松茸香料の成分について！上手に使えばエリンギが松茸に化ける！？

日本人が愛してやまない秋の味覚代表、松茸。

あの独特の香りは松茸以外ではちょっとお目に、いやお鼻にかかることはできません。

しかし、わたしたちは知っています。あの茶色い袋に入った松茸の香りのするお吸い物を。本物と比べるとそりゃ違いますが、松茸の気配くらいは感じとることができます。

袋の裏を見ても香料としか書かれていないのでよくわかりませんが、何かしら松茸の香り成分が入っているに違いありません。

ということで今回は、「松茸香料の成分」について考えてみようかと思います。

一応お断りしておきますが、商品の成分はどこの会社でも企業秘密なので、わたしごときに解き明かすことはできません。

今回は、松茸の香りついて解説し、おそらく使っているであろう成分についてまとめてあります。

松茸の香りは複雑！主要な香り成分はこのふたつ！

調べたところによると、あの松茸の複雑な香りはなんと100種類以上の香り成分が混ざり合って構成されているそうです。

残念ながら、その全てを知ることはできませんでしたが、主要成分についてはバッチリわかりました。

その2つが以下の成分です。

ちなみに、この2つの成分は1940年代にはすでに合成に成功していたとのこと。

日本人の松茸へのこだわりがうかがえます。ほんとすごいですよね、松茸愛。

松茸の香料を作っているメーカーは、おそらくこのふたつの成分を軸に他の成分を足したり引いたりしながら、松茸の香りを再現しているのではないかと思います。

あの茶色いお吸い物にもきっと入っているんでしょうね(*´ε｀ *)

松茸香料の使い方！上手に使えばエリンギが松茸風に！

さて、本題の成分についてはこれくらいで十分かと。これ以上調べても何もわかりそうにないので、松茸香料の使い方について補足しておきましょう。

「香り松茸、味しめじ」と言われるように、松茸は香りが命。なので、松茸香料を使って香りを演出すれば、エリンギを使おうがそれなりに松茸料理っぽく仕上がります。

ただし、ひとつだけ気をつけてほしいことがあります。それは、欲張らないこと。松茸香料の香りは濃縮された強いものなので、ほんの数滴でも十分効果を発揮します。

欲張ってたくさん入れようものなら、数日間あなたのお部屋は「松茸部屋」になります。寝ても冷めても松茸の香りがあなたを包むのです。

その間に会社に行こうものなら、「おい君、松茸臭いじゃないか！」と上司に注意されることでしょう。

そして、周りの女子社員たちからは陰で「お吸い物」と呼ばれるのです。

あぁ、おそろしい(||ﾟДﾟ)ﾋｨｨｨ!

まぁ、冗談はさておき、それくらい香りの強いアイテムなので、使う時は数滴程度にとどめておく方が賢明です。とにかく、使い方のコツは使いすぎないことです。

ちなみに、わたしのおすすめ料理は「エリンギを使った炊き込みご飯」。

シンプルですが、エリンギを松茸風に偽装するにはうってつけの調理法だと思います。

レシピはどんなものを参考にしてもOK。炊飯器のスイッチを押す前に松茸香料を数滴たらして混ぜるだけですから。

炊きあがった後、炊飯器のフタを開けた時、あなたの目にはエリンギが松茸に見えることでしょう。

松茸香料はどこで買う？ネットで買うのがてっとり早い！

松茸香料はそこいらのスーパーではあまり見かけませんが、ネットならすぐに見つかります（大型店舗のスパイスコーナーにもあるようです）。

安いものなら500円くらいからあるので、コスパ的にもなかなかの優れものです。

例えば、こんな感じです。

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あんまり安すぎるのも不安だという人は、1,000円くらいのものを目安にすれば良いかと思います。

逆に、とにかくお金をかけたくないという場合は、あの茶色い袋のお吸い物を使うのもひとつの手です。香りはかなり弱くなりますが、松茸香料を使っているという点では同じです。

ただし、人様にふるまう場合は具材を抜いておきましょう。ちょっと恥ずかしいので。

ひとこと。

おつかれさまでした！気がつけば、すっかり松茸香料を身近に感じているわたしです。

適当に混ぜ合わせて作った香りはちょっと嫌ですが、松茸の香りを研究して作られた香り成分なら気持ち的にも安心できます。ことあるごとに使ってあげましょう。

それから、くれぐれも使いすぎないように注意してくださいね。

松茸部屋になっちゃいますから(●´艸｀)