
この記事では、「引っ越しでは不要な家具や家電は捨てた方が安いのか?」という疑問について詳しく解説していきます^^
都内のワンルームへお引っ越しを予定されている方なら、「これって持って行った方がいいの? いっそ処分した方が安く済む?」と悩まれたことがあるのではないでしょうか。
特に、実家や広めの地方物件からの引っ越しとなると大型家具や古い家電の扱いに困るもの。運送料も高いですし、新居に置けるかどうかも不安になりますよね。
実際、こういったケースではこんなリスクや無駄が生じることもあるんです!
となると、無理して持っていかずに引っ越しのタイミングで処分してしまった方が、全体的には安くなるケースも出てくるわけです!
記事本文では、
など、引っ越に役立つ情報をまとめてご紹介していきます!
「なるべく手間をかけず、でもムダな出費は避けたい!」という方にとって、きっと役立つヒントが見つかるはずなので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね♪
引っ越しで「捨てた方が安い」と言われる理由

引っ越し業者の見積もりを取ってみて、その値段の高さに驚く人は少なくありません。
実は、大型の荷物を運ぶだけで数万円単位のコストがかかることもあります。
ここでは、なぜ「持っていくより捨てた方が安い」と言われるのか、その理由を詳しく見ていきましょう!
運送料が高くつく大型家具・家電
まず一番大きな理由は、やはり「運送料の高さ」です。
特にベッドやソファ、冷蔵庫、洗濯機といった大型家具・家電は、引っ越し業者にとっても運搬の手間がかかるため、基本料金に加えて追加料金が発生することが珍しくありません。
たとえば、2階以上からの搬出でエレベーターがなければ階段料金が発生しますし、室内からの搬出が困難な場合は窓からのつり作業が必要になることも。
また、大型アイテムがあるとトラックのサイズを大きくする必要が出てきたり、複数人の作業員を手配することにもなります。
結果として、1点あたり数千円〜1万円を超える運搬費がかかる場合もあります。
引っ越し料金は距離だけではなく、「何をどれだけ運ぶか」でも大きく変動します。
特に大きくて重いものほどコストに跳ね返ってくるため、そもそもの必要性を見直すきっかけにもなりますね。
処分費用より再購入した方が安いケース
一見、処分にもお金がかかるから「とっておいた方が得かも?」と思いがちですが、実はその逆なこともあります。
というのも、たとえば5年落ちの冷蔵庫を運ぶために1万円の追加費用をかけて引っ越し先へ持っていくよりも、現地で新品を3万円程度で購入した方が、結果的にトータルコストが安くなる場合も多いんです。
特に最近の家電は省エネ性能が高く、古いモデルに比べて電気代が年間数千円単位で変わってくることもあるのであなどれません。
さらに、中古やアウトレットの活用も選択肢として有効です。
中古家電ならリサイクルショップやネット通販で2万円以下で見つかることもあり、状態が良ければコスパも抜群。
アウトレット品は少しのキズや型落ちモデルが安く手に入りますし、品質も新品とほぼ変わりません。
最近では、必要な期間だけ使える家具・家電のサブスクも増えており、短期滞在や転勤が多い方にとっては非常に合理的な手段です。
こういった多様な選択肢を踏まえると、「運んで使い続ける」より「捨てて買い直す」方が結果的にお得になることも少なくないんですね。
新居のレイアウトやサイズに合わない
地方から都内へ引っ越す場合、まず最初に驚くのが「部屋の狭さ」かもしれません。
たとえば、6畳のワンルームに住むと想定した場合、シングルベッドと2人掛けソファを置くだけで、実際には通路もほとんど残らないような窮屈さを感じることがあります。
さらに、テレビ台やテーブルや収納家具などを加えようとすると、生活動線が塞がれてしまい日常的なストレスが増える可能性も。
結果として、
といった後悔につながることも少なくありません。
加えて、都内の賃貸物件は部屋ごとの間取りや形がユニークなことも多く、引っ越し前にサイズ確認をしていても、いざ置いてみると圧迫感が強いというケースもよくあります。
そのため、引っ越し先のレイアウトや部屋の形状に合わない大型家具は最初から持っていかず、必要に応じて引っ越し先で買い直すことも検討するのが現実的な判断と言えるでしょう。
引っ越しにかかるコストと処分・買い替えの比較

ここからは、実際のコスト面での比較に焦点をあてていきます。
家具や家電の移動、処分、そして買い替え、それぞれにどれくらいの費用がかかるのかを知っておくと、判断がしやすくなりますよ。
家具・家電の輸送費の相場
一般的に、大型の冷蔵庫や洗濯機などを運ぶとなると、1点あたり3,000円〜8,000円程度が相場とされています。
これは、あくまで基本的な運搬にかかる費用であり、状況次第で金額が大きく変動する可能性も。
たとえば、エレベーターのない建物の上層階から搬出する場合には、1階ごとに1,000円〜2,000円の階段作業料が追加されることがあります。
さらに、搬出経路が狭く作業が難航する場合や、特別な機材(つり上げ・つり下げ)を使用する必要があるときは、1点あたり1万円以上の追加料金がかかるケースも。
家具についても同様で、特にタンスやベッドフレーム、ソファなどは分解や再組立てが必要になることが多く、専門スタッフの作業料や特殊梱包費が上乗せされます。
さらに、家具の材質やサイズによっては破損リスクを避けるために追加の梱包材が必要になり、これもまたコストに含まれてきます。
見積もりを取る際には、「家具家電の点数」だけでなく「搬出入の難易度」や「設置条件」なども考慮に入れておくと、より正確な費用感を把握できます。
不用品処分にかかる費用と方法
処分に関しては、コストを抑えたい場合まず検討すべきは「自治体の粗大ごみ回収」です。
多くの自治体では、回収対象の品目ごとに処理券を購入して貼付する形式が一般的で、1点あたり数百円〜1,000円程度で済むケースがほとんどです。
たとえば、椅子や小型の棚であれば300円前後、大型のタンスやベッドフレームでも800円〜1,200円程度が相場となっています。
ただし、申し込みから回収日まで2週間以上待たされることもあり、引っ越し日が迫っている場合には間に合わないリスクも。
予約の枠が埋まりやすい時期(3月や9月など)には、さらに早めの申し込みが必要です。
一方、時間を節約したい方や即日対応を希望する場合には、民間の不用品回収業者を利用する手もあります。
こちらは電話一本やネット予約でスピーディーに対応してくれる点が魅力ですが、費用面ではやや高めで、1点あたり2,000円〜5,000円程度が目安です。
冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル対象品は別途リサイクル料と収集運搬料が加算されるため、1点で5,000円以上かかることも。
まとめて処分したい場合は「トラック積み放題プラン」などもあり、軽トラ1台で1万〜2万円程度が相場です。
ただし、業者によっては追加料金が発生しやすい仕組みのところもあるので、口コミや見積もり内容をしっかり確認して、信頼できそうなところに依頼しましょう!
同等品の新品・中古購入費の目安
新品でそろえる場合は一見高く感じるかもしれませんが、実は工夫次第でかなり費用を抑えられます。
たとえば、家電量販店では冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなどをセットにした「引っ越し応援パック」を提供していることがあり、これを活用すれば一式5万円以内におさめることも可能です。
また、展示品や型落ちモデルを扱うアウトレット店舗では、見た目や機能がほぼ変わらない製品が2〜3割引で手に入ることもあります。
さらに、中古品の選択肢も豊富です。
ジモティーを活用すれば地元で不要になった家具家電を無料または格安で譲ってもらえる場合がありますし、リサイクルショップでは動作確認済みの商品が数千円で購入できることもあります。
保証付きの商品もあり、初期費用を抑えつつ安心して使えるのも魅力です。
また、最近では「CLAS」や「subsclife」といったサブスクリプション型の家具・家電レンタルサービスも注目されています。
月額数百円〜利用できるうえ、気に入らなければ交換も可能なので、短期間の滞在や生活スタイルの見直しを考えている方には特におすすめです^^
「捨てた方が安い」か判断する際のチェックポイント

では、実際に何をどう判断すればいいのか。引っ越しのタイミングで捨てるかどうかで迷ったときのチェックポイントをいくつかご紹介します!
使用年数・劣化具合で見極める
冷蔵庫や洗濯機などの家電は、使用年数が5年以上になると内部部品の摩耗や劣化が進行しやすく、冷却効率や洗浄力の低下といった性能面での影響が出始めることがあります。
特に製造から7年を超えるとメーカーの部品保有期間を過ぎることも多く、修理ができない、あるいは修理費が高額になるケースも。
また、電気代の面でも差は顕著です。
10年前の冷蔵庫と最新モデルを比較すると、年間で数千円から1万円近く電気代が変わることもあります。
結果として、古い家電を無理に運んで使い続けるより、引っ越しを機に買い替えることで長期的に見れば経済的かつ快適な選択になることが多いのです。
日々使うものだからこそ「とりあえず使える」ではなく「ストレスなく、安心して使えるか」という視点で見直してみると、より納得のいく判断ができるかもしれません。
引っ越し先での必要性を再確認
新居が狭くなる、収納スペースが少ない、間取りが変わる。
引っ越しにはこうした物理的な制限がつきものです。だからこそ、今持っている家具が新しい生活空間に本当に必要なのか一度冷静に見直すことが重要になります。
たとえば「こたつ」は冬には重宝しますが、都内のワンルームでは設置スペースに悩むことが多く、使わない季節の収納場所にも困るものです。
また「2人用ソファ」も一見便利そうに思えても、実際に置いてみると生活動線をふさいでしまい、思うように動けないストレスにつながることがあります。
このように、使い勝手が悪くなったり、無理に配置することで部屋全体の居心地が損なわれてしまう家具は、引っ越し先では「不要な荷物」になる可能性もあります。
この機会に一つひとつの家具が自分の新しい暮らしに本当にフィットするかを見極め、必要なものだけを厳選することが大切です!
運搬時のリスク(破損・事故など)
大きな家具や精密機器の移動には、どうしても破損や故障のリスクが伴います。
たとえば、引っ越し中に冷蔵庫が傾いて壊れてしまったり、ソファの脚が折れてしまったり。補償が受けられたとしても新品を買い直す手間は避けられません。
劣化が進んでいたり、すでに不具合のあるアイテムは「運ばない選択」が結果的にリスクを減らすことにつながります。
不要な家具・家電を処分するコストを抑えるための選択肢

「処分=お金がかかる」と思われがちですが、方法次第では負担をグッと軽くすることもできます。
選択肢はいくつかあるので、ひとつずつ紹介していきますね!
ジモティーやフリマアプリで手放す
まだ使える家具や家電であれば、「ジモティー」や「メルカリ」などで譲る、売るという選択肢も有効です。
特にジモティーでは「0円で引き取り希望」といった投稿が活発で、引っ越しまでに余裕があるなら、搬出まで買い手にやってもらえるケースも多く非常に効率的です。
また、メルカリやラクマなどのフリマアプリを使えば、比較的高い値段で売れる可能性もあります。
ただし、発送の手間やトラブル防止のためのやり取りには注意が必要で、梱包・集荷の準備なども含めてスケジュールに余裕を持って進めるのがおすすめです。
自治体の粗大ごみ回収を活用
一番オーソドックスで費用も抑えられる方法が、自治体の粗大ごみ回収サービスです。
料金は1点あたり数百円〜1,000円前後とリーズナブルで、処理券を購入して指定日に玄関先に出しておくだけという手軽さも魅力です。
ただし、回収日までに時間がかかるケースもあるため、引っ越し日が迫っている方は早めの申し込みが必須です。
また、地域によって対象品目や受付方法が異なるため、公式ホームページなどで事前に確認しておきましょう。
買取サービスで処分費を軽減
家電やブランド家具や比較的新しいアイテムであれば、買取サービスの利用も選択肢に入ります。
たとえば、製造から5年以内の冷蔵庫や洗濯機は、状態が良ければ数千円〜1万円以上で買い取ってもらえることもあります。
店舗型のリサイクルショップに持ち込む方法のほか、最近では自宅まで集荷に来てくれる宅配買取や出張買取サービスも充実しています。
大型アイテムでも梱包不要で対応してくれる業者が増えているため、処分費を払うどころか、引っ越し費用の一部をまかなえることもあるでしょう。
事前に複数の業者で見積もりを取り、条件の良いところを選ぶとより満足度の高い取引につながります。
まとめ:運送料が高いものは思い切って捨てた方が良いかも!
引っ越しのタイミングは、生活を見直す絶好のチャンスです。
「もったいないから」「まだ使えるから」と、つい手元に残しておきたくなる家具や家電。でも、本当にそれが新生活に必要かどうかを一度立ち止まって考えることが大切です。
特に都内のワンルームのような限られたスペースでは、大きな家具がかえってストレスの原因になったり、古い家電が電気代を押し上げてしまうこともあります。
さらに、運送料が高額になるものについては、処分費や買い替え費用の方が結果的に安くなるケースも少なくありません。
「捨てる」ことは損ではなく「快適さ」や「コスト効率」を高めるための選択肢のひとつ。
必要なものだけを選び、身軽な状態で新しい環境へと踏み出すことが、スムーズで気持ちの良いスタートにつながります。
今回の記事が、そうした判断をするためのヒントになれば嬉しいです^^