たり)
ざっくりですが、大豆粉の糖質量はは小麦粉の1/3くらいですね。なんだ、1/3ならやっぱりすごいじゃないか!と言いたいところなんですが、この気の緩みが危険なのです。
ここからはわたしの体験談なのですが、糖質制限で順調に痩せていたわたしの体重はある時期からピタッと止まってしまいました。
かなり真面目に取り組んでいたので最初はその理由がわかりませんでしたが、ある時大豆粉の糖質を見て気がついたんです。あ~、これが原因かと。
当時のわたしは糖質制限にもある程度慣れてきて、小腹が空くたびに大豆粉のパンケーキをパクパク食べるようになっていました。
糖質量を確認することなく、少ないから大丈夫だろうとたかをくくっていたのです。
このつまみ食いをやめるとまたスルスルと体重が落ち始めたので、わたしの場合はほぼ間違いなくこれが停滞の原因だったのだと思います。
さて、賢明なあなたならもうお気づきだとは思いますが、大豆粉が悪いのではなく油断して食べ過ぎたわたしが悪いのです。
しかし、糖質の少ない大豆粉なら大丈夫と思ってしまうのは陥りがちな落とし穴だとわたしは思います(正当化)。
なので、食べすぎ注意ですヽ(`Д´)ノ≡3
ひとこと。
おつかれさまでした!この他にも経済的に負担になってきたとか大豆の味に飽きてきたとかいろいろあるんですが、まぁ複合的な理由からわたしは大豆粉をやめてしまいました。
しかし、逆にいってしまえばこれらのデメリット(わたしにとっての)をなんとも思わないのであれば、大豆粉はあなたにとってすばらしい魔法の粉になってくれることでしょう。
繰り返しになりますが、わたしは大豆粉がダメだと言いたいのではありません。
わたしのように何も知らずにAmazonで大豆粉を大量に買ってしまい、飽きてもなお食べ続けるしかなくなる人を減らしたかっただけなのです。
えー、そうですとも。悪いのはわたしですよ。