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灯油のポリタンクの寿命は?処分はガソリンスタンドでも大丈夫か調査!

灯油は、ガソリンや軽油などと同じく、消防法上の「危険物」に該当します。

そのため、その貯蔵や取り扱い方法についてさまざまな規制がされています。

そして私たちが何の気なしに買って使っている、一般的に流通している灯油のポリタンク(灯油かん)は、消防法上の基準を満たした製品です。

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そんな灯油のポリタンクですが、寿命があることをご存じでしたか?

灯油のポリタンクの寿命は約5年なんです。

意外と短いですね。実際10年くらい平気で使っている人も多いみたいですが、もし5年を超えて使っているようでしたら、危険なので買い替えをおすすめします。

じゃあもし買い替えるなら、古いポリタンクの処分はどうしたらいいんでしょうか?

というわけで今回は、「灯油のポリタンクの寿命にまつわる話とその処分方法」について解説していきます(*・∀-)☆

灯油のポリタンクの寿命と見分け方について解説!

日本ポリエチレンブロー製品工業会によると、灯油のポリタンクの寿命は正しく使えば製造後約5年とされています。

正しい使い方とは、次のような点を守って使うことです。

  • 直射日光を避け、冷暗所に置く
  • やむを得ずベランダなどに置く場合は覆いなどで直射日光を避ける
  • つまり正しく使えば5年は大丈夫だけど、乱暴に扱ったり保管場所が悪いともっと早くダメになる可能性があるということなのです。

    でも、今使っている灯油のポリタンクが何年目なのかなんて、意識して覚えてないとわからないですよね。

    もし買った日付を覚えていなくても大丈夫です。

    灯油のポリタンクの裏面には必ず製造年月が刻印されているからです。

    表示方法はメーカーによってまちまちですが、一目でわかるようになっていますので探してみてください。

    どんなタンクでも寿命は5年なの?

    そうは言っても、販売されている灯油のポリタンクは多種多様です。

    赤・青・白・緑など、いろんな色のポリタンクがありますが、色によって寿命の違いはありません

    メーカーによって材質が違うのでは?という疑問があるかもしれませんが、どんなメーカーの製品でもJIS規格を満たすように製造されているので材質に大きな差はなく、寿命も違いはありません。

    例え冷暗所に置いて、あまり移動もさせないから傷もない、まだまだ使えるように見えるものだとしても、素材のポリエチレン自体の劣化が始まっています。

    使い方によっても寿命の違いはないのです。

    劣化したポリタンクの見分け方!その見極めサインは?

    では寿命を迎えた灯油のポリタンクはどうなるのでしょうか?

    まず、明らかに劣化しているもののサインは次のとおりです。

  • 色があせたり白くなっている
  • ひび割れがある
  • キャップのパッキンが劣化して漏れる
  • このような症状が見られたら、たとえ5年以内でもすぐに買い替えてください。

    そして、もし見た目で異常がなくても、ポリエチレンの経年劣化は確実に進んでいます。

    5年以上経過して古くなった灯油のポリタンクは経年劣化で割れやすくなっていて、ちょっとしたはずみで一気に割れたりします

    劣化した灯油のポリタンクによるアクシデントとして、こんな事例も見かけました。

  • 給油後、満タンのポリタンクを持ち上げた途端に重さで割れて灯油をぶちまけた
  • 車で持ち帰る途中に振動などで割れて車内が灯油まみれになった
  • 想像するとゾッとしますね。

    破損したシチュエーションによっては、最悪の場合火災の危険性もありますので注意が必要です(`・ω・´)ゞ

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    灯油のポリタンクの処分はガソリンスタンドでもできる?

    それでは古くなった灯油のポリタンクを処分するにはどうしたらいいでしょうか?

    ネットを検索してみると「ガソリンスタンドで処分してもらう」という情報が見つかりました。

    でも、よく見てみるとそれは古い灯油の処分方法で、古い灯油をポリタンクごと引き取ってもらえるという話でした。

    古い灯油もあわせて引き取ってもらえるかどうかはガソリンスタンドによって違うので確認してみないとわかりません。

    多くのスタンドでは灯油だけ抜いてタンクは返却されることが多いようで、中には有料で引き取ってくれるところもあるようです。

    もし近くのガソリンスタンドで引き取ってもらえないとしたら、やっぱり古くなった灯油のポリタンクは自分で処分しないといけないようですね。

    そういう時は、お住まいの自治体に問い合わせてみてください。

    ほとんどの自治体で、公式ホームページ上にごみの出し方についての説明があると思います。

    電話で聞いても教えてくれるはずです^^

    わたしがざっと調べた感じ、燃えないゴミ、あるいは燃えるゴミで回収してくれる自治体が多いようですが、サイズが大きいものは粗大ゴミ扱いになるかもしれません。

    ちなみにわたしの住んでいるところでは、ポリタンクを含むプラスチック製品は数年前までは燃えないゴミ扱いでしたが、現在は燃えるゴミに出せます。

    まとめ

    灯油のポリタンクの寿命は約5年です。

    製造から5年たつと、見た目にヒビや傷がなくても劣化が進んでいる可能性が高いので、新しいものに買い替えましょう。

    そして買い替えたら古い灯油のポリタンクはお住いの自治体の定める方法でゴミに出しましょう。

    5年って短いなぁと思うかもしれませんが、安心を買う意味でも新しいものに買い替えることをケチらないようにしてくださいね!

    灯油のポリタンクの破損で事故や火災を引き起こすかもしれないことを考えたら、決して高い買い物ではありませんので(´ー`A;)

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