今回は、ドライヤーの風量が弱くなった場合の原因や対処法について、わかりやすくおまとめしてみました。
ある程度長くドライヤーを使っていると、何となく風量が弱くなったように感じるタイミングがあります。
電化製品にうとい人は「ひょっとして故障!?」なんて慌ててしまうかもしれませんが、実際はドライヤーの吸い込み口に髪の毛やホコリが溜まっていただけなんてことがよくあります。
なので、急いでメーカー修理に出してしまう前に、吸い込み口や排気口に汚れが溜まっていないかどうかをまずはチェックしてお掃除するところから始めてみましょう!
記事本文では、具体的なお掃除のやり方や他の原因についてもお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
ドライヤーの風量が弱くなった原因として考えられることは?
すでにお伝えしましたが、ドライヤーの風量が弱くなった場合に考えられるのは、ドライヤーの後ろ側にある吸い込み口(空気を吸い込むところ)に髪の毛やホコリなどがたまっていることが原因である場合がほとんどです。
通常吸い込み口には細かい穴のあいた網のようなものが取り付けられていますが、この穴が小さいために使用環境によっては髪の毛やホコリなどで詰まってしまうことがあるのです。
そうすると空気を吸い込む量が減ってしまうので、結果的にドライヤーから出てくる風量が弱くなったと感じることにつながります。
ドライヤー使用時に変な臭い(焦げ臭やプラスチック臭)がせず、いつの間にか気付かないうちに風が弱くなったような場合はこのパターンが怪しいと思ってもらってOKです!
なので、まずは吸い込み口を確認してホコリや汚れなどで穴が詰まっていないかを確認し、もしホコリなどがあればキレイに掃除してあげましょう!
おそらく、それだけでドライヤーの風量は回復するかと思います^^
詳しいお掃除の仕方については次の見出しで説明するので、今はこのまま続けますね。
さて、この他にドライヤーの風量が落ちる原因として考えられるのは…
のふたつになります(`・ω・´)ノ
モーターの劣化は長年使い続けている年季の入ったドライヤーならいつでも起こりえるので、それほど心配する必要はありません。
特に異臭もなく単純に風量が落ちたかな?と感じるような場合がこのパターンだと考えられます。
もしまだ購入して間もない場合はモーターの劣化というよりも普通に不良品の可能性があるので、保証期間内に修理に出すことをおすすめします。
保証期間が切れている古いドライヤーの場合は修理代の方が高く付くかもしれないので、これを機に新しいドライヤーに買い替えた方が良いかもしれませんね^^
そして、最も気をつけなければいけないのが内部基盤の故障パターンです。
このパターンには特徴があって、まず使用中に焦げ臭やプラスチックの溶けたような臭いがドライヤーから漂ってきます。
特にプラスチックの溶けた臭いは強烈ですぐに気付くと思うので、少しでもそのような臭いを感じた場合は使用を中止するようにしてください。
爆発するようなことはないと思いますが、ドライヤーの中で何かしらのトラブルがあって、それにより熱が発生して基盤や部品が溶けてしまっていることが考えられます。
また、これはわたしが実際に経験したことなんですが、プラスチックの溶けた臭いの他に、突然風量がガクンと落ちる場合があります。
さっきまで普通に動いていたのに急にモーター音が小さくなって風量が落ち、そして異臭がし始めるような感じですね。
もちろん臭いだけで風量はそのままという場合もあるかもしれませんが、いずれにせよ明らかに突然異変が起こるような場合は危なっかしいパターンだと推測できるので使い続けるのは非常に危険なのでやめておきましょう。
おそらく修理代もかなり高くなると思うので、この場合もやはり新しいドライヤーに買い替えることをおすすめします。
ちなみにわたしもそのドライヤーはそのままダメになってしまったので、ネイビーのサロニアを購入しました。
デザインだけでなく持った感じもサラッとしていてとても良い感じです。それでいて風量もしっかりしているので、かなりコスパの良い製品だと思います♪
コスパ重視でドライヤーを探している人にはおすすめなので、ぜひチェックしてみてくださいね!
ドライヤーのお手入れ方法を解説!月イチくらいで掃除しましょう!
それでは、ドライヤーの普段のお手入れや吸い込み口のお掃除方法についてお伝えしていきます。
一般的なドライヤーのお掃除方法を解説していますが、取扱説明書などが手元にあればそちらの内容を優先してくださいね!
外側のお手入れ方法
ドライヤーの外側は、乾燥した柔らかな布で軽く拭く程度でOKです。頑固な汚れがある場合は、水で薄めた中性洗剤を布に少し含ませて拭き取ると良いでしょう。
特に持ち手の部分などはスタイリング剤などが付着することが多いので注意が必要です。
スタイリング剤などがドライヤーに付いた状態で長時間放置するとプラスチック部分の劣化につながるので、こまめにお掃除することが重要です。
ただし、アルコール含有の製品やネイルリムーバーなどはドライヤーの故障や変色の原因になるためお手入れに使用しないようにしましょう!
吸い込み口のお手入れ方法
今回のテーマではこの部分のお掃除が一番重要です!
ドライヤーの吸い込み口についたほこりや髪の毛は、綿棒やティッシュ、歯ブラシなどを使ってそっと取り除きます。取れにくい場合は軽く円を描くように擦ると幾分取れやすくなりますよ♪
もしあれば、ハンディタイプの掃除機や細いノズルなどを使って吸い取るのが効果的です^^
取り外し可能な吸引口の場合は、内部のフィルターも丁寧に掃除することで、さらにドライヤーを長持ちさせることができます。
吹き出し口のお手入れ方法
ドライヤーの吹き出し口にもホコリや汚れが溜まってくるのですが、この部分は吸い込み口よりもお手入れが簡単です。
ドライヤーの設定を「クール(冷風)」にして運転しながら綿棒などで汚れをかき出していけばOKです。
風が出ている状態なので、ちょっと擦る程度でもホコリが飛んでいってくれますよ!
その他の部分のお手入れ
製品によっては風以外にもマイナスイオンなどが出てくる場所があるかと思います。
そういった部分は製品ごとにお手入れの方法が決まっているので、お掃除する場合は必ずその製品の取扱説明書を読むか、なければメーカーの公式サイトでお掃除方法を確認するようにしてくださいね。
壊れることはそうそうないとは思いますが、お掃除してダメになったら元も子もありませんので(´Д`。)
ドライヤーを長持ちさせるには?コードグルグル巻きはダメ!
ドライヤーを長持ちさせるにはこまめなお掃除も大切ですが、それ以外に気をつけほしいことがあります。
それは、「コードの扱い方」です!
まず、ドライヤーを使う際は延長コードを使用せずに、直接コンセントに差し込むことが重要です。
と言うのも、ドライヤーのような消費電力の大きい電化製品に延長コードを使うと、発熱してしまう危険性があるのでメーカー側が使わないように呼びかけているからです。
また、コードを束ねた状態での使用や本体に巻き付けて収納するのもNGです。これらはコードへの負担が大きく、断線やショートの原因になってしまう可能性があります。
最悪の場合、それらが原因で火災のリスクを高めますので、こういった使い方、収納方法は避けるようにしましょう。
ドライヤーの使用後は、コードを本体に巻き付けずにまっすぐに伸ばしてから軽く束ねて保管するようにしてくださいね!
まとめ
ドライヤーの風量が弱くなった時は焦らずに、まずは吸い込み口に髪の毛やホコリが詰まっていないかをチェックしましょう。
もしそれで詰まっていたら、綿棒や掃除機を使ってキレイに掃除してあげてくださいね!
変な臭いなどがしておらず風量だけが弱くなっている場合は、おそらくこれだけで風量が戻る可能性があります。
もし焦げ臭や溶けたプラスチック臭がする場合は危険なので、すぐに使用をやめて修理に出す、もしくは新しいドライヤーに買い替えることをおすすめします!
特にプラスチック臭は内部のパーツが溶けている可能性が高いので、そのまま無理に使用し続けないようにしましょう。
参考になれば嬉しいです^^