この記事では、浄水器にお湯を通してしまった場合の対処法についてまとめています!
当たり前のように浄水器を使っていると、ついうっかり浄水器にお湯を通してしまった!なんてことがよく起こります。
「このまま浄水器を使い続けてもいいの?」
「このお湯は飲んでも大丈夫なの?」
と心配になってしまう人も多いことでしょう(´Д`。)
結論からお伝えすると、浄水器にお湯を通してしまった時はしばらく水を通しておけば問題ありません。
ただ、浄水器を通したお湯を飲むのはやめておきましょう。飲めないわけではありませんが、あまり飲用には適していませんので!
ということで今回は、浄水器にお湯を通してしまった場合の対処法に加え、そのお湯を飲まない方が良い理由、あんぜ浄水器にお湯を通してはダメなのかについて解説してみます!
浄水器にお湯を通してしまった場合の対処法は?
もし不注意で浄水器にお湯を通してしまった場合は、とりあえず冷たい水をしばらく流し続けるようにしてください。
え、それだけ?って思うかもしれませんが、対処法としてはそれだけで十分です!
というのも、お湯を通してしまった浄水器のフィルターは熱を持ってしまっているので、とりあえず冷たい水で温度を下げてあげるのが優先なのです。
浄水器のフィルターが熱を持ったまま時間が経つと、フィルターは少しずつ劣化していきます。そして、そんなことを繰り返しているといつかは劣化してダメになってしまうのです…。
なので、浄水器にお湯を通してしまった場合は、とにかく水を流す。これを徹底してくださいね!
ちなみに、しっかり水で冷やした後の浄水は普通に飲んでもらって大丈夫です^^
浄水器に通したお湯は飲んでも大丈夫?
浄水器に通してしまったお湯についてですが、このお湯は飲まずに処分することをおすすめします!
なぜなら、浄水器を通って出てきたお湯はキレイで体に良い安全な水とは言えないからです。
後で詳しく解説しますが、浄水器を通ったお湯は不純物質が多く残っている可能性があります。そんな不安な水は、あまり口にしたくないですよね(´Д`。)
どうしてもそのお湯を使いたいというのであれば、手間ですが一度煮沸させてから使うようにしましょう。
また、浄水器を通ったお湯が心配な点はもう一つあります。
そもそもの話になりますが、浄水器を通って出てくるお湯は給湯器を通っているお湯だということです。
給湯システムにもよりますが、エコキュートなどのお湯はメーカー自体が飲用を控えるか、一度煮沸してからの使用を推奨しています。
なので、浄水器からというよりも給湯器からのお湯という点で、飲用は避ける方が無難というわけです。
浄水器にお湯を通すのがダメな理由について解説!
ここでは、なぜ浄水器にお湯を通すのがダメなのかについて説明していきます!
理由は大きく分けて以下の3となります(`・ω・´)ノ
不純物が溶け出す
浄水器は、ほとんどのメーカーが35℃以下の水で利用してもらうことをおすすめしています。
理由は35℃以上のお湯を浄水器に通してしまうと、カートリッジの中の濾過材が熱で膨張し、今まで捕まえていた不純物がお湯の中に溶け出してしまうからです。
つまり、浄水器なのに濾過能力がガクンと低下してしまうわけです。
そうなると、せっかく浄水器で綺麗になるはずだった水が、不純物質が溶け出した状態の水に変わってしまいます。つまり、体にとって不安が残る水ということです。
浄水器を通したお湯を飲まない方が良いというもうひとつの理由がまさにこれなんですね!
本体の劣化が進む
35℃以上のお水を通すことで、浄水器本体の劣化も進んでしまいます。特にカートジッリ内のフィルターは決して熱に強い素材ではありません。
あまりに高温の水(お湯)を通してしまったり、40℃前後のお湯をしばらくの時間使ったりしてしまうと、本体の劣化や故障の原因になってしまいます。
そして、特に注意したいのが冬場です。
冬場は洗い物をする時に給水の設定温度を高くしてしまっていることが多いかと思います。そして洗い物が終わった後その温度設定のまま浄水器にお湯を送ってしまう…。
お湯で洗う方が食器に付いた油汚れも取れやすいので、ついついやってしまいがちなミスです。
温度を下げるのを忘れがちな人は温度を35℃以下に設定しておきましょう。
そうすれば、浄水器お湯を通してしまっても本体やフィルターにかかる負担は少なくてすみます^^
まとめ
以上、浄水器にお湯を通してしまった場合の対処法についてお届けしました。
浄水器にお湯を通してしまった場合は、とにかくお水を通して浄水器を冷やしましょう。対処法としてはそれで十分です^^
あとはそれを繰り返さないように注意してくださいね。何度もお湯を通してしまうと、本体やフィルターの劣化を早めてしまうので。
冬場の温度設定は要注意です(`・ω・´)ゞ