今回は、「できるだけパスタの作り置きが伸びないようにするテクニック」について、わかりやすくおまとめしてみました^^
茹でたてのパスタはとっても美味しいですが、家族の帰ってくる時間がバラバラだとその都度茹でるのが大変。
できればパスタを作り置きしておきたいけど、やっぱり伸びてしまうのが気になりますよね…。
そんなあなたに朗報なんですが、実はパスタってちょっとした工夫をすることで、作り置きでも美味しく食べることができるんです!
茹でたての状態をキープするのは難しいですが、
などのちょっとしたポイントを押さえるだけでも大分変わってきますよ♪
記事本文では、これらのパスタの作り置きが伸びないようにするコツに加え、作り置きパスタの温め方などについてもお伝えしています!
パスタの作り置きで困っている人は、ぜひ最後までチェックしてみてください(*・∀-)☆
パスタの作り置きが伸びないようにするテクニックを紹介!
それでは早速、パスタの作り置きが伸びないようにするテクニックをまとめて紹介していきます!
この見出しでは具体的な方法を紹介しているので、そもそもパスタが伸びるのはどうしてなのか?という部分が知りたい方は先に一番最後の見出しを読んでみてくださいね^^
茹で時間を短めにする
茹でた後に水を切っても少なからず水分が残るので、パスタが水分を吸ってしまうことを考慮してパスタを茹で時間を1~2分短くしましょう。
予熱で火が通ることも考えると、作り置きする場合はやはり短めに茹でたいところですね!
固めに茹でることで、温め直した時に柔らかくなり過ぎることも防ぐことができます。
どんなパスタでも、「パスタの茹で時間を短くして固めに茹でておく」ことは大切なポイントです(´・∀・)ノ゚
塩を多めに入れて茹でる
塩分濃度の高いお湯で茹でることでパスタが吸収する水分量が少なくなり、柔らかくなるまでの時間を遅らせる効果があります。
一般的に言う「アルデンテ」に近い状態にすることができますよ!
歯ごたえのあるアルデンテに仕上げることが、茹でた後にパスタが伸びるのを防ぐことにつながります。
ちなみに、塩はお湯1リットルに対して15グラムが目安となります。
普段茹でる時よりもかなり多く不安に感じてしまうかもしれませんが、パスタが塩辛くて食べられないということにはなりませんのでご安心ください♪
茹でた後オイルを絡める
茹でた後に水気を切ってすぐにオリーブオイルを絡めるのも効果的なテクニックです。オリーブオイルがなければサラダ油でも問題ありません。
パスタの表面がオイルでコーティングされることにより、パスタが伸びてパサパサになってしまうことを防ぐことができるのです!
カルボナーラなどのクリーム系パスタにはバター、ペペロンチーノや和風系パスタにはごま油を使っても風味を楽しむこともできますよ(●´艸`)
茹でた後に冷水で洗い流す
オイルのカロリーが気になる方は、パスタを茹でたあとに冷水で洗い流す方法もおすすめです!
茹で上がりの熱い状態だと余熱でさらに柔らかくなってしまうので、冷水でパスタの温度を下げることで、それ以上余分な熱が加わることを防ぎます。
また、表面のぬるぬるしたデンプン質をを洗い流すことで、パスタ同士がくっつきにくくもなるという効果もあります。
パスタの表面に水分が残っていると、パスタが水分を吸収してしまい伸びる原因となりますので、洗い流した後は水気を良く切りましょう!
ソースは食べる直前に絡める
あらかじめソースを絡めてしまうとソースの水分でパスタが伸びてしまうので、ソースと絡めるのは食べる直前にしましょう。
どうしても完成した状態で作り置きしたいという場合は、「ナポリタン」がおすすめです!
ナポリタンは水分が少ないので、完成した状態での作り置きに向いているパスタです。お弁当のメニューにもおすすめですよ♪
パスタの作り置きの温め直し方!美味しく食べるためのコツ!
作り置きしているパスタを美味しく食べるには、温め直し方が非常に重要です!
パスタの作り置きを温め直しする時は、パスタになるべく余分な水分を与えずに柔らかくすることが仕上がりの美味しさにつながります。
今回は、電子レンジで加熱する場合と、フライパンで加熱する場合に分けて解説していきます(´・∀・)ノ゚
電子レンジで温め直しをする場合
いきなり逆のことを言ってしまいますが、電子レンジでパスタの温め直しをする場合は少しだけ水分を足してあげる方が食感が良くなります!
と言うのも、そのまま加熱すると必要な水分まで飛んでしまってパサパサのパスタになってしまう可能性があるからです。
パスタにかける水は大さじ1〜2杯くらいを目安にして、ふんわりとラップをかけてから加熱すればOK。温め直しをするパスタの量に合わせて調節してください!
この時水の量が多すぎるとベチャベチャになってしまうので、水の量には十分注意しましょう!
また、加熱時間もパスタの量に合わせて調節することが大切です。長く加熱しすぎるといくら水分を足していてもカピカピになってしまうこともあります。
最初にある程度温めてから、10~30秒単位で加熱しながらベストポイントを見極めてください♪
それから別で温めたソースをかけてあげれば温め直し完了です!
フライパンで温め直しをする場合
仕上がりのクオリティーを重視するのであれば、個人的には電子レンジよりもフライパンを使って温め直しをするやり方の方が断然おすすめです!
フライパンを使う場合のポイントは、ソースを先に温めてからパスタを入れるということ。これを知っているだけでも仕上がりにかなりの差が生まれます。
ちゃんと温まるのか心配になるかもしれませんが、水分の多いソースなら余裕で温まりますのでご安心ください。
この状態であまり長く加熱すると、ソースの水分をパスタが吸って柔らかくなってしまうので、ある程度火が通ったら味見をしてパスタのかたさをチェックしましょう。
良い感じになったらお皿に移して完成です(●´∀`)ノ
パスタの作り置きが伸びる理由はについてざっくり解説!
最後にパスタの作り置きが伸びる理由についてかんたんにまとめておきますね。
作り置きのパスタが時間とともに伸びてしまうのは、簡単に言うとパスタの中心部にまで水分が染み込んでしまうからです(´・∀・)ノ゚
茹でたての美味しいパスタは、表面は水分を吸って柔らかく、中心部分は水分を吸いきっていない少しかたさが残っている状態です。
ご存知の通り、この中心部に少しかたさが残っている状態を「アルデンテ」と呼びますが、茹で上がりのまま置いておくと次第に中心部にまで水分が浸透していき、最終的にはコシがなくなっていきます。
そして、水分をたくさん含んでいる分太く長くなってしまうので、食感だけでなく見た目的にもだらしない感じになってしまうというわけです。
なので、これまでお伝えしたパスタの作り置きが伸びないテクニックは、つまるところパスタの中心部にまで水分が浸透する時間をできるだけ長くするための工夫ということになります^^
まとめ
以上、パスタの作り置きが伸びないようにするための工夫や温め直しのコツについてお届けしました!
パスタの作り置きを茹でたての状態を長時間維持することは難しいですが…
などの点を意識すれば、パスタが伸びるまでの時間を長くすることができます^^
また、温め直しをする時も気を抜かず…
などのポイントを押さえておけばさらに美味しく食べることができるでしょう♪
こうして書くと意識する点がたくさんあるので大変そうに見えますが、慣れてしまえば全然大したことはありませんのでご安心ください。
この記事がパスタを作り置きする時の参考になれば嬉しいです(●´▽`)