この記事では、シリカゲルを再生する方法(レンジ・フライパン・天日干し)についてまとめています!
シリカゲルは食品の乾燥剤として一緒に入っていたり、除湿マットに使われていたりとわたしたちの生活の身近にある存在在です。
実はこのシリカゲル、再生させて再び使うことができるんです((*´∀`))
シリカゲルにはAとBの2種類があって、それぞれで方法に違いはありますが、基本的には熱を加えることで再生することができます^^
A型は電子レンジやフライパン、B型は天日干しだけでもOKです♪
あ、再生できると言ってもいつまでも使えるわけではありません。なので、記事後半ではシリカゲルの寿命と交換時期についても説明していきます。
ぜひ参考にしてみて下さいね(*・∀-)☆
シリカゲルには2種類ある!AとBの違いについて解説!
再生方法の前にシリカゲルの種類について軽く説明しておきますね!
先程もお伝えしたとおり、シリカゲルにはAとBの2種類があります(´・∀・)ノ゚
見た目には分かりにくいA型とB型のシリカゲルですが、それぞれの特徴によって使われている場所が違います。
A型シリカゲル
A型シリカゲルは、お菓子や海苔などと一緒に入っている事が多い除湿剤です。普段の生活でもよく目にするのでなじみがあると思います^^
A型の特徴は、湿度が低い所でも吸湿する力が優れているところ。
食品の他にも薬や精密機械など湿度が大敵と言われるものには欠かせない乾燥剤です。
B型に比べると吸湿力自体は劣りますが、湿度が低い環境でも活躍するという点で優れています。
A型の再生は電子レンジやフライパンなどで高い熱を加える必要があります!
B型シリカゲル
次にB型ですが、特徴としてはA型よりも吸湿力が高いことに加え、湿度が低くなると自ら放湿できるという点が優れています。
A型は湿気を取り込むだけなのに対して、B型は湿度を吸ったり吐いたりして呼吸できるようなイメージでしょうか^^
湿度調整に優れていることから、寝具や靴、楽器の調湿などに使われていることが多いのが特徴です。大きいものでは建物の床材などにも使われているみたいです!
もちろんB型も再利用ができます。
ただし、B型は自ら湿度を放出できるので、高い熱を加えなくても天日干しだけでも十分です。
シリカゲルの再生する方法!B型は天日干しだけでOK♪
それでは、シリカゲルの再生方法をそれぞれ説明していきますね(σ^▽^)σ
A型シリカゲルの再生方法
A型は高い熱を加える必要があるので電子レンジを使って再生させるのがおすすめです。
耐熱容器にシリカゲルを移し、500Wでまずは30秒~1分を目安に温めましょう。
もちろん、シリカゲル自体の量によって温め時間は変わります。様子を見ながら少しずつ加熱してみてくださいね!
ここで大事な役割を果たすのが、シリカゲルと一緒に入っているインジケーターと呼ばれるものです。
青色のシリカゲルの粒が入っているのを見た事ありませんか?
簡単に言うと、この色付きの粒はシリカゲルによって吸収された湿気が満タンなのか、スカスカなのかを目に見える形で示してくれます。
お腹いっぱいに湿気を吸収すると、元々青色だったのがピンク色に変化します。
なので、電子レンジで再生する時は、このインジケーターが青色に戻れば再生完了のサインということになります^^
それから、少量を加熱する場合はほんとに少しずつ加熱しないと一気に温度が上がってまわりの袋が破れてしまうことがあります(経験済み)。
火傷もそうですがこうなってしまうと使えるかどうか微妙なので、加熱のし過ぎには十分注意してくださいね!
その他に、フライパンで炒る方法もあります。
インジケーターの色が青色に戻る様子を目で見ながら加熱できるので、レンジのようにめちゃくちゃになるまで加熱しちゃった!という失敗を防ぐことができます。
ただ、テフロン加工が施されたフライパンだと、シリカゲルを乾燥させる過程で傷がつく可能性があります。
なので、普段使いしていないフライパンを使ってくださいね。100均の安いフライパンとかで十分でしょう!
B型シリカゲルの再生方法
すでにお伝えしましたが、B型シリカゲルの再生方法は天日干しが適しています。
それだけ!?と思われがちですが、これがB型の特徴を活かした方法なんです!
B型は自力で放湿できるので、レンジやフライパンで高熱を加えなくても再生できるという点が最大のメリットなのです。
この方法のデメリットを挙げるとすれば、天候や季節に左右される点でしょうか。
夏の日中であれば直射日光にあてることで時間をあまりかけずに再生できますが、日差しの少ない冬はどうしても時間がかかってしまいます。
それでもレンジやフライパンなど準備したり、注視しておく必要がなく、放っておけば再生完了というのはラクですが♪
シリカゲルの寿命の見分け方!こうなったら交換の目安!
シリカゲルの寿命の見分け方ですが、交換の目安はメーカーによって様々なのが現状です。
半年で交換と説明しているメーカーもあれば、1年と言っているところもあり、シリカゲル自体をどのような環境下で使っているかによって交換の時期は変わるようです。
少し面倒に感じるかもしれませんが、シリカゲルの重さを測り、その重さが未使用の状態から何g増えたかによって判断することも可能です^^
最初の重さからの誤差が大きくなればなるほど、交換の時期は近づいていると言えるでしょう。
とう言うものの、1年以上使えることはほとんど無いようなので、半年~1年を目安に重さとの兼ね合いを見ながら交換を判断していくのがいいかもしれませんね♪
まとめ
以上、シリカゲルの再生方法についてお届けしました^^
パッと見だと同じに見えるシリカゲルですが、AとBの2種類があるなんて驚きですよね!わたしも今回調べるまで全然知りませんでした。
いろいろ書いてきましたが、再生方法を簡単にまとめると…
というシンプルなものになります(´・∀・)ノ゚
再生できる言ってもいつまでも使えるわけではありません。衛生的な問題もあるので、個人的には何度か再生したら新しいものと取り替える方が良いのかなと思います。
とりあえず今だけでも再生させたいという場合には、今回ご紹介した方法を試してみてくださいね♪