おめでたい席でよく登場するちらし寿司ですが、ちらし寿司を食べるのに適した温度について考えたことはあるでしょうか?
わたしはというと、そんなことまったく考えたことがありませんでした。ただ、なんとなく冷やすものなんじゃないかな?というレベルです。
ただ、ちらし寿司についていろいろ調べている時に「ちらし寿司 冷やす 時間」みたいな言葉が目についたので今回調べてみることにしました。
結論をお伝えすると、別にちらし寿司は冷蔵庫で冷やして食べるのが一番美味しいというわけではなさそうです。
何度くらいがベストというのがあるわけではなく、「人肌くらい」というのが一般的に言われている適温のようです。
なので、人肌まで冷やすというか冷ます時間も、ちらし寿司の量や冷まし方によってバラバラです。
みんなわたしと同じで、なんとなく冷やして食べるみたいなイメージがあって、それで一度調べてみたという感じなんでしょうね、きっと。
このままではこれで記事が終わってしまうので、調べて得た知識を一応まとめておこうかと思います。
ちょっと付き合ってやろうか、という優しいあなたは、ぜひお付き合いください^^
ちらし寿司は冷やすというより冷ますだけ。海鮮ネタなら別!
冒頭でお伝えした通り、ちらし寿司冷ます食べ物というイメージがあるだけで、作った後にすぐ冷蔵庫に入れる必要はありません。
ちらしのベースとなる酢飯は、炊きたてご飯を冷ましながらすし酢を加え、うちわであおぎながら作るわけですが、この酢飯が完成した時点ですでに人肌近くまで温度が下がっています。
なので、これ以上温度を無理やり下げる理由は特にないのです。その日のうちに食べるなら常温のまま置いておくだけで適温になります。
※ これが真夏など室温が高い場合はまた別です。その場合は、冷蔵庫で保存する方が安全です!
ちなみに人肌というのは、人が触って冷たく感じないくらいの温度のことで、体温と同じ36℃前後のことを指します。個人的にはもう少し冷たい方が美味しいと思うのですが。
また、夏場でなくても上に乗せる具がお刺身やいくらなどの海鮮系で、生ものをのせた状態で保存する場合は、生ものが劣化するのを防ぐために冷蔵庫に入れて保存すようにしましょう。
この時水分が飛んでしまわないように、ラップなどをかぶせておくのがポイントです^^
できれば生ものは別で保存しておいて、食べる直前にちらし寿司にのせるのが一番だと思います(`・ω・´)ノ
冷蔵庫でしっかり冷やすのはちらし寿司を翌日まで保存する時!
ちらし寿司をたくさん作ってしまってその日のうちに食べ切れないような場合は冷蔵庫でちゃんと冷やすべきです。
もう本題からどんどん離れてしまっているような気がしますが、このまま続けさせていだだきましょう。
ちらし寿司は錦糸卵やきゅうりなど傷みやすい具材が多く入っていることが多いので、基本的に日持ちがしない料理です。
なので、食べ切れないなと思ったら乾燥対策をして、冷蔵庫の野菜室で保存するのがベストです。常温でも大丈夫な場合もありますが、食中毒対策として冷蔵庫に入れておくことをおすすめします。
特に、海鮮系ちらし寿司の場合は傷むスピードが早いので、保存するにしてもなかなか大変です。
このあたりの保存方法についてはこちらの記事に詳しくまとめているので、気が向いたら読んであげてください!
参考記事:ちらし寿司を翌日のお弁当にする時のポイントを解説!
冷やす時間というか、冷蔵で保存しておけるのは翌日までです。
それ以上は酢飯がパサパサになって、味も品質も元のちらし寿司からはかけ離れた食べ物になっていくのでご注意ください!
まとめ。
気がつけばちらし寿司は冷やすべきなのか?というテーマから派生して、ちらし寿司の保存方法の話に落ち着いてしまいました。
まぁ、無駄ではないと思うので結果オーライとしましょう。
とにかく、ちらし寿司は冷蔵庫に入れて冷やす必要はないということです。特に決まりはありません。
ただ、あなたが冷たいちらし寿司が好きだというのであれば、冷蔵庫で冷して食べるのも全然アリだと思います。わたしもどちらかというと冷たいちらし寿司の方が好きです♪
冷蔵庫に入れて冷やす場合は、ラップをして乾燥を防ぎ、冷蔵する時間を調節するなどして温度が下がり過ぎないよう工夫しましょう。
ご飯は3℃くらいになると劣化するスピードが上がるそうなので、そうならないためにも温度管理は大切です。
ちょっと長めに入れておく場合には、普通のスペースではなく少し温度が高く設定されている野菜室に入れて保存しておくのがおすすめです!
あなたにとっての適温を見つけて、ちらし寿司を美味しくいただきましょうヽ(*´∀`)ノ