バレンタインでも生チョコは人気のチョコレート菓子です。生チョコを贈ったり、贈られたりした経験がある方は多いのではないでしょうか。
でも、生チョコを、そのまま常温で置いたりしていませんか?
実は、生チョコは常温では保存できないチョコレート菓子なのです!
傷んでしまうと食中毒になってしまう危険性もあるので、保存方法には注意が必要です。
生チョコの保存方法は、冷蔵庫保存が正解です。
また、長時間の持ち運びも要注意。気づかないうちに大切な生チョコを劣化させてしまうかもしれません。
持ち運びの場合も保冷剤などで温度を下げるのがポイントとなります。
ということで今回は、「生チョコの正しい保存方法と持ち運び方」についてまとめてみました(*・∀-)☆
生チョコは常温だと食中毒になる?正しい保存方法について解説!
お店で販売されてる生チョコは必ず冷蔵庫に入っていますよね。
なぜ常温ではなく、冷蔵庫に入っているのか詳しく解説します!
生チョコが常温保存できない理由
生チョコは生クリームを使用して作られているので、普通のチョコレートに比べて水分量が多く含まれています。
だからこそ口の中でとろける柔らかい食感になっているのですが、その分傷みやすくなっているわけです。
常温保存するとどうなる?食中毒の危険は?
生チョコを常温で保存していた場合、痛みや劣化は進んでいきます。
普通のチョコレートより水分量が多い生チョコは、細菌が増殖して毒素が発生してしまう事で食中毒になる危険性があるのです。
しかし、生チョコは常温で溶ける事が少ないので多少傷んでいても見た目がほとんど変わりません。ここが難しいところですね。
知らずにそのまま食べてしまうと、下痢や嘔吐など食中毒の症状が出てしまう場合もあります。
このように、生チョコを常温のまま長時間保存するのは大変危険なのでやめておきましょう!
生チョコの正しい保存方法
冒頭でもお伝えしましたが、品質を下げずに保存するには冷蔵庫で保存するの基本です。
生チョコに含まれている生クリームは乳製品になりますよね。乳製品は食中毒防止の観点より、0~2℃での保存が推奨されています。
生チョコは作ったり、買ってきたらすぐに冷蔵庫に入れてくださいね!
生チョコの賞味期限
生チョコは冷蔵庫で保存していても賞味期限が短いです。
販売されている生チョコは保存料が入っていても短くて2~3日、長くても1週間程のものが多いです。
さらに手作りの生チョコは保存料が入っていない為、1~2日くらいと思った方がよいでしょう。
フルーツが入った生チョコを手作りした場合は、作った翌日には食べきる事をおすすめします。
賞味期限が切れると生チョコの中に含まれている油や生クリームが酸化し、味が変わってしまいます。
見た目は美味しそうなのに、口に入れたら酸っぱい味で傷んでいるなんて最悪です。
相手に贈る場合は、冷蔵庫で冷やして早めに食べるように一言伝えておくと安心です♪
生チョコを持ち運びする時の注意点は?品質劣化を防ぐポイント!
生チョコは冷蔵庫で保存するのが基本ですが、ほんの数時間の短い時間であれば常温でも大丈夫です。
ただし、これは冬場の持ち運ぶ時間が短く、外の気温が低い場合に限ります。
気温の高い時期などに持ち運ぶ場合は「保冷剤」を入れるようにしましょう。
冬場でも直射日光に当たる場所や、暖房が効いている所へ持ち運ぶ場合にも保冷剤を入れた方が無難です。
保冷剤は気温が高ければ高いだけすぐに溶けてしまうので、多めに入れておくと安心ですね。
ポイントは、保冷剤をタオルやキッチンペーパーで包み、チョコの上に置くことです。
タオルやキッチンペーパーで包むことで保冷剤の結露でチョコのラッピングが濡れる事を防ぎ、冷気を下に流して冷やしてくれます。
出来るだけ冷やしたままの状態で持ち運ぶ事が、傷みやすく劣化が進みやすい生チョコの品質が落ちるのを防ぐ為には大切なのです!
保冷剤と保冷バックのセットがオススメ!
生チョコを自宅から持ち運ぶなら、保冷バック+保冷剤がおすすめです!
一般的に使用される保冷剤は、商品の温度上昇を防ぐ為に使われます。さらに繰り返し使用可能で、溶けても液体が発生しにくいものが多いです。
保冷バックで保冷剤の効果を高め、生チョコを外気の温度変化から守り、品質を下げずに持ち運ぶことができます。
保冷剤はソフトタイプ・ハードタイプ・氷点下タイプの3種類があります。ケーキ屋さんなどで入れてくれる保冷剤はソフトタイプが多いですね。
ソフトタイプは溶けると柔らかくなる保冷剤なので、触るとどれくらい溶けたのかが分かり便利です。
最近ではかわいい柄や小さ目サイズの保冷剤も売っているので、短時間お持ち運びであればソフトタイプで問題ないかと。
相手に生チョコを贈る時は、袋の中にチョコと保冷剤を入れて渡すのも良いですね!
まとめ
以上、生チョコの保存方法と持ち運び方」についてお伝えしてきました。
とにかく、長時間の常温保存は食中毒の危険性があるので、必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。
そして、持ち運ぶ時は保冷剤や保冷バッグを使い、生チョコの劣化を防ぐ持ち運び方を心がけてくださいね!
ちゃんと気を付ければ作った時と味が違う!なんてことにもならないはずです。
生チョコで食中毒なんてバカバカしいです。保存方法には十分ご注意を(´・∀・)ノ゚