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たけのこの瓶詰の空気は大丈夫!?失敗の原因と見分け方について解説!

この記事では、たけのこの瓶詰の空気は大丈夫なのかについてまとめています^^

『たけのこは足が早い』とよく言いますが、瓶詰にすると保存期間が一年ものび、とっても便利な食材になってくれます。

しかし、いざ脱気してみたものの気泡が浮かんでいて「もしかしてこれって失敗なのかしら?」と不安になってしまってしまう人も多いかもしれませんね。

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結論からお伝えすると、一見気泡が入っていると失敗しているかのように見えますが、実は必ずしもその状態が失敗と言うわけではありません

そして、わざわざ瓶を開けなくても失敗しているかどうかを確認する方法があります。

たけのこの瓶詰に空気が入って不安になっている人は、ぜひ参考にしてくださいね(*・∀-)☆

たけのこの瓶詰に空気が入っていても失敗とは限らない!

先ほど『空気が入っていても失敗ではない』という事をお伝えしましたが、脱気後に気泡が発生しても何故失敗ではないのかという部分から解説していきたいと思います!

失敗じゃない理由

そもそも瓶の中に発生している気泡…あれは空気ではありません。

実は「水蒸気」なんです。

瓶を茹でている時に外側から熱を与えられて温められた結果、内側にある水が蒸発して水蒸気となったものがあの気泡の正体というわけなんです。

ですので、水である水蒸気は空気とは違い、酸化の原因とはなりませんので、一見気泡として浮かんでいても失敗という扱いにはならないという事なんですね^^

ちなみに、瓶の中で発生した水蒸気ですが…徐々に膨れ上がって、やがて他の気体を追い出すほどに肥大化します。

水蒸気とは呼んで字の如く、熱で蒸れた状態の時に発生する気体ですので、瓶の熱が冷めると同時にしぼんでいき最後は消えてなくなります。

なので、気泡が発生しても焦らず「今は変化している時なんだな」と落ち着いて見守りましょう♪

空気が入ってしまうのはなぜ?

作業後でも空気が入ったままの状態になってしまうのは以下のような事が挙げられます。

  • ふたがしっかりと閉まっていない(又は曲がるなどして歪んでいる)
  • たけのこの量が少なく、中がスカスカの状態
  • 中の水が足りず、たけのこ全体が水に浸かりきっていない
  • 瓶の煮沸消毒が不十分もしくは冷めているなどそこまで熱を持っていない状態で作業を行った

    これらの状態ですと、瓶に空気が非常に入りやすくなってしまいます。

    特に煮沸消毒は瓶詰をする上で非常に重要な作業です。

    瓶を温める事によって、先ほどもお伝えした通り、水蒸気が膨張して瓶一杯に広がり、中の余分な気体を外に追い出そうとします。

    この時に脱気を行う事によってまるで炭酸ジュースを開けた時のように「シュッ」という軽快な音を放ちながら空気が抜けていく…というわけです。

    もし音がしない場合は再度ふたを閉め直してチャレンジしてみてくださいね!

    ※くれぐれもふたを開け過ぎないようにして下さい。空気が入ってしまいますので。

    それでもダメなら、手間ですが瓶を再度温め直す事おすすめします。

    ここを怠ると品質・衛生面にも影響を及ぼしてきますので、くれぐれも注意しましょう!

    空気が入らないようにするコツとは?

    空気が入らないようにするコツとしては、

  • 瓶詰の際にふたをキツく閉め過ぎない
  • ふたを閉める際に瓶を軽く揺するなどして空気を抜かす
  • などが挙げられます(´・∀・)ノ゚

    ふたをキツく閉め過ぎると脱気の際になかなか開けられず、手間取って瓶の熱が冷めてしまったり、無理矢理開けようとした反動でふた勢いよく開きすぎて空気が入ってしまう可能性があります。

    ですので、これらの点には充分にご注意ください。

    また、瓶を揺するなどして予め中にある気体の量を減らすのも効果的です♪

    空気が抜けきった時ってどうやって判断するの?

    では結局どういった状態になれば正解なのかというと、

  • 瓶が冷めた時にふたがしっかり真ん中にへこんでいる状態
  • になっていれば大丈夫といえます。

    というのも、瓶詰の中の水蒸気がなくなっていくと同時に気圧が変化し、外側に向かって膨張していたものが今度は内側に向かった圧力となって引っ張るため、その勢いにつられてふたが引っ込むというわけですね。

    なので、完全に抜けきったかどうかはふたのへこみ具合で判断が出来ます。

    ふたのへこみを触った時にペコペコと音が鳴るようなら、それは完全に真空状態になっていません。

    音がしなくなるまで待ちましょう!

    これを怠ると、密封されていない状態になるので細菌が発生しやすく腐敗してしまいますのでご注意ください。

    はい、以上がたけのこの空気の問題に関する情報のまとめになります!

    なんだか調理というより化学実験のようでしたね^^

    さて、『腐敗』というワードが出てきましたが、瓶詰は腐敗した時は一体どのような状態になるのでしょうか?

    次の項目から解説していきたいと思います!

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    たけのこの瓶詰に濁り!?失敗かどうかの見分け方を解説!

    瓶詰が上手くいったと思ってしばらく保存していると、

    「なんだか水が濁っている!?」

    「開けてみたらもの凄く臭かった…」

    という状態に遭遇した方もいらっしゃるかと思います。

    残念ながら、それらは瓶詰に失敗している状態です。

    ここではどういった状態が瓶詰の失敗になるのか解説していきたいと思います!

    濁りがある

    もし瓶の中が白く濁っている場合は、中で細菌が繁殖している状態だと思われます。

    異臭

    開けた瞬間から強い異臭を感じる場合は、腐敗しています。

    ふたが膨らんでいる

    中が真空状態になりきれておらず、空気が溜まってしまっている状態です。

    そのまま放置すると細菌が発生して腐敗する可能性大です。

    これらは全て食べれる状態ではないので、もったいですがすぐに処分しましょう。

    せっかくつくった瓶詰です。こうしたもったいない状態にならないためにはどのような対処すればいいのでしょうか?

    次の項目で解説していきたいと思います!

    たけのこの瓶詰に失敗する原因と対処法をまとめ!

    ここでは状況ごとにその失敗が発生した原因と、その時の対処法をまとめていきます!

    濁りがある場合

    白く濁るのは、

  • 瓶詰がうまくいっていない
  • たけのこのあく抜きが足りていない
  • などが、理由として挙げられます。

    瓶詰をする前に、

  • たけのこのあくをしっかり抜く
  • 使用する瓶の煮沸消毒を徹底する
  • などを気をつけて作業しましょう。

    瓶詰をする際もなるべく空気が入らないように注意してくださいね。

    異臭がする場合

    煮沸消毒、脱気が両方出来ていない可能性があります。

    煮沸消毒は医療の現場でも重宝されている昔ながらの消毒方法で、温度によって耐性のある菌の種類が違います。

    この場合は100℃近くで熱した後、50℃以下になる前に作業し終えましょう。

    瓶はしっかりと消毒する事によって、細菌発生の防止になります。

    また、脱気を怠らないようにしましょう。

    ふたが膨らんでいる場合

    細菌繁殖防止のためにしっかり脱気を行いましょう。

    又、ふた自体が歪んで使い物にならなくなっている可能性があるので、作業する前にふたの状態を確認する事をおすすめします。

    以上が失敗と考えられる原因と対処法のまとめになります!

    やはり衛生面は大事という事ですね^^

    まとめ

    以上、たけのこの瓶詰の空気は大丈夫なのかについてお届けしました!

    瓶詰は非常にデリケートな保存方法になりますが、足が早いたけのこを保存する上ではとても役立つやり方です^^

    瓶詰の脱気に関する要点をまとめると、

  • 瓶に気泡が浮かんでいても絶対に失敗という事ではない
  • 煮沸消毒・脱気はしっかりと
  • 脱気は「シュッ」という音がするまで
  • の3つになります(´・∀・)ノ゚

    せっかく作った瓶詰がダメになるのは残念すぎます。

    たけのこの瓶詰をする際は、これらの点を守って作業して下さいね^^

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