今回は、冷凍庫の匂いがついた食品の美味しい食べ方や、冷凍庫のニオイ移りを防ぐ方法などについておまとめしました!
ついつい長期間冷凍庫に放置してしまった食材には、ほぼもれなく冷凍庫の匂いがついてしまいます。
何も考えずそのまま食べると、なんとも独特な冷凍庫の味(ニオイ)がして、まぁ美味しく食べることはできません。
ですが、食べる前の下処理と調理方法に工夫をすれば、冷凍庫の匂いがついた食品でもそこそこ美味しくいただくことが可能です♪
例えば、ご飯ならお酒をふりかけたり、お肉なら塩水につけたりしますね!
記事本文では、こんな感じの対処法を食材別にまとめ、その後、今後のニオイ移りを防ぐ方法についてお伝えしています。
冷凍庫の匂いのついた食品で困ったいるなら、ぜひ最後までチェックしてみてください(*・∀-)☆
冷凍庫の匂いがついた食品の対処法まとめ!
それでは早速、冷凍庫の匂いがついた食品を少しでも美味しく食べるためのコツについてみていきましょう♪
ご飯
言うまでもなくご飯はそのまま食べることが多いので、食べる前にできるだけ冷凍庫の匂いを落としておきたいところです。
そのために使用するのが日本酒。注意していただきたいのは、料理酒ではなく日本酒であること。
料理酒には少ないながらも塩分が含まれているので、微妙にご飯の味が変わってしまう可能性があります。
なので、こういう場合に使うのは純粋な日本酒であるべきなのです。もちろん、食塩無添加の高級な料理酒なら問題ありません^^
やり方は簡単。
お茶碗一杯分の冷凍ごはんを耐熱皿に移して、大さじ1杯分の日本酒をふりかけます。
そして、そのまま5分程度放置しましょう。この5分間が後々効いてきます。
5分たったらその上からラップをふわっとかぶせて、レンジで2~3分程度加熱しましょう。加熱時間はお使いのレンジに合わせて調節してください。
これで、ごはんの匂いがいくらか軽減しているはずです♪
5分間待つことで日本酒がごはんにしみこませ、ラップをふわっとかけることで匂いを外に飛ばしてしまのがこのやり方のミソとなります^^
この方法でも匂いが気になる場合は、炒飯やオムライスなど味の濃いレシピにアレンジしてしまいましょう!
野菜の対処法
冷凍野菜もご飯と同じように日本酒をふりかけてレンチンする方法が応用できます!
野菜の場合は割りと味の濃いレシピに使うケースが多いので、そのまま使ってしまってもさほど匂いは気にならないと思います。
お肉の対処法
お肉の場合は、2パターンのやり方が考えられます!
ひとつは、塩水につける方法。
もうひとつは、牛乳につける方法。
塩水につける方法は2日間くらいつけて置く必要があるので、食べるまでに時間がある場合のみ使える方法になります。
時間はかかりますが、匂いを取るだけでなく食感もある程度復活させてくれるので、クオリティー重視の場合にはおすすめしたい方法と言えます。
やり方は以下の通りです!
② そのお水の3%にあたる食塩を入れてよく混ぜる
③ お肉を入れて冷蔵庫に移し、そのまま2日間程度放置する
ここまでできたら、後はしっかり目に味付けすれば美味しく食べられますよ♪
一方、牛乳につける方法は1時間程度付けておくだけなので時間はかかりませんが、お肉に牛乳の匂いがついてしまうという欠点があります。
なので、牛乳の匂いがついていてもあまり気にならないような料理(煮込み系など)に使うのがおすすめです!
こっちのやり方はすごく簡単で、まずお肉を冷蔵庫に移して解凍しておきます。
お肉が解凍できたら牛乳に1時間くらいつけこんで、その後キレイに牛乳を洗い流せば下処理完了です!
魚の対処法
正直なところ、個人的には魚の対処法が一番難しいと感じています。
冷凍庫の匂いだけでなく魚本来の匂いもあるので、匂いを完全になくすのは至難の業と言えるでしょう。
一応、お肉の時に使った塩水作戦も有効なのですが、今回はさらに一歩進んだ方法をお伝えしますね。
お魚の場合は、塩水ではなく塩湯を使います。また、事前に解凍せずにお湯の中で解凍するやり方となります。
手順を整理しますね!
② 凍ったままの魚を入れ、解凍できるまでしばらく放置
③ 解凍できたらお湯から引き上げて、キッチンペーパーなどで水分を拭き取る
④ 新しいキッチンペーパーを水で濡らし、解凍した魚を包む
⑤ その状態で冷蔵に入れて1時間程度やすませる
はい、こんな感じです(´・∀・)ノ゚
ここまでやっても魚の鮮度や種類によって匂いが残ってしまうことも多いかと思います。
そうした場合は、もはや味付けの濃いレシピで調理するしかありません。
生姜などの薬味をたっぷり使った煮魚や、にんにくを効かせてイタリアン風に仕上げるのも良いでしょう。
いずれにせよ、香りの強い調味料や薬味の力を借りて、匂いを目立たなくしてしまうのが手っ取り早く確実な方法ですね!
冷凍庫から独特の臭いがする原因は?
食材の対処法がわかったところで、次はあの冷凍庫の独特臭いについてみていきましょう。
冷凍庫から独特の臭いがする原因は、冷凍庫の中でいろんな臭いが混ざりあってカオス状態になっているからです!
これらの臭いが渾然一体となって、あのわけのわからない独特な臭いを形成していくわけです。あー、嫌だ。
そんな危険な場所に、軽くラップしただけの食材を入れてごらんなさい。そりゃニオイも移りますわって話です。
ニオイ移りさせないための予防法については次の見出しでお伝えしているので、ちょっとドキッとした人はしっかりチェックしてみてくださいね!
そういえば、食材ではないですけど、氷にもニオイって移りますよね。あれだけはどうしようもないのが悔しいところです(´Д`。)
冷凍庫の臭い匂いを取る方法!食品へのニオイ移りを予防!
冷凍庫の臭い匂いを取る方法、それは「お掃除する」しかありませーん!
そして、お掃除すると同時に古くなった食材をキレイさっぱり処分してしまいましょう!
とにかく、冷凍庫から匂いの元を断っていくことが何より重要です。
お掃除する手順を以下にまとめておきますね!
食材と一緒に使っていないビニールなどがあれば処分します。
② まだ食べられそうな食材を冷蔵庫に避難させる
③ 冷凍庫の中を徹底的にお掃除する(手段は問いません)
食材のカスなどを落とし、壁についているドリップなどはすべて落とすようにしましょう。適当にせず、徹底的にキレイにするのがミソです。
④ 消毒用アルコールで拭き上げる
⑤ 食材を冷凍庫に戻してお掃除完了♪
はい、ざっくりまとめるとこんな感じですね!
この状態で冷凍庫用の消臭剤を置いておくとさらに完璧です!
繰り返しますが、冷凍庫内からニオイの元となるものを徹底的に排除することが大切です。
適当なお掃除でごまかしていると、短期間でまたあの匂いが復活してくるので意味がありません。気合を入れてお掃除しちゃってください!
また、冷凍庫のニオイ移りを防ぐには、食材の保護も大切です。
冷凍する食材は、中身が空気に触れないようにラップでしっかり包みこみ、それをさらにフリーザーバッグなどの保存袋に入れて冷凍するのがセオリーです。
ラップとフリーザーバッグの二重バリアはなかなかに効果的なので、今までやっていなかったという人はぜひ試してみてくださいね!
まとめ
以上、冷凍庫の匂いがついた食品の美味しい食べ方や、ニオイ移りを防ぐ方法などについてお届けしました。
冷凍庫の匂いがついた食材は、調理前に日本酒や塩水で下処理し、濃いめの味付けで匂いを目立たなくするのがおすすめです!
また、いつもの調味料の他に香りの強い薬味やスパイスを活用することで、さらに美味しく食べることができます^^
そもそも、食材についた匂いは冷凍庫内のカオス状態のニオイが原因です。
この記事をあなたが読んでいるということは、おそらくあなたのお家に冷凍庫もそれなりの状態に仕上がっていることでしょう。
とりあえず、落ち着いたら冷凍庫内をお掃除してくださいね^^
あ、冷凍する食材はラップとフリーザーバッグの二重バリアでニオイをシャットアウトすることもお忘れなく!