今回は、ルイボスティーは煮出さないと意味ないと言われる理由について、わかりやすくおまとめしてみました。
ルイボスティーにはフラボノイドという抗酸化物質が含まれているのですが、フラボノイドは茶葉から溶け出しにくいので、10分程度煮出さないとお湯の中に出てきてくれません。
なので、フラボノイドの摂取を目的としてルイボスティーを飲む場合には、しっかり煮出してから飲まないとあまり意味がないと言われています。
ただ、別にルイボスティーの魅力はフラボノイドだけではありません。ルイボスティーの味や香りそのものにも十分価値があります。
なので、一概にルイボスティーは煮出さないと意味がないというのは間違っているとわたしは思います。
記事後半からは…
などについてもお伝えしています(´・∀・)ノ゚
ルイボスティーの淹れ方に興味がある人は、ぜひ参考にしてくださいね♪
ルイボスティーは煮出さないと意味ないのはどうして?
ルイボスティーには、「フラボノイド」という健康に役立つ成分が含まれています。
この成分、実は私たちの健康にとってとても重要な役割を果たしてくれるんですよ。フラボノイドは強力な抗酸化作用を持ち、私たちの体を守ってくれているんです。
具体的には、老化を遅らせるアンチエイジング効果や、血液をサラサラにする効果、体内の不要なものを排出する手助けをしてくれるんです。
ただ、ここで重要なのは、このフラボノイドがルイボスティーにしっかりと溶け出しているかどうか。
なんと、このフラボノイドはお湯にサッと溶け出るタイプではなく、しっかりと煮出さないと溶け出さない性質を持っているのです。
つまり、ちょっと手間をかけて煮出すことで、フラボノイドをしっかり摂取することができるわけです。
水出しやサッと湯通しするだけでは、これらの素晴らしい成分が十分に抽出されず、もったいないことになってしまいます。
ですが、もちろんルイボスティーの味や香りを楽しむだけでも十分素敵なティータイムを過ごせますよ。
でも、「フラボノイドをしっかり摂取したい!」と考えているなら、「ルイボスティーは煮出さないと意味ない」という言葉を忘れずに。
長く煮出すことで、より多くのフラボノイドがお茶に溶け出し、健康効果も高まります。
ルイボスティーの淹れ方一つで、美味しさも健康効果も変わってくるんですね。
今日からは少し時間をかけてルイボスティーを淹れてみてはいかがでしょうか^^
ルイボスティーの淹れ方についてざっくり解説!
ルイボスティーの淹れ方には、
の3つの方法があります。
以下に、それぞれのやり方についてまとめておきますね!
ルイボスティーを煮出す淹れ方
はやかんにお好みのルイボスティーの茶葉、もしくはティーバッグを入れます。
手順2:水を入れる
次に、一人分につきおよそ200mlの水をやかんに加えましょう。
手順3:抽出時間をチェック
ルイボスティーのパッケージを参照し、推奨されている抽出時間を確認します。
手順4:タイマーをセットする
適切な煮出し時間を保つために、タイマーをセットしましょう。長すぎるとルイボスティーの風味が悪くなる可能性があるので注意してくださいね!
手順5:煮出す
やかんを火にかけ、沸騰したら弱火のまま5分から10分くらい煮出します。やかんのふたを開けておくことで、沸騰時の吹きこぼれを避けることができます。
ルイボスティーを水出しにする淹れ方
ルイボスティーを水出しで楽しむのは、特に暑い日にぴったりの飲み方です。
スッキリとした味わいが魅力で、熱を加えずにゆっくりと時間をかけて抽出することで、茶葉の持つ繊細な風味とビタミンを守ることができます。
水出しに使うルイボスティーは、水出し専用の商品を選びます。これらは通常のティーバッグよりも水に溶けやすいように作られています。
手順2:水出しに使う容器を準備する
ピッチャーや広口のガラス瓶を用意し、中にティーバッグを入れましょう。
手順3:水を注ぐ
ティーバッグが完全に沈むまで冷たい水を注ぎます。
使用する水は、1リットルに対してティーバッグ1〜2個が目安です。
美味しいルイボスティーにするためにも、可能な限り浄水された水を使用してくださいね!
手順4:冷蔵庫での抽出
容器にふたをして、冷蔵庫で一晩(約8時間)置き、ルイボスティーの成分をゆっくり抽出します。
この抽出時間が重要で、短すぎると十分な味わいや香りが得られません。
手順5:使用後のティーバッグを取り除く
抽出が完了したら、すぐにティーバッグを取り出しましょう。長時間置いておくと風味が落ちる可能性があります。
ルイボスティーをお湯出で出す淹れ方
急いでいる時や、すぐに温かいお茶を楽しみたい時には、お湯出しでルイボスティーを淹れるのがおすすめです。
リラックス効果が高く、寒い日の体温めにも最適です。
ルイボスティーは渋みが少ないため、抽出に熱湯を使っても味が損なわれにくいのが特徴です!
清潔なティーポットを準備して、ルイボスティーの茶葉またはティーバッグをティーポットに入れます。
一般的には、ティーポット一つにつきティーバッグ1個または茶葉1〜2ティースプーンが適量です。
手順2:お湯を沸騰させる
次に、水を沸騰させます。ルイボスティーは熱いお湯で淹れることで、豊富な栄養素がより多く抽出されます。
手順3:お湯を注ぐ
沸騰したお湯をティーポットにゆっくりと注ぎます。お湯の量は、茶葉の量に合わせて調整してくださいね。
手順4:抽出時間を守る
ティーポットに蓋をして、約5分間抽出します。
この時間がルイボスティーの深い風味を引き出すのに最適です。お好みによって抽出時間を調整することで、味の濃さを変えることができます^^
ルイボスティーはいつ飲むべき?おすすめのタイミングについて!
ルイボスティーはその豊富な健康効果で知られていますが、飲むタイミングも大切です!
簡単にまとめておきますね^^
寝る前
ルイボスティーに含まれるマグネシウムには、高ぶった神経を落ち着かせる効果があります。
このため、寝る前に一杯のルイボスティーを飲むことで、リラックス効果が高まり、より質の良い睡眠を促進することが期待できます。
また、体を温める作用もあるため、寒い夜にはぴったりです。
寒い日や眠れない悪い夜
温かいルイボスティーは体を内側から温める効果があります。これにより、体がリラックスし寝つきを良くする手助けをしてくれるでしょう。
アレルギーが気になる時期
ルイボスティーに含まれるフラボノイドにはアレルギー症状を緩和する働きがあると言われています。
特に花粉症のシーズンなど、アレルギーが気になる時期に飲み始めることで、その症状を和らげる助けとなることが期待できます。
ルイボスティーを日々の生活に取り入れ、無理なく続けることでその豊富な健康効果を最大限に受け取ることができます。
美味しくて体に優しいルイボスティーで、毎日の生活をさらに豊かなものにしましょう♪
まとめ
ここまでルイボスティーについてお伝えしてきたように、その健康効果を最大限に引き出すためには「淹れ方」注ポイントがあります。
ルイボスティーに含まれる抗酸化成分「フラボノイド」は、煮出さないと十分に抽出されないため、しっかり摂取するには最低でも5分から10分程度の煮出しが必要とされます。
ただし、15分を超えて煮出すと香りが飛んでしまい、ルイボスティーの風味が損なわれてしまうため、煮出し過ぎにも注意しましょう。
とは言え、ルイボスティーの価値はフラボノイドだけではありません。ルイボスティーの味や香りを楽しむこと自体も十分価値のある体験です。
そのため、「ルイボスティーは煮出さないと意味がない」という考えにとらわれ過ぎず、個々の好みや目的に合わせてルイボスティーを楽しむことが大切です。
ルイボスティーは多様な楽しみ方が可能で、健康はもちろん、日々のリラックスタイムにも役立ちます。
煮出しでの淹れ方や、お湯出し、水出しといった方法をマスターして、ルイボスティーを最大限楽しみましょう!