今回は、「有塩バターで作るクッキーがまずいというのは本当なのか？」という疑問について、わかりやすくおまとめしてみました！
結論からお伝えすると、クッキー作りは無塩バターではなく有塩バターでも美味しく作ることができます。
ただ、無塩バターを使うレシピと同じ分量だけ有塩バターを使ってしまうと、少し塩味が強くなってしまうことがあるので、量を調節して使うのが上手に作るコツになります。
あと少しクッキーの膨らみが弱くなってしまうので、若干固めの食感になってしまうかもしれません。
それでも、失敗しない限りまずいというようなことにはならないので、無塩バターの代わりに有塩バターを使ったクッキーを作ってみるは全然アリです♪
この記事では、有塩バターを使ったおすすめレシピも紹介しているので、ぜひチャレンジしてみてくださいね！
有塩バターのクッキーがまずいのは失敗した時だけ！
繰り返しになりますが、有塩バターを使ったクッキーは大きく失敗でもしない限り特段まずくなるようなことはありません。
多少塩味が強くなってしまうので、塩スイーツが苦手な人にとってはまずいという人もいるかもしれませんが、そうでない人なら全然美味しく食べることができるでしょう。
実際わたしもよく有塩バターでクッキーやスポンジケーキなどを作りますが、普通の美味しくバクバク食べちゃってます＾＾
有塩バターをクッキーに使う時は、有塩バターを使ったレシピを参考に作ることで、バランスの取れた美味しいクッキーに焼き上げることができます。
失敗するのは、無塩バターを使ったレシピの分量をそのまま無塩バターに置き換えてしまった場合などに起こる可能性があります。それでも、そこまでまずくなるとは思えませんが。
もしお気に入りのレシピが無塩バターを使ったものであれば、有塩バターを使う分量を少し減らして、お砂糖をプラスすることで対処することが可能です。あと油分を補うために、少量のサラダ油を追加するのも良いでしょう。
ちなみに、有塩バターから塩分を取り除いて無塩バターに変身させるというテクニックもあったりします。
なので、有塩バターしかないけどできれば無塩バターで作りたいという人は、その方法を試してみるのも良いかもしれませんね＾＾
今回初めて有塩バターでクッキーを作るのであれば、次で紹介している有塩バターを使ったレシピをお試しください！
有塩バターを使って作る美味しいクッキーの作り方講座！
それでは、有塩バターを使って手軽に作れる美味しいクッキーの作り方について解説していきますね！
特に難しい部分はないので、ひとつひとつの工程を丁寧にこなしていけば、きっと美味しいクッキーが焼き上がりますよ(´･∀･)ﾉﾟ
材料（約20枚分）
作り方
室温で柔らかくした有塩バターとグラニュー糖をボウルに入れ、白っぽくなるまでよく混ぜ合わせます。
バターはしっかりと室温に戻してから使用することで、砂糖との混ざりが良くなりますよ！
手順2：卵黄を加える
卵黄を加え、さらに混ぜ合わせましょう。
手順3：粉類を加える
ふるった薄力粉とベーキングパウダーを加え、粉っぽさがなくなるまでさっくりと混ぜ合わせます。
粉をふるうのを面倒がって飛ばしてしまうと食感が悪くなるので、必ずふるってくださいね！
手順4：生地を成形する
生地を冷蔵庫で30分ほど冷やし、固まったら適当な大きさに丸めて、オーブンシートを敷いたトレイに並べます。
生地を冷やすことで成形がしやすくなり、焼き上がりも美しい形に仕上がります。お好みで、生地をロール状にしてから切り分けても良いですね＾＾
手順5：焼く
170℃に予熱したオーブンで15～20分、表面にきれいな焼き色がつくまで焼きます。
オーブンの温度や焼き時間は機種によって異なる場合があるので、初めて作る場合は様子を見ながら調整してください。
手順6：冷ます
オーブンから取り出し、トレイの上で少し冷ましてから、完全に冷ますために網の上に移しても良いですね＾＾
このレシピは、基本のクッキーレシピなので、お好みでチョコチップやナッツ、ドライフルーツなどを加えてアレンジを楽しむことができますよ。
とても簡単なレシピなので、ぜひクッキー作りの楽しさを味わってみてくださいね！
クッキー作りに使える無塩バターの代用品について
最後に無塩バターの代わりに使える油脂について補足しておきます！
ここまでお伝えしてきた通り、無塩バターの代わりに有塩バターを使っても美味しいクッキーを作ることができるんですが、実はそれ以外の油脂でも代用することができるんです。
無塩バターの代わりになる食材はいくつかあるので、ひとつずつ紹介していきますね。それぞれの特徴を活かして美味しいクッキーを作ることができますよ＾＾
マーガリン
まず、無塩バターの最もポピュラーな代替品は「マーガリン」です。
固形でバターに近い使い心地があるため、お菓子作りに適しています。ただし、マーガリン特有の風味があるため、その点は注意が必要です。
マーガリンの風味があまり得意じゃない場合は、分量を減らして使うようにしましょう！
ココナッツオイル
わたしが特におすすめしたいのが「ココナッツオイル」。
ココナッツオイルはその独特の香りとともに、クッキーにサクサクとした食感を与えてくれます。
特に、スノーボールのようなクッキー作りには最適で、風味豊かな仕上がりを楽しめますよ♪
お菓子作りとは相性の良い油なので、お家にあればぜひ使ってみてくださいね。
サラダ油・オリーブオイル
「サラダ油」・「オリーブオイル」は、液体油脂として有塩バターの代用が可能です。これらの油を使用する際は、無塩バターと比べて量を1/3程度に調節することがポイントになります。
サラダ油は比較的中立的な味わいで、焼き立ての美味しさが際立ちますが、時間が経つと油っこさが出やすくなるので、出来るだけ早く食べきるようにしましょう。
また、オリーブオイルはその独特の香りを活かせますが、作りたいクッキーの種類によっては
合わない可能性があります。
オリーブオイルを使う際も使い過ぎには注意して、オリーブの香りが活かせると判断できる時だけ使用するようにするのが良いですね！
太白ごま油・米油
もう少し珍しい選択肢として、「太白ごま油」や「米油」もクッキー作りには使うことができます！
これらの油はゴマや米の香りがしないものを選ぶのがポイントになります。オリーブオイルと同じように、油の香りやクセが強過ぎると味のバランスを取るのが大変ですので…。
また、これらの油は一般的な代用品よりも入手しにくくコストがかかるので、もしお家にあれば使ってみる程度の感覚で良いかと思います。
まとめ
ということで、有塩バターで作るクッキーはまずいのか？というテーマでお届けしました！
有塩バターを使ってクッキーを作ると、無塩バターを使った時とはまた違った食感と風味のクッキーを楽しむことができます。
有塩バターをたくさん使い過ぎるなど、レシピ通りに作らなかった場合にはまずいと感じてしまうかもしれまんが、普通に作ればちゃんと美味しく作れるのでご安心ください。
また、有塩バターの他にもキッチンにある油脂を使って無塩バターを代用することも可能です。
それぞれの特徴を理解して使えば、これまた面白いクッキーになるかと思います。
まずは有塩バターを使ったレシピの通りに作ってみて、そこから少しずつアレンジしていくと失敗せずに美味しいクッキーを作れますよ＾＾
