今回は、出来上がったカレーを甘くする方法についておまとめしました!
甘めに作ったつもりのカレー(レトルトカレー)が思っていたよりも辛かった…なんてことがたまにあります。
大人は良いとしても子供も一緒に食べるとなるとちょっと困っちゃいますよね。
ご安心ください、出来上がったカレーを甘くする方法(辛味を感じにくくする方法)は、意外にもたくさんあるんです!
一例を挙げると…
などなど、おうちにありそうなものが活躍してくれます^^
記事本文では、さらに多くのアイデアを紹介するとともに、子供でも食べやすいカレーのアレンジレシピも紹介しています!
出来上がったカレーが辛過ぎる~って時の参考にしてみてください♪
出来上がったカレーを甘くする方法をざっくりおまとめ!
それでは早速、出来上がったカレーを甘くする方法をドバーっと紹介していきましょう!
たくさんあるのでジャンル別にまとめてみました^^
どれもカレーの辛さを感じにくくしてくれるものですが、入れ過ぎると味が変わってしまう可能性があるので、試すときは少量ずつ入れるようにしてくださいね!
砂糖・甘味料系
砂糖
ど直球ですが、一応基本として書いておきますね(*´ε` *)
入れれば当然甘くはなりますが、辛味を抑えるというよりもごまかす感じになるかと。
ジャム
砂糖に果物の酸味が加わるので、単純に砂糖を加えるよりも辛さを感じにくくできるでしょう。
カレーの辛味成分であるカプサイシンは酸味が加わるとまろやかになると言われています^^
ハチミツ
甘みの強いハチミツも甘くする効果は抜群です。ハチミツ独特の香りがあるので、入れすぎには注意が必要かと。ハチミツの代わりにメープルシロップで代用してもOKです。
ただ、ハチミツは年齢によっては食べさせてはダメな食品に該当するので、1歳未満のお子さんには絶対に食べさせないようにしてください!
乳製品系
牛乳
牛乳の中に入っているカゼインという物質は、辛味成分のカプサイシンを包み込んでくれるので、カレーの辛味をかなり軽くしてくれるとのこと。
入れすぎると白っぽくなっちゃいますが、個人的にはすごく相性が良いと思います。
実はわたしは辛味があまり得意ではないので、毎回牛乳を入れてたりします♪
生クリーム(液体のまま)
牛乳の匂いがあまり好きじゃないという場合は、代わりに生クリームを使ってみましょう。
カプサイシンは油に溶ける性質があるので、脂肪分の塊である生クリームを入れることで辛味を感じにくくできるようです。
ちなみに、生クリームにはカゼインは含まれておりません。
牛乳と同様、生クリームもよくカレーに入れますが、コクがプラスされて美味しくなりますよ♪
とろけるチーズ
カレーとチーズの相性の良さはすでにご存知のはず。チーズの風味がプラスされるだけでなく、とろけたチーズが全体に広がって辛味をまろやかにしてくれます^^
バター
生クリームのところでもお伝えした通り、脂溶性であるカプサイシンの辛さにはバターも効果的。
もちろん相性もばっちりなので、ちょっと多めにいれて贅沢にいただいちゃいましょう♪
あ、中にはピーナッツバターを入れる人もいるそうですよヽ(゚Д゚*)ノ
わたしはまだ試したことありませんが、辛味を抑えるという意味ではピーナツバターの方が効果がありそうですね!
ヨーグルト
ヨーグルトは脂肪分だけでなくカレーに酸味も加えることができるので、辛さを抑えるという点ではかなりおすすめです。
なにせ、カレーの辛さをやわらげるドリンクとして有名なラッシーの材料ですからね!
練乳
かなり砂糖よりですが、練乳やコンデンスミルクもカレーの辛さを多少感じにくくしてくれそうです。隠し味として使われているので相性は悪くないでしょう!
調味料系
マヨネーズ
万能調味料であるマヨネーズはここでも大活躍。
かなり味変はしてしまいますが、お酢や油が入っているので辛さがマイルドになることは間違いありません。どちらもカプサイシンに効果的な成分ですので。
辛味が苦手なマヨラーはたっぷりマヨオンしちゃってください(●´艸`)
ケチャップ・トマトピューレ
ケチャップにも辛さを和らげる成分がたくさん入っていますね。砂糖の甘さとトマトの酸味が辛味をまろやかにしてくれることでしょう。
甘みは入っていませんが、酸味の強いトマトピューレを使うのも効果的。
トマトピューレを使う場合は味が尖ってしまうので、入れてからしばらく煮込んだ方が美味しく食べられますよ!
みりん
甘みとまろやかさをプラスするにはみりんも効果的です。砂糖をたくさん入れるよりも優しい味にすることができます。
また、他の調味料に比べて味変が少ないのもポイントです!
ただ、みりんはアルコールを含むので、子供も食べる場合は加熱してアルコールを飛ばすことをお忘れなく。
ココナッツミルク
少し南国風のカレーになってしまいますが、ココナッツミルクも使えます。
ご存知の通りココナッツミルクは香りが強いので、入れすぎには十分注意してくださいね。
食材系
卵(特に卵黄)
料理をまろやかにする食材と言えばやっぱり卵。特に黄身の部分が辛味を包み込んでくれます!
まるごと入れると水っぽくなるので、個人的には黄身だけを混ぜるのがおすすめです♪
すりおろしリンゴ
りんごもカレーに追加する食材としては定番ですね!
りんごの甘味と酸味がカレーの辛味を上手に緩和してくれます。
すりおろし玉ねぎ
玉ねぎはしっかり加熱することでカレーの甘みがグンと増します。
飴色玉ねぎがあれば最高ですが、すりおろすことで短時間でも甘みを引き出すことができますよ!
バナナ
バナナは加熱するとこれでもかと言うほど甘くなるので、カレーの辛味を抑えるのにも効果的。
ただ、ココナッツミルク同様入れ過ぎると南国風になってしまいそうなので量には注意です。
レモン
カレーとレモンはあまり聞かない組み合わせですが、辛味を抑えるという意味ではレモンの強い酸味が活躍してくれるようです。
もちろん入れ過ぎると酸っぱいカレーになってしまうので、レモンを入れる場合は少量ずつ追加するようにしましょう!
その他
コーンスープの素
使い勝手の良さで言えば、コーンスープやコーンポタージュの素も忘れてはいけません。
コーンの甘味がカレーの辛味をまろやかにしてくれますよ!
わざわざお湯で溶かす必要はなく、出来上がったカレーに入れてかき混ぜるだけでOK。ダマダマにならないように手早く混ぜるのがポイントです♪
チョコ・ココア
よく隠し味として登場するチョコやココア。甘みの強いミルクチョコレートや加糖タイプのココアなら、そのまま入れるだけで甘みと一緒にコクもプラスできます。
カルピス
わたしはやったことありませんが、中にはカルピスを入れて辛味を抑えるという人もいるようです。
甘さも酸味もあるのでたしかに効果は期待できそうですが、味変がちょっと不安ですね…。挑戦する場合は特に量には注意したいところです。
辛すぎるカレーはリメイクして食べやすくアレンジするのもアリ!
はい、ここまでたくさん辛味を抑えるアイデアを紹介してきましたが、何かを追加するだけでなく別の料理にアレンジするという方法もあります。
特に、食べるのが子供の場合は味変の少ないアレンジカレーの方が喜んで食べてくれるかもしれませんね^^
わたしのおすすめはやっぱり「カレードリア」はのアレンジです!
作り方も超簡単です♪
出来上がったカレーに牛乳とマヨネーズを入れ混ぜ合わせ、同時にじゃがいもなどの具材も小さめに潰しておきます。
牛乳とマヨの分量はひとり分あたり大さじ1くらいが目安ですが、好み(辛さ)に合わせて調節してくださいね。
グラタン皿にバターライスをしき詰め、その上に先程のカレーとトッピングのとろけるチーズをのせれば準備完了です!
180℃で予熱したオーブンで10~15分ほど焼けば、特製カレードリアの完成ですヽ(*´∀`)ノ
まとめ
以上、出来上がったカレーを甘くする方法についてお届けしました^^
カレーの辛味は辛味成分であるカプサイシンが原因ですが、身の回りにある食材や調味料を上手に使えばある程度和らげることが可能です。
特に、乳製品と酸味系は高い効果が期待できるので、まずはそれらから試してみてくださいね。
または、子供でも食べやすいようにアレンジしてしまうのもおすすめです!
今回ご紹介したカレードリアには辛味を抑える食材が3つ(牛乳・マヨネーズ・バター)も入っているので、すごく食べやすくなりますよ♪
参考になれば嬉しいです(●´∀`)ノ