赤ちゃんが生後5ヶ月を過ぎると徐々に食べ物への興味も湧いてきて、いよいよ離乳食がスタートします。
離乳食作りって具材を細かくすり潰したり、食べやすいようにとろみをつけたり、量の割に手間がかかって大変ですよね。
しかも食べさせる際にはひとさじずつ、赤ちゃんの口に運んであげなくてはなりません。
離乳食を作って、食べさせるだけで結構な時間を取られてしまいます(-∀-`; )
ただでさえ家事や仕事もこなさなくてはならないので、できれば無駄な手間は省きたいもの。
もし離乳食をたくさん作って冷凍保存できたらとても助かりますよね。解凍してすぐに出せるなら大幅に時短ができます。
でも離乳食って冷凍しても大丈夫なのでしょうか。特にとろみをつけた状態でも冷凍保存できるのかが気になりますよね。
ということで今回は、離乳食のとろみは冷凍できるのかということと、上手なとろみのつけ方をご紹介します(´・∀・)ノ゚
離乳食のとろみを冷凍するなら片栗粉はダメ!
料理にとろみをつけると言えばまず片栗粉が思い浮かびますよね。
しかし残念ながら片栗粉はその性質上、冷凍には向きません。
片栗粉でとろみをつけたものを冷凍すると、とろみが消えてシャバシャバになってしまいます。
もしとろみ付けに片栗粉を使うのであれば、別で冷凍したペーストを解凍した後に水で解いて加えましょう。
でも、忙しい時にいちいち片栗粉を水で解いてとろみを調整するのは面倒ですよね。
そんな時は片栗粉の代わりに「コーンスターチ」を使う方法がおすすめです。
コーンスターチでつけたとろみは冷凍しても消えることがないので、解凍するだけで簡単に離乳食を用意することができます。
ただ、解凍した際に熱ムラが起こるので赤ちゃんがやけどをしないように注意が必要です。
与える際はよく冷ましてから食べさせてあげましょう。
離乳食のとろみを簡単につける方法を3つ紹介!
ここでは上記の方法以外で離乳食に簡単にとろみをつける方法を3つご紹介します。
市販品を使う方法
一つ目は、ベビーフードメーカーなどから離乳食用に市販されているとろみ剤を使う方法です。
こういった商品は水に溶いたり、加熱する必要がないのでペーストにそのまま加えるだけでとろみ付けができます。
ただ、片栗粉と同様冷凍するととろみが消えてしまうので、ペーストを解凍した後に加えましょう。
おかゆなどと混ぜる方法
食材のペーストをお粥に混ぜる方法でもとろみをつけることができます。
お粥なら一気にたくさん作ることもできますし、離乳の進み具合に合わせて濃度を調整できるのでいいですよね。
また、こちらは冷凍保存することもできるので作り置きにはもってこいです。
製氷用の器や、タッパーに入れて保存しておくと食事の際に取り出しやすくて便利でしょう。
ただし、冷凍しても徐々に劣化してくるので、作ってから1週間以内には使い切りましょう。
じゃがいもでとろみをつける方法
最後はじゃがいもを使用する方法です。
皮を剥いて茹でたじゃがいもを潰してペースト状にしたものを、水やスープなどで伸ばすことでとろみをつけることができます。
じゃがいものペーストは密閉した袋などに入れて冷凍しておけば、解凍して水分で伸ばすだけで離乳食を作ることができます。
こちらもお粥と同様、離乳の段階に合わせて硬さを調整できるのでおすすめです。
ひとこと。
離乳食は赤ちゃんが母乳やミルク以外で初めて口にする食べ物です。
単に栄養を摂取するだけでなく、食事を楽しむという感覚を身につけていく大切な時期でもあります。
だからこそ、たくさんのものを味わって欲しいですよね。
時短をしつつ様々な種類の離乳食のレパートリーを作って、家族みんなで食事の時間を楽しみましょう(*・∀-)☆