この記事では、かぼちゃが水っぽい時の対処法などについて、わかりやすくおまとめしてみました^^
かぼちゃを切ってみて何だか水っぽいと感じたら、用途に合った方法で水分を飛ばすか水分が多くても気にならない料理に活用するのが正解です。
具体的には、「砂糖や塩を使った浸透圧を利用する方法」や「電子レンジで加熱して水分を飛ばす方法」するなどの方法があります。
記事後半では…
などについてもまとめているので、ぜひ最後までチェックしてみてください(*・∀-)☆
かぼちゃが水っぽい時の対処法を紹介!
冒頭部分でも軽くお伝えしましたが、かぼちゃを切った時点で水っぽいと感じた場合は…
などの対処法が考えられます!
それぞれポイントがあるので、ひとつずつ解説していきますね(´・∀・)ノ゚
砂糖をふりかけて余分な水分を抜く
この方法は浸透圧を利用して水分を抜くやり方なので、砂糖ではなく塩でも同じような効果を得ることができます。
ただ、かぼちゃの場合は甘く味付けすることが多いので、砂糖を利用する方が美味しく仕上げることができます。
砂糖を使う料理、例えば「かぼちゃの煮物」を作る時などに適した方法と言えますね!
手順① 余分な水分を拭き取る
カットしたかぼちゃを用意し、キッチンペーパーなどを使って余分な水分を取り除きます。
手順② 砂糖をまぶす
砂糖を水分の多いかぼちゃの上にまぶします。砂糖の量はかぼちゃの量や好みによって調整できますが、通常は大さじ1~2程度が目安です。
すでにかぼちゃを使う料理が決まっている場合は、そのレシピで使う分量の砂糖をふりかえてあげればOKですよ♪
手順③ 全体に馴染ませる
かぼちゃと砂糖をよく混ぜ合わせ、砂糖をかぼちゃに均一になるようにしましょう。。
こうすることで砂糖がかぼちゃの表面にまんべんなくついて、しっかり水分を抜くことができます。
手順④ しばらく放置する
砂糖をまぶしたかぼちゃを30分~1時間程度放置します。器を傾けて、すみっこに水分がたまっているのが確認できればOKです!
時間はかぼちゃの大きさによって異なりますので、様子を見ながら調節してくださいね。
手順⑤ 調理する
この時点ですでにかぼちゃは甘くなっているので、そのまま調理する場合は砂糖を抜いて味付けするようにしてくださいね。
この方法は砂糖の使用量を適切に調整するのがポイントです。
砂糖が多すぎるとかぼちゃが過度に甘くなってしまうので、バランスを考えながら試してみてくださいね!
レンジで加熱して余分な水分を飛ばす
次は、電子レンジで加熱して水分を飛ばす方法です。
おそらく最もオーソドックスな対処法ですが、調味料を使わないのでかぼちゃに味をつけたくない場合などに適しています。
例えば、「かぼちゃサラダ」を作る場合などにおすすめですね!
ただし、加熱し過ぎると逆に水分が蒸発し過ぎて固くなってしまう可能性があるので、こまめに様子を見ながら加熱するようにしましょう。
手順① かぼちゃの下処理をする
かぼちゃから種とわたを取り除き、料理に使う大きさに合わせてにカットします。
手順② かぼちゃを耐熱皿に並べる
耐熱皿にかぼちゃを重ならないように並べましょう。かぼちゃの水分を減らすのが目的なので、ラップはしなくてもOKです。
飛び散りが気になるなど、どうしてもラップをしたい場合は水蒸気が逃げるスペースを残してふんわりかけるようにしましょう。
手順③ 電子レンジで加熱する
加熱時間はかぼちゃの大きさによって異なりますが、最初は2分くらいから始めて、その後1分ずつ様子を見ながら追加で加熱すると良いでしょう。
この時加熱し過ぎると部分的に固くなってしまうので、ほったらかしにせずこまめに様子を見るようにしてくださいね!
手順④ 粗熱を取ってから調理する
加熱が完了したら電子レンジからかぼちゃを取り出し、しばらく放置して粗熱を取りましょう。
加熱直後のかぼちゃは非常に高温になっているので、火傷には十分ご注意ください!
粗熱が取れたらいつも通り調理してくださいね!
水っぽくても気にならない料理(お菓子)に使う
最後は、かぼちゃの水っぽさが気にならない料理やお菓子に使うという対処法になります。
例えば、カレーやリゾットなど水分の多い料理に使ったり、オーブンで他の食材と一緒にこんがり焼くというのもアリですね。
他にもマッシュしたかぼちゃを他の食材に混ぜ込むような使い方であればアレンジは自由自在です。
この応用でかぼちゃマフィンやパウンドケーキなどの焼き菓子にするのもおすすめです。
焼かないスイーツならかぼちゃプリンやかぼちゃ風味のチーズケーキなんかも美味しそうです(●´艸`)
このようにホクホクした食感を求めない料理やお菓子に利用すれば、少々水っぽいかぼちゃでも十分美味しく食べることが可能です。
ぜひいろいろ試してみてくださいね!
かぼちゃが水っぽい理由と水っぽいかぼちゃの見分け方
ここからはかぼちゃが水っぽくなってしまう理由や水っぽくないかぼちゃの見分け方についてまとめておきます!
まずはかぼちゃが水っぽくなってしまう理由から見ていきましょう(´・∀・)ノ゚
かぼちゃが水っぽくなってしまう理由
かぼちゃが水っぽくなってしまう理由には大きくふたつあって、品種によるものと熟し加減によるものがあります。
まずかぼちゃの品種についてですが、かぼちゃには大きく分けて「日本かぼちゃ」と「西洋かぼちゃ」があります(あと鑑賞用のかぼちゃも)。
品種が別物です。「かぼちゃ」といって品種品目分けしようとすると、最初の分岐で「西洋かぼちゃ」と「日本かぼちゃ」に分かれる。普段目にしてるのが西洋で、いま煮てるのが品種日本。ゴツゴツしてる。 pic.twitter.com/Gpe1tfVxzk
— 豪 * 族 (@OuchTknr) July 28, 2022
通常、日本かぼちゃと西洋かぼちゃを比べると水っぽくなる可能性が高いのは、水分を多く含む日本かぼちゃの方なので、ホクホク感を求めるなら西洋かぼちゃの方がおすすめです。
次に熟し加減についてですが、かぼちゃは収穫してから一定期間寝かせることで追熟し、水分が抜けて美味しいかぼちゃになっていきます。
店頭に並んでいるかぼちゃの中には収穫時期が早すぎたり、追熟期間が短かったりするものも混ざっているので、こういうのに当たるとかぼちゃが水っぽいと感じてしまうんですね。
完熟しているかぼちゃの見分け方
続いて、完熟しているかぼちゃの特徴について簡単にまとめてみました!
美味しいかぼちゃの見分け方
✅ヘタは枯れて乾き、まわりが窪んでいるものが完熟している。
✅皮に艶があってかたく、しっかりと重みのあるものが良い。
✅種がしっかりとつまっていて、果肉の色が鮮やかなもの pic.twitter.com/cCf6fCfQSe— としまる@長野の八百屋さん🍅 (@toshimaru_vege) April 1, 2023
特徴① 色が濃くてツヤのあるものを選ぶ
かぼちゃの選び方の第一歩は、色に注目すること。
ツヤのある、はっきりとした色合いのかぼちゃを見つけてみましょう。色の濃いかぼちゃが、良いかぼちゃの品質を示す大切なポイントになります。
特徴② ヘタの部分が太く乾燥している
かぼちゃの軸部分、つまりヘタの部分もかぼちゃの見極めには重要。
小さな軸だと十分成長しきれていない可能性もあるので、出来るだけ太い軸のついたかぼちゃを選ぶようにしましょう。
また、軸部分の切り口がしっかりと乾燥しており、コルクのように固いかぼちゃが理想的です。
この部分がしっかりと乾燥していれば、収穫から時間が経過しているサインなので、完熟かぼちゃである可能性が高くなります!
特徴⑤:形のバランスが良い
かぼちゃ全体の形も大切なポイントです。シルエット全体を見て左右対称の形の整ったかぼちゃを選びましょう!
均整が取れているかぼちゃは、日光を均等に受けて育った証拠。どの部分を切っても均一な味わいが楽しめる可能性が高くなりますよ♪
特徴⑥:ずっしりと重みがある
かぼちゃを手に持ってみて、ずっしりと重いかどうかを確かめてみましょう。
重いかぼちゃは中身がしっかり詰まっている証です。質の良いかぼちゃを選ぶ手がかりとなるでしょう。
ただし、皮がふにゃふにゃなかぼちゃは未熟かもしれないので、重くて皮にしっかりかたさのあるかぼちゃを探してみてくださいね!
おまけ:日本かぼちゃは白い粉がふいているもの
西洋かぼちゃではなく日本かぼちゃを選ぶ際には、皮の表面に白い粉が微かにふいているものがおすすめ。
完熟に関係しているのかはわかりませんが、この粉はかぼちゃが元気に育っていたサインなので品質を見極める手がかりとなります!
まとめ
以上、かぼちゃが水っぽい時の対処法や完熟かぼちゃの見極め方などについてお届けしました!
かぼちゃが水っぽい時は…
などの対処法が挙げられます!
煮物など甘く仕上げる料理には砂糖をふりかける方法、サラダなどあまり甘くしたくない場合には電子レンジを使った方法がおすすめです。
水分を飛ばすのが面倒な場合は、カレーやスープ、リゾットなど水分の多い料理に使ってあげましょう。味に甘みとコクがプラスされますよ♪
かぼちゃが水っぽい時の参考になれば嬉しいです♪