炊飯器は白米を炊くだけでなく、炊き込みご飯やピラフなどの米料理や野菜たっぷりのスープ料理、豚肉や鶏肉を使った煮込み料理、スイーツなど様々な料理が作れる便利な調理器具です。
使い終わった炊飯器の内釜をしっかり洗っておかないと、ご飯や料理にヘンな色やニオイがついてしまい、仕上がりや見栄えが悪くなってしまう恐れがあります。
ということで今回は、炊飯器の内釜についた汚れを簡単に落とす洗い方や注意点などを紹介します!
炊飯器の内釜をどう洗ったらいいのか、いつもの洗い方で合っているのか不安な時の参考にしてみてくださいね^^
炊飯器の内釜の洗い方について詳しく解説!
炊飯器の内釜は米が直接触れる場所となるので、毎回しっかり洗うことが何より重要です。
内釜を洗わないままにしておくと、米粒がこびりつくだけでなくカビ発生の原因にもなります。美味しいご飯を炊くためには、使用後の内釜は必ず洗ってくださいね!
炊飯器の内釜を洗うために用意するものは、食器用洗剤と柔らかいスポンジです。
金属製のタワシやナイロン製のタワシは内釜を傷つけてしまうので、絶対に使わないようにしましょう。
食器用洗剤は必要ないという意見もありますが、内釜にこびりついた米粒や油汚れをしっかり落とすために必要となります。
洗い方について少し詳しく説明していきますね(´・∀・)ノ゚
炊飯器の内釜を洗うためには、まず水を入れて浸しておきます。
炊飯器の内釜につく汚れの原因には、ご飯に含まれるデンプン質があります。デンプン質は水に浸けておくと粘着性が弱まるので汚れが落としやすくなります。
柔らかいスポンジに食器用洗剤をつけて泡立たせてから、力を入れずに優しく炊飯器の内釜を洗いましょう。
ゴシゴシとこするように内釜を洗うと、コーティングを傷つけてしまうことがあるので注意してくださいね!
洗い終わったら炊飯器の内釜についている水気を柔らかい布で良く拭き取り、乾燥させます。洗った後、すぐに使いたい場合はキッチンペーパーで水気を拭き取りましょう。
見た目がキレイに見えていても、炊飯器の内釜にデンプン質などの汚れが残ったままにしておくとカビや細菌のエサになってしまいます。
カビや細菌を発生させないように、使用後はしっかり汚れを洗い落とすようにしてください!
炊飯器の内釜を洗ってもニオイが気になる時は、クエン酸で除菌と消臭をしてみるのもおすすめです。
炊飯器の内釜にクエン酸を20グラム入れてから、3割ほどの水を注ぎ炊飯をスタートさせます。炊飯完了後、しっかりと冷ましてから水を捨てればOKです^^
次に内釜と内蓋、蒸気キャップを食器用洗剤をつけた柔らかいスポンジで洗っていましょう。
また炊き込みご飯や肉を使った煮込み料理など作った時の油を含む汚れが気になる時は、重曹を使ってみてください(´・∀・)ノ゚
重曹には防臭効果があるといわれています。重曹5グラムを内釜に入れ、3割ほどの水を注ぎ炊飯をスタートさせます。
炊飯が完了したら電源を切り、約1時間放置することで汚れが浮き上がり落ちやすい状態になりますよ!
その後水を捨て、内釜と内蓋、蒸気キャップを食器用洗剤をつけた柔らかいスポンジで洗えばお掃除完了です^^
炊飯器の内釜の洗い方に関する注意点をおまとめ!
炊飯器の内釜を正しく洗わないと、ご飯を美味しく炊くことができなくなることがあります。炊飯器の内釜を洗う時に気をつけたい注意点には、どんなことがあるのでしょうか。
ひとつずつ簡単に説明していきますね!
ご飯を入れたままにしない
炊いたご飯を入れたままにしておくと、米粒が乾燥して内釜にこびりつきやすくなってしまいます。炊いたご飯は、なるべく早く保存容器などに移しておくのがポイントです。
タワシは使わない
炊飯器の内釜には焦げ付かないようにフッ素樹脂でコーティングしてあります。タワシを使って炊飯器の内釜をこすって洗うと、コーティングが剥がれてしまい焦げ付きの原因になります。
またスポンジについている研磨粒子部分もコーティングを剥がす原因になるので、使わない方が無難です。
食器洗い乾燥機は使わない
食器洗い乾燥機の内部は約60~80度の高温になることがあり、専用の洗剤にはアルカリ性が多いだけでなく漂白剤や重曹が含まれています。
食器洗い乾燥機で炊飯器の内釜を洗うと、細かい傷がついて剥がれてしまう可能性があります!
スプーンやフォーク、食器を入れない
炊飯器の内釜にスプーンやフォーク、食器などを入れて水に浸けておくと、接触した部分が摩耗したり、衝撃によってコーティングが剥がれる原因となります。
入れておきたい気持ちはわかりますが、あまりおすすめはできません。
洗剤はしっかり洗い流す
食器用洗剤で汚れを落としたら洗剤が残らないように、しっかりとすすぎ洗いをしてください。炊飯器の内釜に洗剤が残っていると、次にご飯を炊いた時に洗剤のニオイがついてしまいます。
洗い終わった後は水切りカゴに置く前にすすぎ残しがないかチェックしてくださいね!
内蓋も洗う
炊飯器の内蓋にはデンプン質がこびりついています。またゴムパッキンにも汚れが溜まりがちです。
使用後は内蓋を炊飯器から取り外して、水に浸けてデンプン質をふやかしてから食器用洗剤をつけた柔らかいスポンジで洗いましょう。
内蓋とパッキンは誰もが忘れがちなパーツですが、定期的にお掃除することで炊飯器を衛生的に保つことができます^^
まとめ
以上、炊飯器の内釜の洗い方についてと届けしました。
炊飯器の内釜についた汚れが、米を炊いた時にできたデンプン質なら水に浸けてから洗うと簡単に落とすことができます♪
炊き込みご飯やピラフなどの米料理、豚肉や鶏肉を使った煮込み料理だと油が汚れとして炊飯器の内釜についてしまうので、食器用洗剤をつけた柔らかいスポンジでこすって洗いましょう。
外釜は内釜のように毎回洗う必要はありませんが、米粒が入り込む、またはデンプン質を含んだ水がたれたなど汚れを放置したままで使うと、外釜の熱によって焦げつきが発生して美味しいご飯を炊くことができなくなります。
外釜に汚れを見つけた場合は、柔らかい布で拭き取ってくださいね!セスキ水を含んだ柔らかい布で拭くとしつこい油汚れも落とすことができます。
炊飯器は白米や料理を作るために欠かすことのできない調理器具です。長く使えるようにするには、使用後の手入れがとっても重要です。
しっかりと手入れをして、炊飯器で料理を楽しんでみてくださいね^^