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酸化した油はどんな匂い?見分け方と食べてしまった場合の対処法!

この記事では、酸化した油はどんな匂いなのかについてお伝えしています!

揚げ物や炒め物には欠かせない油ですが、揚げ物は1度に使う量が多いので、オイルポットに保存して再利用する方も多いかと思います。

揚げ油を何回も使用すると「酸化する」「体によくない」と聞いたことはあっても、実際には酸化した油はどんな匂いがするのか分からず、調理に使っても大丈夫か不安になることもあります。

酸化した油がどんな匂いかを例えるときには、「枯草」やペンキなどの「塗料」といった表現が使われることが多く使われます。

記事本文では、酸化した油の匂いの他にも

  • 酸化した油を見分ける方法
  • 実際に食べてしまった場合の症状と対処法
  • などについてもまとめております。

    保存した油を使って良いか不安になった場合の参考にしていただけたら嬉しいです(*・∀-)☆

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    酸化した油はどんな匂い?わかりやすく例えてみました!

    それではまず、酸化した油はどんな匂いなのかについて見ていきましょう!

    冒頭でも少し触れましたが、一般的に酸化した加熱をすると「枯草」「塗料」のような匂いがすると例えられることが多いようです。

    わたしの個人的な感覚では、どちらかというとツンと鼻につくような匂いを感じることが多いように思います。

    ひとくちに油の酸化と言っても、どういう使い方をした油なのかによって匂いには多少違ってくるようです。

    やはり肉や魚をたくさん調理した油だと匂いはきつくなる傾向にありますね。

    そういった油は中に食材の成分が流れでているので、その匂いも混ざって独特の匂いを発しているものと考えられます。

    とは言え、枯草や塗料という例えはあくまでも例で、油を加熱した時に少しでも変(いつもと違う)と感じたら使用を控えましょう。

    後述しますが、このような匂いのする油を大丈夫だろうと安易に使ってしまうと食中毒になる危険性があるので十分注意してくださいね!

    酸化した油の見分け方!注意すべきポイントまとめ!

    匂いで気づかなくても油が酸化してしまっている場合もあるので注意が必要です。

    ちなみに、酸化した油の見分け方のポイントは全部で7つあります(^^)!

    ここでは、酸化した油の見分け方を加熱前から口にするまでの順に沿って紹介するので参考にしてみてくださいね!

    見分け方① 茶色っぽく濁った見た目

    新鮮な油は透明な見た目をしていますが、酸化した油は見た目が茶色っぽく濁ってきます。

    見た目が茶色いと揚げた時に揚げ物に色がつき、中まで火が通る前に焦げた色になってしまいます。

    暗い色のオイルポットに入っていると見分けづらいかもしれませんが、不安な場合は白などの色の明るい器に少量移して色を見てみてください。

    また、オイルポットから鍋に移した時に、

  • 底が見えるか
  • 濁りがないか
  • などを確認してから使用するようにするとよいですね。

    見分け方② 粘度がでる

    見た目は色だけでなく、粘度でも判断することができます。

    新鮮な油はサラサラとしていますが、酸化が進むほど油に粘度が出てきてとろーっとし、流れ方がゆっくりになります。

    オイルポットから鍋に移す時に、新しい油と比べて広がり方が遅かったり、粘りがある場合は酸化している油なので油を変える目安にするといいですね。

    見分け方③ 不快な匂い

    この項目は繰り返しになりますが、酸化が進んだ油を加熱し始めると不快な油臭さを発します。

    不快な油臭さとは、よく「枯草」「塗料」の匂いに例えられています。

    見た目では違いがなくても、加熱を始めてからも不快感がある匂いや、いつもと違う匂いがするようであれば使用をやめてください。

    見分け方④ 通常よりも低い温度で煙がたつ

    通常、揚げ物に使用されるサラダ油は230度程度の高い温度で煙がたち始めますが、酸化している油を使用すると、揚げ物をする適温といわれる180度くらいから煙がたち始めます

    急激に加熱した場合を除き、低い温度で煙がたち始めたら油の劣化を疑ってください。

    見分け方⑤ 揚げる油の泡立ちが消えない

    いざ揚げ物を始めると、シュワワ〜っと最初に大きな泡が立ってはすぐに消えていくと思います。

    しかし、酸化して劣化している油で揚げ物をすると、油の表面に細かな小さな泡がたくさん発生してなかなか消えにくくなることがあります。

    この様な状態の油は酸化が進んでいて、揚げ物をしている最中に出てきた泡も大きく、ブクブクと消えにくいものなります。

    これは、見分け方②で見た目の粘度と関係しているのですが、油が酸化した結果、油の粘度が上がり、泡が消えにくくなってしまうというわけです。

    「カニ泡」なんて呼び方もされていますね!

    見分け方⑥ 油の切れが悪くなる

    酸化した油は新しいサラサラした油と違い、粘度が高いので油切れも悪くなります

    油切れが悪くなると、美味しい揚げ物の醍醐味であるサクッとした食感が失われ、全体的にベチャッとしてしまいます。

    これでは「カラッ」「サクッ」とした食感も得られなくなります。

    見分け方⑦ 不快な味がする

    酸化した油は匂いだけではなく、口にする時にも匂いと同じような味にも変化があります。

    食べた時に匂いで例えた「枯草」や「塗料」など、いつもと異なる不快な味を感じたら、勿体無く感じるかもしれませんが食べるのを中断しましょう。

    酸化した油を食べることで、後々健康を害したり、直後に食中毒に繋がってしまったりということもあるので、「いつもと違う」と感じたら避けることが大切です!

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    酸化した油を食べてしまった場合の対処法

    それでは最後に、実際に酸化した油を食べてしまった場合に出る可能性のある症状や、その場合の対処方法などについてお伝えしておきます。

    酸化した油を口にしてしまっても、少しであればすぐに害が出ることはほとんどありません

    ただ、体調が悪かったり、たくさん食べてしまった場合などには、食べた後に気分が悪くなったり、むかむかと胸やけを起こすことがあるので注意が必要です!

    症状が軽ければ安静にしてしばらく様子を見ておきましょう。それで回復するようであれば心配しなくても大丈夫です。

    酸化した油の中でも、鼻につくほどの匂いがする油は嘔吐下痢腹痛などの食中毒に似た症状が出ることがあります。

    万が一、症状がおさまらない、酷くなるような場合は迷わず病院で診てもらってくださいね!

    また、その場で大きな症状が出なくても、食べ続けることで体に害が及ぶこともあるため、なるべく酸化している油を摂取するのは控えることをおすすめします。

    まとめ

    今回は酸化した油がどんな匂いがするのかをはじめ、酸化した油の見分け方、食べてしまった場合の対処法についてご紹介しました^^

    酸化した油は、「枯草」「塗料」のような不快な匂いがします。

    また、他の見分け方を調理前から口にするまでの順序で見てみると、

    ① 見た目が茶色く濁る
    ② 粘度が出る
    ③ 不快な匂いがする
    ④ 通常より低温で煙がたつ
    ⑤ 揚げ油の泡が消えない
    ⑥ 油の切れが悪い
    ⑦ 不快な味がする

    という特徴があります。

    口にするまでに何かおかしいと思ったら避けるのが賢明です。

    また、酸化した油を食べてしまっても軽度であればすぐに害になることはないと考えられますが、過度に酸化した油であった場合、食中毒のような症状が出る場合があります。

    体調が悪くなった場合は、自己判断せずに病院を受診してくださいね!

    揚げ物の油は1回使っただけでも酸化が進みやすくなります。

    多くとも再利用は2〜3回の使用にとどめ、酸化の特徴が確認できたら処分するようにしましょう。

    やっぱり酸化していない新鮮な油で作る揚げ物の方が何倍も美味しいですからね♪

    参考になれば嬉しいです^^

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