この記事では、黒豆は一日に何粒までなら食べても大丈夫なのかについて、詳しくおまとめしてみました^^
ちっちゃくて甘くて、いくらでも食べ続けていられそうな黒豆ですが、美味しいからといって食べ過ぎるのは良くありません。
で、具体的にどのくらいまでなら食べても問題ないのか調べてみたんですが、残念ながら「黒豆は一日に何粒までならOK!」みたいな答えを見つけることができませんでした。
黒豆の摂取上は定められていないのです(-∀-`; )
黒豆にはたくさんの栄養素が詰まっているので、それらを摂りすぎないように気をつけないとダメって感じですね。
記事後半では、黒豆を食べ過ぎるとどうなる可能性があるのかについてもまとめてみたので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね♪
黒豆は一日に何粒までなら大丈夫なのかについて!
冒頭でも軽くお伝えしましたが、黒豆は一日に何粒までという摂取上限のようなものは決まっていません。
ただ、後半でもお伝えしますが黒豆は一度にたくさん食べ過ぎるとお腹を下してしまう可能性もあるので、美味しいからと言ってパクパク食べ続けるのは良くなさそうです。
食べる人が自身の体に合わせて食べる量を調節するのが正しい食べ方と言えそうです(どんな食べ物でもそうなんですが…)。
黒豆には「イソフラボン」や「サポニン」など食べ過ぎさえしなければ、わたしたちの体にとってプラスの働きをしてくれる栄養素がたっぷり含まれています。
これらの栄養素の一日の摂取上限から黒豆の数を計算しても良いのですが(サポニンには上限値は定められていないようです)、例えばイソフラボンの上限値から算出すると50粒以上とかになるんですね…。
イソフラボンは他の食品(豆腐や納豆)などからも摂取する可能性があるので、それらを考慮するとなると何粒までと決めるのは非常に難しいわけです。
サポニンだけじゃなくカロリーや糖質のことを考えると、せいぜい一度に食べるのは小鉢に半分くらいまでにしておくのが妥当ではないかと思います。
ちなみに、イソフラボンの一日の摂取上限は成人男性で70~75mgくらいなのですが、お豆のプロであるフジッコさんによると、これはあくまでも平均的な数値であってこれ以上摂取したからと言ってすぐ悪影響が出るというものでもないようです。
ネット上の記事ではイソフラボンの上限値をもとに何粒までならOKと書かれている場合もありますが、あまり心配しなくても大丈夫だと思います。フジッコさんの方が信頼できますので^^
黒豆を食べ過ぎるとどうなるのか大袈裟にまとめてみた!
ここからは、黒豆を大量にずーっと食べ続けている場合に起こる可能性があるデメリットについてまとめてみました。
繰り返しになりますが、栄養素の摂取上限値として定められている数値は摂取目安の平均値であって、それを超えたら即アウト!なんてものではありません。
なので、この見出しで紹介しているデメリットもかなり大袈裟なものですので、必要以上に心配しないようにしてくださいね。あくまでも、豆知識程度に思ってくださいね^^
お腹を下すかも
まず黒豆の食べ過ぎで考えられるデメリットとしては、「お腹を下すかも」というのが一番身近にあるように思います。
これは先ほどから登場している「サポニン」と「食物繊維」が関係しています。
食物繊維は摂りすぎると便通が良くなり過ぎるというのはご存知だと思うので割愛しますが、サポニンについては少し補足しておきましょう。
あまり聞き慣れないサポニンですが、この物質は水に溶けると洗剤のように泡立つ性質を持っているんです。なので、天然の界面活性剤なんて呼ばれ方もしているようですね^^
で、この泡々がわたしたちの消化器官に何らかの影響を与えることで、一時的にお腹を下すことがあるというわけです(何らか影響の部分は難しくてよくわかりませんでした)。
なので、もともと胃腸が弱いんだよねー…という山根君のような人はちょっと気をつけておいた方が良いかもしれません。
カロリーオーバーになるかも
次に、考えられるデメリットとしては「カロリーオーバー」。
これについてはカロリーで考えるか、糖質で考えるかで捉え方が少し変わってくるのですが、カロリーで考えると少しだけ注意が必要です。
黒豆の食べ方として定番である甘く煮付けた黒豆煮で考えると、100gで約200kcalちょいです。
黒豆煮一粒の重さは大体1.5~2gくらいなので、100g食べようと思うと60粒以上になりますので、あまり現実的な数とは思えません。
しかし、毎食ちょっとづつ食べ続けていると、チリツモでそれなりのカロリーを摂取してしまうことになるので、やはり食べ過ぎには注意が必要です。
一方、糖質量は少なめです。フジッコさんの黒豆煮の場合、100gあたりの糖質量は約27.6g。
一度に50g(30粒)くらい食べたとしても13gくらいなので、あまり気にする必要はなさそうです。
わたしは糖質制限推奨派なんですが、このくらいなら全然気になりません。ご飯お茶碗一杯の1/3くらいの糖質量ですから^^
なので、カロリーを気にしている人は余分なカロリー摂取になる可能性があるので、ちょっとだけ気をつけてくださいね!
ホルモンバランスが崩れるかも
最後はイソフラボンの摂りすぎで起こる可能性が指摘されている「ホルモンバランスの崩れ」です。
何でも、イソフラボンは女性ホルモンと似ている働きをする性質らしく、イソフラボンを摂りすぎると女性ホルモンが体に及ぼす影響の部分が強くでることがあるそうです。
単純に女性ホルモンが増えるとかそういう話ではないようですが、結果的に体に現れてくるデメリットとしては似ているみたいですね。
ただ、これについてもどれくらいの量をどのくらいの期間摂取し続けると起こるというものではなく、そうなる可能性があるよという注意喚起的な側面が強いお話ですので、過度に心配する必要はありません。
何度もお伝えしているように、黒豆だけからイソフラボンを大量に摂取するのはあまり現実的ではないので、普通に食べるくらいなら全然気にしなくて大丈夫です^^
黒豆は一日に何粒までなら大丈夫なのかについてのまとめ
黒豆には一日の摂取上限値にようなものが定められていません。
ただし、常識を超えた量を長期間食べ続けていると…
などの症状が現れてくる可能性があります。
一応、考えられるデメリットを3つお伝えしましたが、個人的には「お腹を下す」くらいしか遭遇する機会はないのではないかと思っていたりします^^
何ともざっくりした記事になってしまいましたが、黒豆は美味しいと言ってもそんなに大量に食べられるようなものでもないので、ざっくりで大丈夫と思います。
一回の食事で小鉢に半分くらいまでにしておけば、全然問題ないでしょう♪