フッ素加工のフライパンは焦げにくく、汚れも落としやすいのでとっても便利ですよね。
わたしは普通サイズ、卵焼き用、煮物もできる深めのフライパンと何種類かを使いわけしています^^
そんなフライパンですが、消耗品なのでいつかは寿命がきて買い替えが必要になります。
では、どんな時が買い替え時なのでしょうか?
フッ素加工のフライパンの寿命は、焦げ付くようになってきた時です。そのタイミングで買い買えるのがおすすめです!
使い方にもよりますが、大体1年~2年で焦げ付くようになってくることが多いようですね。
ということで今回は、フッ素加工のフライパンをできるだけ長く、安全に使うためにはどうしたら良いかについてまとめてみました。
フッ素加工の特徴を理解して、正しく使いましょう(*・∀-)☆
フッ素加工のフライパンの寿命は?
繰り返しになりますが、フッ素加工のフライパンは焦げ付くようになってきた時が寿命です。
使い方によって違いますが、平均で1年~2年程度、丁寧に扱って2~3年位でしょうか。毎日のように使っていると1年もたないこともあります。
わたしがよく炒め物で使っているフライパンも1年位で焦げ付くようになったように思います。
焦げ付いてしまう理由は、表面のコーティングが剥がれてしまうからです。
模様つきのフライパンなら、柄が薄くなったりしてきていたら、コーティングが剥げてきている証拠ですからわかりやすいですね。
ダメになってしまう理由は、コーティングに使われているフッ素樹脂が高温や温度変化に弱く、傷がつきやすいこと。
ですから、長持ちさせるためには高温ではなく、中温以下で調理することが重要です!
mた、フライ返しやへらなどは金属製などの固い物ではなく、木べらやシリコン製のものを使うことで、傷がつきにくくなりますよ!
フッ素加工のフライパンの焦げ付きの正しい洗い方は?
フッ素加工されたフライパンの洗い方は次の通りです。
使い終わったらすぐにペーパータオル等で汚れをふき取り、やわらかいスポンジで洗い流します。
洗い方の参考として下記に動画を貼っておきますので、よければ参考にしてみてください!
フッ素加工されたフライパンは急な温度変化に弱いので、洗い流す時は冷ましてから水で洗うか、熱いうちならお湯を使って洗い流すと温度差が少ないため、コーティングがはがれにくくなります。
わたしは熱いうちに水をかけた時の、”ジューッ”という音が大好きなのですが、これは絶対にNGです。
これをやってしまうと、フッ素加工に大きなダメージを与えてしまうことになりますので要注意です!
やわらかいスポンジでは洗い流せないほど、焦げ付きができてしまった時はお湯を使うのがおススメです。
お湯をフライパンにたっぷり注ぎ、しばらく放置しておきましょう。そうするとお湯が焦げをふやかしてくれます♪
ふやけた汚れはスポンジで優しく洗えばキレイになりますよ。
ゴシゴシこすり洗いをしてしまうと、コーティングが傷ついてしいますから、やめておきましょうね!
フッ素加工のフラパンを空焚きしてしまった時の対処法は?
フッ素加工のフライパンを空焚きしてしまうと、有害物質が発生する可能性があります。
まずは火を止めて、窓を開けるなどの十分な換気を行ってください。
フッ素加工のフライパンを5分ほど空焚きすると、フライパン温度は350℃位になってしまい、350℃辺りを超えると有害物質やガスが発生すると言われているからです。
もし体に異常を感じた時は念の為病院を受診してくださいね(`・ω・´)ノ
空焚きしてしまったフライパンから有害物質等が発生するのは熱いうちだけなので、冷めてしまえば使っても特に問題はありません。
ただ、コーティングがはがれてしまっている可能性があるので、使ってみて焦げ付いてしまうようであれば処分してしまった方が良いでしょう。
有毒物質が発生すると聞くとなんだかフッ素加工そのものが不安になってしまいますね。
でも、フッ素加工のフライパンで安全性に気を付けなければいけないのは空焚きした時位なので、過度に心配する必要はありませんよ!
ウインナーを数本だけ焼いている時などは、食材がのっていない部分は空焚きと同じ状態になってしまいますので気を付けてください。
そうそう、剥がれたフッ素コーティングを食べてしまった場合はどうでしょうか。
普通に利用していても摩擦などにより、徐々にコーティングは剥がれてしまいます。コーティングが一緒に調理されて、知らないうちに食べてしまうということは十分ありえますからね!
でも大丈夫。このコーティングは食べてしまっても体には吸収されず、そのまま排出されますので心配はいりません^^
まとめ
フッ素加工のフライパンは使い方次第ですが、1年から2年くらいでコーティングがはがれて、焦げ付くようになることが多いようです。
フッ素加工のフライパンは焦げ付くようになった時が寿命です。
フッ素加工は熱と摩擦に弱いため、調理の際は中~低温で、木べらやシリコン製のへら等柔らかいものを使うのがポイントです。
また、洗う時はやわらかいスポンジで優しく洗いましょう。そうすることで、コーティングが長持ちします^^
焦げ付いてしまった場合はお湯につけておくと焦げ付きがふやけて、やわらかいスポンジでも十分汚れを落とすことができます。
空焚きをしてしまうと、有害物質等が発生してしまう可能性がありますから、絶対に避けるようにしてください。
もし空焚きをしてしまったら、すぐに火を止めて換気をしてくださいね!
剥がれたコーティングは知らずに食べてしまっても、そのまま排出されますので体に害はなく安全です。
体に害がないとはいっても、コーティング入りの料理を食べるというのも気持ちの良いものではありませんよね。
お値段も手ごろなものも多くありますから、焦げ付くようになってきた寿命と思って買い換える方が良いでしょう^^