今回は、クッションフロアに色移りした時の落とし方をいくつか紹介していきます♪
賃貸マンションの床材としてよく使われるクッションフロアですが、いつ間にか色移りしてた…なんてことはありますよね。
小さいお子さんがいるお家だと、子供が床に落書きしてた!という話もよく聞きます(>_<) とりあえず拭いて落ちれば安心ですが、そうはいかない時もありますよね。 そんな時に色移りを落とす方法がいくつかあるんです! [quads id=1] 色移りの原因にもよりますが、軽い色移りであれば家にある洗剤で落とせる可能性がありますよ。
あと、賃貸の場合は色移りがひどい時は原状回復を求められることもあります。
その場合の費用の相場と、そうならない為の予防策も解説していますの是非、参考にしてみて下さいね!
クッションフロアの色移りの落とし方!まずはこの方法を試して!
それでは、クッションフロアの色移りの落とし方をいくつか紹介していきます。
色移りの原因にもよりますが、まずはこれらの方法を試してみてください!
弱アルカリ性洗剤を使う
油性ペンやチラシのインクの色移りなどは弱アルカリ性洗剤をを試してみて下さい^^
あまり聞き慣れない名前ですが、弱アルカリ性洗剤は食器用洗剤や洗濯洗剤の種類のひとつです!
家にあるいくつかの洗剤を確認してみて、弱アルカリ性洗剤であればそれを使って問題無しです!
重曹やセスキ炭酸ソーダも弱アルカリ性なので、こちらで代用しても大丈夫ですよ♪
落とし方
用意するのは、弱アルカリ性洗剤とスポンジです。
スポンジに洗剤を含ませたら、色移りした部分を優しく擦ります。
終わったら、水で固く絞った布でふき取って終わりです!
注意点
これでも色移りが残っていれば、研磨剤入りのクリームクレンザーを試してみて下さい。
ただし、研磨剤が入っているのであまり強く擦らないように注意しましょう。
ゴシゴシやりすぎると、クッションフロア自体を傷めてしまう原因になるので気をつけて下さいね^^
消しゴム&無水エタノールを使う
油性ペンの色移りが割としっかりついてしまった場合は、この2つを使って対処しましょう。
合わせ技を使うことで、より落としやすくなるかもしれません^^
落とし方
まずは、色移りした部分を消しゴムで優しく擦ります。
簡単な色移りを落とした後は、エタノールを乾いた布に含ませて、染み抜きをするような要領でトントンと叩きながら色移りを落とします。
落ち具合を確認しながら、これを何度か繰り返します。
インクの色移りが落ちたら乾いた布でふき取って終わりです。
注意点
エタノールは無水エタノールと書かれているものの方が効果を発揮しやすいですよ。
ただし、引火しやすい性質があるので、必ず換気をしながら行って下さいね。
肌が弱い人は、手荒れしないようゴム手袋をしておくと安心です♪
中性洗剤を使う
水性ペンなどの色移りは、中性洗剤で落とせることが多いですよ。
クッションフロア自体の特長として、弾力性に優れ、水に強い性質があります。
なので、水性ペンの場合は比較的、色移りは落としやすいかもしれません。
まずは水拭きをしてみて、それでも落ちなかった場合は、中性洗剤を使いましょう。
落とし方
用意するのは、家にある食器用洗剤がお手軽ですね^^
水で薄めた中性洗剤を布に含ませて、色移り部分を優しく擦ります。
色移りが落ちたら、別の乾いた布でふき取って終わりです♪
注意点
こちらも、クッションフロア自体を傷めないよう優しく擦るように注意してくださいね!
クッションフロアの色移りが落ちない場合はどうなる?
賃貸マンションでは、クッションフロアの色移りが落ちない場合は、残念ながら原状回復として張替えを求められることがあります。
ここでは、万が一、張替えになってしまった場合の費用の相場を少し解説しておきますね。
業者や張替えの工法にもよりますが、1㎡あたりは3,000円〜4,000円ほどです。
えっ!張替えって意外と安く済むんだ!と思いませんでしたか?
ここで注意しおておきたいのは、色移りした部分だけのクッションフロアを張替えるというのは難しいということです!
どこの業者も、色移りしたクッションフロアの部屋全体を張替える工法で行っているようです。
なので、10㎡(6帖くらい)の部屋であれば、最終的に30,000円〜50,000円くらいになってしまいます。
引っ越しする時に、こんな高いお金を払いたくないですよねヽ(゚Д゚*)ノ
出来れば、色移りをしないように日頃から注意しておきたいものです。
クッションフロアの色移りを予防するためのポイントまとめ!
ここでは、色移りをさせない為に、日頃から気をつけるべきポイントをいくつかまとめていきます。
高い張替え費用を払わなくて済むように、是非参考にしてみて下さいね!
家具に付いているゴムからの色移り
よくコタツやベッドの脚には床に傷が付かないように元々ゴムが貼られていることがあります。
これが見落としがちなポイントで、床に傷は付けないのですが、色移りは招いてしまいます。
「ゴム汚染」といって、コタツやベッドなどあまり動かすことない家具でよく起きるんです。
これを防ぐためには、脚部分の下にジョイントマットやシリコンゴムシートを挟んでおくといいですよ^^
ジョイントマットのように厚みがあるものを敷いておけば、家具自体の重みでクッションフロアが凹んで傷んでしまったなんてことも防げるので、さらに安心です♪
クッションカバーからの色移り
意外かもしれませんが、クッションカバーからの色移りも要注意です!
最近では、床に直置きしてくつろぐタイプの大きなビーズクッションがあります。
こういうタイプのクッションは置きっ放しにしてしまうことが多いですよね。
1〜2時間、床に置いていただけでは色移りしませんが、何日間も同じ場所に置きっ放しだと、クッションフロアに色移りしてしまいます。
これを防ぐには、床に置きっ放しにしないことが重要です。
こまめに床から上げておくと色移りを防ぐことができますよ^^
チラシなどの印刷物も要注意!
チラシや説明書などの印刷物、他にもリボンなどの染料もいつ間にか色移りしていることが多くあります!
先ほどのクッションカバーもそうですが、床に長時間置きっ放しにすると色移りが起こるので、その点だけを注意すれば、クッションフロアへの色移りは防ぐことができますよ!
まとめ
以上、クッションフロアの色移りの落とし方についてお届けしました^^
小さな子供のイタズラ書きも注意したいですが、大人でもうっかりやってしまうことが多いはずです。
気付いた時にはショックですが、それでも、できるだけ早く対処出来れば、自力で色移りを落とすことも可能です!
クッションフロアの色移りに気付いたら、スピード勝負です!
これらで落とせないか、是非チャレンジしてみて下さいね♪
そして、賃貸マンションでは、退去時の原状回復が基本です。
張替えなどで高い費用を払わなくて済むように、日頃から色移りを予防することもお忘れなく^^