今回は、こたつ布団は干すだけで洗わないのはダメなのかどうかについて、わかりやすくおまとめしてみました。
結論からお伝えすると、こたつ布団は干すだけでは何のお手入れにもなっていません。
長期間使ったこたつ布団には様々な汚れがくっついているので、洗濯してその汚れを落としてから干さないの意味がないのです。(洗濯できない場合はクリーニング)
記事本文では、このあたりについてさらに詳しく解説するとともに、
などについてもお伝えしているので、ぜひ最後までチェックしてみてください^^
こたつ布団を干すだけではNG!しまう前は必ず洗濯してから!
冒頭でもお伝えした通り、こたつ布団は干すだけでしまってしまうのはダメです!
そんなことをしたら、オフシーズンの間にダニやらカビやらが発生して次に取り出した時にはもう使いたくなくなるような状態になってしまう可能性があります。
たしかに、こたつ布団は大きくて洗濯しにくいだけでなく、干してもなかなか乾かないという面倒極まりないアイテムです。
ですが、こたつ布団には冬の間にくっついた食べ物のカスや飲み物汚れ、そして使っている家族から出た皮脂や汗などがたっぷりついています。言うなれば非常に不衛生な代物なのです。
それを屋外で日光に当てて干したからと言ってキレイになるわけがありません。大きいゴミやホコリなんかは叩けばある程度落ちるかもしれませんが、繊維の中に入り込んだ汚れには無意味です。
そして、長期間使ったこたつ布団にはすでにそのおそらく「ダニー」がいるはず。目に見えないところで、食べかすや汚れから栄養をとっているのです。
このような状態のままキレイになったつもりで押入れにしまいこんでしまったら、オフシーズンの間はダニーにとって楽園ですし、湿気も手伝ってカビも大いに育つでしょう。
ダメな印象を残すためにあえてちょっと大げさに書きはしましたが、こたつ布団を干すだけで洗わないのはとにかく不衛生だということがおわかりいただけたかと思います。
なので、目立った汚れやゴミが見当たらなくても、こたつ布団をしまう前には必ず洗濯、もしくはクリーニングに出してキレイな状態にしてからしまうようにしましょう。
もちろんその時はそのままではなく、布団用の圧縮袋などを活用して他の場所からダニやカビがこたつ布団にくっつかないようにすることが大切です。
というわけで、こたつ布団は干すだけでは不衛生ということをお忘れなく!
こたつ布団の洗濯のやり方!製品の特徴ごとに詳しく解説!
こたつ布団を干すだけではダメなことがわかったところで、ついでにこたつ布団の洗濯方法について簡単にまとめておきましょう。
こたつ布団を実際に洗い始める前にまずすることは、そのこたつ布団についている小さなタグを確認することです。
ご存知だとは思いますが、ここにはそのこたつ布団がどういう洗い方が向いているのかが記載されています。
- 洗濯機OK
- 手洗いのみ
- 洗濯NG(クリーニング)
これらをタグに記載されている洗濯マークから判断し、そのマークの指示に従ってお手入れしてあげるのが基本となります(´・∀・)ノ゚
洗濯マークの意味がわからない人は、Panasonicさんの解説ページで確認してみてください。シンプルでわかりやすいですよ♪
この時点で自分で洗えないことが判明したら、無理せずクリーニング店にお願いするようにしてくださいね。クリーニングについては後半でお伝えします(´・∀・)ノ゚
洗濯機OKな場合の手順
手順①:大きなゴミやほこりを落とす
洗濯機に入れる前にこたつ布団を外に出して軽くパンパンと叩いて、表面のほこりを落としておきましょう。表面にほこりがついたままだと、洗濯機の中で再び布団にくっついてしまうことがあるので注意が必要です。
手順②:大きめの洗濯ネットに入れる
こたつ布団はかなり大きいので、布団が余裕を持って入るサイズの「布団用の洗濯ネット」があると便利ですね。布団が中でよれてしまわないように、しっかりとネットに入れてください。
手順③:洗濯機のコースを設定する
洗濯機の洗濯コースを「毛布モード」や「大物(厚物)モード」などに設定しておきましょう。これらのモードであれば大量の水でしっかり洗うことができます。
手順④:洗剤を入れる
できれば「おしゃれ着用洗剤」を使うのがおすすめです。その方が布団の生地や中綿を優しく洗うことができます。
手順⑤:脱水は短めに設定する
脱水はできるだけ短く設定しましょう。こたつ布団の洗濯はココが重要です!
布団は水を含むと重くなりやすく、長時間の脱水は生地を傷めてしまう原因になるので長時間の脱水はおすすめできません。
手順⑥:風通しの良い場所でしっかり乾燥させる
洗濯後はすぐに布団を取り出して、風通しのいい場所で干しましょう。晴れた日に外で干すと、日光と風でしっかり乾かせますよ^^
布団の両面をしっかり乾かすために、数時間ごとに裏返すのもお忘れなく!
洗濯機NGな場合の手順(手洗いのやり方)
手順①:大きなゴミやほこりを落とす
手順②:浴槽にぬるま湯をためる
浴槽に少量のぬるま湯をためましょう。洗濯機で洗うよりも手洗いの方が布団をいたみにくいですが、重さがあるのでお風呂場など広い場所で行う方がやりやすいと思います。
手順③:おしゃれ着用洗剤を溶かす
ぬるま湯におしゃれ着用の洗剤をよく溶かします。直接布団に洗剤がつくとムラになってしまうことがあるので、しっかりとお湯全体に溶かしておくのがポイントです!
手順④:こたつ布団を押し洗いする
こたつ布団をぬるま湯の中に沈め、優しく押し洗いします。もみ洗いは中綿が寄ってしまうことがあるので、優しく押し洗いを繰り返すやり方が向いています。
あまり汚れていない感じであればこれでOKですが、汚れがひどい場合は一旦お湯を捨てて入れ替え、こたつ布団を裏返してもう一度同じように押し洗いをしてください。
手順⑤:泡がでなくなるまでしっかりすすぐ
こたつ布団の汚れが取れたら、ぬるま湯を入れ替えて数回以上すすぎます。洗剤が残ると布団の品質が落ちてしまうので、洗剤の泡がでなくなるまでしっかりすすぎましょう!
手順⑥:しぼらずに水を切る
ぬるま湯を吸って重くなったこたつ布団を浴槽のふちにかけ、軽く押しながら水分を抜いていきましょう。こたつ布団はしぼるとあまり良くないので、重力の力で水気を切るのがおすすめです!
手順⑦:風通しの良い場所でしっかり乾燥させる
洗濯機で脱水していないので乾くまでに時間がかかる場合が多いですが、適度にひっくり返しながら生乾きにならないようしっかり乾燥させてくださいね!
こたつ布団のクリーニングについて!料金の相場をチェック!
最後に、こたつ布団をクリーニングに出した場合の料金相場やどれくらいの日数がかかるのかについて補足しておきますね。
わたしが調べてみたところ、こたつ布団のクリーニング料金の相場は大体2,500円~3,500円の間くらいにおさまっていることがわかりました。
それぞれのクリーニング店の料金設定やこたつ布団の種類によって料金にバラツキが出るので、一社だけでなく近所のクリーニング店の料金を比較してからお願いした方が良さそうです。
あと、こたつ布団をしまうくらいの季節になると、毛布など厚物系の割引クーポンが発行されるケースが多々あります。
なので、お願いする可能性のあるクリーニング店のSNSをチェックして、できるだけフォローしておくことをおすすめします!
そのまま出すのに比べるとかなりお得になる場合が多いので、ぜひチェックしてみてくださいね!
あと、クリーニング店に持ち込んでお願いした場合の仕上がり日数は、大体どこも1週間くらいかかるようです。
バタバタしないためにも余裕を持って早めにお願いしたいところですね^^
こたつ布団は干すだけではダメな件についてのまとめ
ワンシーズンたっぷり使ったこたつ布団は、目に見えないゴミや汚れ、そしてダニーさんがくっついている非常に不衛生な状態です。
つまり、洗濯せずにその状態のまま干すだけでは何の手入れにもなっていないということになります。
なので、こたつ布団をしまう際は必ず洗濯、もしくは手洗いして、染み付いた汚れをしっかり落とした状態で風通しの良い場所に干すようにしましょう!
そうすることで、来シーズンも気持ちの良い状態で使い始めることができます。
あと、くどいようですが洗濯マークで洗濯も手洗いもダメなことがわかったら、クリーニング店にまかせるようにしてくださいね。
へたに自分で洗ってしまうとせっかくのこたつ布団がダメになってしまいますので無理しないようにしましょう!