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牛肉の酸っぱい匂いは買ったばかりなら大丈夫?状態と判断基準を詳しく解説!

今回は、牛肉の酸っぱい匂いや変色について詳しくおまとめしてみました!

買ってきたばかりの牛肉のパックを開けてみると、どういうわけか少し酸っぱい匂いがすることがあります。これ、めちゃくちゃ不安になりますよね…。

調べてみたら結構いろんな意見があったんですが、個人的な経験も含めてひとことでまとめると、「食べちゃダメ」という結論に至りました。

その他にも、酸っぱい匂いだけでなく…

  • 腐ったような臭いがする
  • 色が灰色やどす黒く変色している
  • 表面に謎の斑点が浮かび上がっている
  • 表面にぬめりがあり糸を引いている
  • 脂身の部分が変色・溶けている
  • などの変化がある場合も食べてはいけません。高確率で腐っていますので。

    酸っぱい匂いのする牛肉が買ってきたばかりの牛肉だった場合は、レシートを持ってスーパーで交換してもらいましょう。そういうレベルだとお考えください。

    記事本文では、これらに件について深掘りするとともに、

  • 牛肉からする匂いの種類
  • 冷凍したお肉の場合の判断基準
  • 賞味期限内のお肉の変色
  • などについてもお伝えしています。

    買ってきたばかりのお肉の匂いでちょっとテンションが下がってしまっているなら、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね(*・∀-)☆

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    牛肉の酸っぱい匂いは買ったばかりでも要注意!

    冒頭でもお伝えした通り、牛肉からほんのり酸っぱい匂いがしている場合であっても食べない方が賢明です。

    それくらい平気でしょと思う人もいるかもしれませんが、大丈夫と言い切ることは絶対にできません

    なぜなら、牛肉の状態だけではなく食べる方の体調によっても結論は変わってくるからです。

    子供やお年寄り、何らかの理由で免疫力が下がっている人がそういう状態のお肉を食べてしまうと雑菌に負けてしまうことも十分考えられます。

    あと、しつこいようですがそれ以外にもいつもと違う特徴が見てとれるのであれば、そのお肉が買ってきたばかりだったとしても処分してください。

    大切な部分なのでもう一度書き出しておきますね!

  • ものすごく酸っぱい匂いがする
  • 酸っぱいというか腐った臭いがする(腐敗臭・アンモニア臭)
  • 色が灰色~どす黒く変色している
  • 表面にぬめりが出て糸を引いている
  • 脂身が変色していたり溶けている
  • このような変化はほぼ確実に牛肉が腐っている状態ですので、絶対に食べずに処分するようにしましょう。いくらお値段の張る牛肉だったとしてもダメです。

    最悪の場合、下痢では済まないレベルの食中毒になってえらいことになってしまいますので…。

    あと、こういう時によく食べるかどうかの目安にするのが「消費期限」ですが、それが目安となるのは新鮮なお肉を正しい状態で保存していた場合の話です。

    牛肉の消費期限は冷蔵庫に入れた状態で2~3日程度に設定されることが多いようですが、保存状態が悪ければ消費期限内でも余裕でダメになります。

    しばらく常温でテーブルの上に放置してしまったとか、冷蔵庫の温度が高くなっていたとか、そういうイレギュラーがあった場合にはその消費期限は当てになりません。

    なので、大丈夫かなー…と思った場合は、先に挙げたような特徴がお肉に出ていないかをあなたの五感でもって確認するようにしましょう。これが一番確実です!

    あとですね、もうひとつだけお伝えしておきたいのが、牛肉は腐りかけくらいの方が美味しいというアレです。

    おそらくは「熟成肉ブーム」にのっかった発言だと思われますが、プロが慎重に管理して育てた熟成肉と、テーブルの上で適当に腐りかけた牛肉が同じであるわけがありません。

    なので、この際そういったあやふやな考え方は、傷んだ牛肉と一緒に捨ててしまいましょう。ほんとに危険ですのでヽ(`Д´)ノ≡3

    いろいろと書きましたが、新鮮なお肉からは酸っぱい匂いはしません

    パックを開けて少しでもいつもと違う匂いを感じたら、絶対に食べないようにしてくださいね!

    牛肉から酸っぱい匂い以外の臭いがする時の状態について

    ここまでは牛肉からする酸っぱい匂いについてお伝えしてきましたが、牛肉は酸っぱい匂い以外にも独特の臭いを放つことがあります。

    どんな臭いがしているかによって食べられるかどうかが変わってくるので、この見出しで簡単にまとめておこうと思います!

    ヨーグルトのような臭い(処分対象)

    酸っぱい匂いと似たようなものですが、ふわっとヨーグルトのような臭いがすることもあります。

    調べてみたところ、ヨーグルトの臭いはお肉が酸化しているのが原因とのことでした。

    酸化とは簡単に言えば、お肉と酸素が結びついて劣化している状態を指します。

    酸化しているから全て食べられないというわけではありませんが、腐敗の段階としては第一段階なので、ヨーグルトの臭いがした場合も食べない方が良さそうです。

    獣・草のような臭い(食べても大丈夫)

    外国産の牛肉は、その牛さんが食べていた飼料によって独特の獣臭を発することがあるようです。

    外国産の中でもオーストラリア系のお肉に多いのが特徴で、獣臭の他に草のような臭いを感じる場合もあります。

    あと、産地に関係なくとうもろこしなどの穀物を飼料として食べていた場合も独特の臭いを発することがあるとの情報もキャッチしました。

    これらの臭いはクセはあるものの、牛肉が傷んで発している臭いではないので食べても問題ありません

    共通して言えるのは、酸っぱい系の刺激がない臭いという部分ですので、覚えておきましょう。

    牛乳のような臭い(酸っぱい匂いがなければ食べて大丈夫)

    ちょっとレアですが、乳牛(ホルスタイン種)のお肉からは牛乳のような臭いを感じることがあります。

    牛乳っぽい臭いだとヨーグルト系でダメなのかと思われがちですが、酸っぱい臭いが混ざっていなければ食べても大丈夫です

    気になる人はしっかり加熱して、レアな部分がなくなった状態で食べると良いでしょう^^

    牛肉の酸っぱい匂いは冷凍の場合はどう判断するべきか

    買ってきたばかりの牛肉だけじゃなく、冷凍しておいた牛肉を解凍した時にも酸っぱい匂いがすることがあります。

    これに関しては、もう絶対食べない方が良いです

    冷凍焼けの臭いだから大丈夫という意見も見かけましたが、冷凍焼けの場合、冷凍庫特有の臭いがすることはありますが、冷凍焼けが原因で酸っぱい臭いを放つことはほとんどないと思います。

    少なくともわたしは経験したことがありません。

    解凍した時に牛肉から酸っぱい匂いがするのは、冷凍前にすでに劣化して酸っぱい匂いがしていたか、解凍してから時間が経って傷んでしまったかのどちらかの可能性が高いと考えられます。

    どちらにせよ、解凍した時点で酸っぱい匂いがしているのであれば、それは食べない方が良いというサインと受け取りましょう。

    そのような状態のお肉は色も悪いでしょうし、おそらく表面が変にぬめっとしている場合が多いと思います。

    食べられる牛肉は解凍しても変な臭いはしませんので、少しでも異変を感じたら食べずに処分しちゃいましょう!

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    牛肉の色変わりが消費期限内の場合は色の種類と匂いで判断

    ここまでで牛肉の酸っぱい匂いについては解決したと思いますが(食べるなしか言ってない)、せっかくなので牛肉の色についてもう少し掘り下げてみようかと思います。

    おそらく気になっている人が多いのは、消費期限内なのになんだか黒ずんで見える…というパターンではないかと。

    実は、牛肉の赤い色は牛肉に含まれる色素が空気に触れて初めて鮮やかに発色します

    逆を言えば、空気に触れていない部分は黒っぽい赤色をしているのが自然な状態なのです!

    つまり、牛肉同士が重なっていた部分については鮮やかな赤ではなく、少し暗めの濃い赤色をしているわけです。

    このメカニズムを知らない人は、この色を見て傷んでいると勘違いしてしまいがちですが、もちろん新鮮なので全然食べられます。

    一方、傷んで食べられない状態の牛肉の色は、少し灰色っぽい赤色をしています。深い赤というよりも少し退色したような印象を受ける色をしています。

    さらに、謎の斑点模様まで浮かんでくることがあります。これを見つけた場合は即処分しましょう。もう完全にアウトです。

    それから、しつこいようですがダメになったお肉は色だけでなく臭いや表面にわかりやすく変化が現れます。

    大切ななのはひとつの情報だけで判断するのではなく、色・臭い・表面の状態など複数の状態から判断するということです。

    くれぐれも火を通せば大丈夫だろうと安易に考えないでくださいね!

    牛肉の匂いが気になる場合の調理方法のコツを紹介

    最後に、牛肉の臭いが少し気になる場合の調理のポイントについてお伝えしておきますね!

    この場合の臭いは、先程お伝えした「獣っぽい臭い」「草っぽい臭い」「牛乳っぽい臭い」などの食べられるタイプの臭いです。

    酸っぱい臭いやヨーグルト臭がするものは含みませんので、お間違えのないようお願いいたします。

    アルコールにつけこむ

    まずは基本中の基本である、お酒につけこむ方法から。

    おうちにある日本酒に30分くらい牛肉をつけこんでおくだけでOKです。洋食に使うならワインにつけこんでも問題ありません。

    注意点としては、安価な料理酒には塩が添加されているので牛肉に少し塩味がプラスされてしまいます。

    なので、調理する際にはそのことを頭に入れて味付けをするのがポイントです。

    おろし玉ねぎにつけこむ

    すりおろした玉ねぎに牛肉をつけこむことで、お肉も柔らかくなり、多少の臭いも気にならなくなります。

    つけこむ時間は1~2時間程度が目安です。

    玉ねぎに含まれる「プロテアーゼ」という酵素の働きによるものなので、牛肉の表面に
    フォークや竹串で小さな穴を開けておくと中まで酵素が入って効果が高まりますよ!

    牛乳・ヨーグルトにつけこむ

    レバーなどでも用いる方法ですが、牛乳につけこむことでも同じような効果を得ることができます。

    ただ、言うまでもなく牛肉に若干牛乳の臭いがついてしまうので、それが苦手な場合は別の方法を試すことをおすすめします。

    つけこむ時間は、1時間程度が目安となります。

    牛乳の代わりにヨーグルトにつけこむのも臭い対策としては有効ですが、やはりヨーグルト臭がつくので好みによりけりでしょう。

    玉ねぎをすりおろすよりも手間がかからないのが最大のメリットなので、とにかく手軽にという場合におすすめできる方法と言えます^^

    濃い味付けの料理に使う

    これは対処法というか調理する時のポイントなのですが、臭いが強めの牛肉は味や香りの濃い料理に使うのがおすすめです。

    具体的にはやはり煮込み系の料理が良いでしょう。

    カレーなどに代表される煮込み料理の多くは、味付けも濃くスパイスの香りも際立っているので、中に入っている牛肉の臭いがほとんど気にならなくなります。

    また、長時間加熱するので衛生的にも安心して食べることができます♪

    あと、この他には重曹を使う方法などもあるが、臭いだけでなく牛肉旨味まで流れ出てしまう可能性があるので個人的にはあまりおすすめしていません。

    使用する重曹も食品グレードのものが必要ですので、もし実践する場合はしっかり下調べしてからにしてくださいね!

    まとめ

    以上、牛肉の酸っぱい臭いの原因や対処法についてお届けしました!

    牛肉から少しでも酸っぱい匂いがする場合は、劣化している可能性が高いので食べてはいけません。買ったばかりでも消費期限内でもそれは同じです。

    また、ヨーグルト臭なども同様で、普段と違う臭いがした場合は食べられないサインだと考えるようにしましょう!

    熟成肉と同じでしょ!とか、しっかり火を通せば大丈夫でしょ!などと甘く考えてると、がっつり食中毒になってしまうかもしれませんよ…。

    臭い以外にもダメになっている牛肉は、色や表面の状態に大きな変化が見られるので、それらも見逃さないようチェックするようにしてくださいね!

    酸っぱい臭いのする牛肉は処分するのが正解です。

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