家の中をおしゃれに飾ったり、小物を吊るすためのフックをとりつけるのに便利なのが、強力両面テープ。
けれども、いざ必要なくなった時に両面テープを剥がそうすると「粘着力が強すぎて、うまく剥がせない!」こんな経験がある方、多いのではないでしょうか?
場合によっては、テープを張り付けていた壁紙すらも剥がれてしまって、見るも無残な状態になってしまうこともありますよね。
せっかく綺麗に飾っていた部屋に、傷ついた壁紙は悪目立ちしてしまいます。
しかし、ご安心ください。市販の剥がし液や除光液を使えば壁を傷つけることなく強力両面テープを剥がすことができます。
ちょっと変わったところでは、糸を使った剥がし方なんてのもあります。詳しくは本文でお伝えしますね!
ということで今回は、「強力両面テープの上手な剥がし方」について解説いたします(●´∀`)ノ
強力両面テープの剥がし方!壁紙を傷めずに剥がす方法は?
それではさっそく、強力両面テープの剥がし方を、いくつか紹介していきたいと思います。
市販品を利用する方法から、家にあるもので工夫する方法まで様々ありますので、あなたの状況によって色々試してみてください。
まずひとつめに紹介するのが、市販品を使う方法です。
ホームセンターなどの接着剤売り場には、「切手はがし」や「シールはがし」のような商品が売っています。
なければ、塗料売り場にあるシンナーやペイントうすめ液などでも大丈夫ですよ。
どれも、テープの粘着剤を溶かしていく効果のあるものになります。
テープの上方から壁とテープの間に液を染み込ませるようにして、少しずつゆっくり剥がしていけば綺麗に剥がれると思います。
全体を剥がせたら、仕上げに液を染み込ませたティッシュなどで、壁面を丁寧に拭きあげればオッケーです!
ただし、これらの市販品はいずれも揮発性で臭いがきついものが多いです。
よって、使用する時は、
など、細心の注意を払ってください。
また、はじめに商品の裏の注意事項もよく読むことをおすすめします!
次に紹介するのが、家にあるもの利用する方法です。
まず市販品と同じように使えるのが、ネイルなどを落とすときに用いる「除光液」。剥がし方は市販品を使うときとまったく同じです。
その他に綺麗に剥がせるのが、「糸」です!
使用する糸は、丈夫で切れにくい釣り糸やテグスなどがベターです。
糸のように細いものであれば、テープと壁の間に滑り込ませて綺麗に剥がせますよ。
具体的には、糸をテープと壁の間に入れて、のこぎりを扱うときのように、ゆっくりと前後または左右に糸を引きます。
両面テープを削るようなイメージでやると、うまく剥がしやすいです。
注意点としては、糸を引く力を入れすぎないことです。
頑丈な糸でも負荷がかかりすぎると切れてしまうので、気を付けてください。
また糸で掌を傷つけてしまう可能性があるので、軍手やタオルを使用するとより安全です!
強力両面テープのベタベタの取り方を紹介!
テープそのものは綺麗に剥がれたとしても、壁にベタベタが残ってしまうことってありますよね。
特に糸を使った場合などはどうして粘着が残ってしまいます。
このベタベタは下手に擦るとさらに悪化して、黒ずんでしまったり、逆にベタベタの範囲を広げてしまったりとかなり厄介です。
そこで残ったベタベタを綺麗に取り除く方法を紹介したいと思います((*´∀`))
ひとつめに有効なのが、熱を加えて粘着成分を溶かす方法です。
髪を乾かすためのドライヤーや、服に使用するアイロンなどでも代用できますが、両面テープ剥がし専用の「ヒートガン」なども使えます。
ドライヤーでの具体的な方法は、残ったベタベタの部分に熱を与えながら、ゆっくり剥がします。
または、テープを剥がす前に貼った物の上から熱を与えて粘着性を弱らせ、同じくゆっくり剥がすという手もあります。
剥がすときに、コテやカッターナイフを一緒に使うとより綺麗に剥がせますよ!
さらに、意外にも効果的なのが、「お酢」です。
両面テープは張り付けたまま放置しておくと、粘着が強くなって、ベタベタがより取りづらくなりますよね。
この状態を解決してくれるのがお酢なのです。
やり方としては、お酢を染み込ませたコットンを10分ほどベタベタしているところに貼り付けます。
10分後に剥がすと、テープの粘着性が弱くなっているので、簡単に剥がれると思います。
もしこれで剥がれないようなら、お酢の量を多くしたり、貼り付ける時間を長くするなどしてみてください!
また、お酢の臭いもきついので部屋の喚起は欠かさず、かつ両面テープを貼っていたところも匂いがついてしまうので、水拭きすることをおすすめします。
両面テープで壁紙が剥がれた場合の対処法は?
ここまで、両面テープを綺麗に剥がす方法を紹介してきましたが、すでに壁紙が破れてしまっているという人もいるかもしれません。
剥がれ方によって対処法が違うので、それぞれ説明しますね!
まず、完全に剥がれていていない場合は壁紙補修用の接着材で貼り付けます。
手軽にすませたい場合は、おうちにある木工用ボンドで代用してもかまいません。
補修跡がわからないくらいキレイに補修したい場合は、専用の「補修キット」がおすすめです。
接着剤の他に貼り直した後、その上からかけるローラーも付属しているで、壁紙の浮き上がりを防止できます(●´∀`)ノ
もう完全に剥がれてしまって、しかも剥がれた部分が利用できないような場合には「補修用の壁紙」を使います。
補修用の壁紙には小さなシールタイプのものからちょっと大きめのものまでいろんな種類があります。
あなたの壁紙の状態に合わせて選んでくださいね(*・∀-)☆
まとめ。
今回は両面テープの綺麗な剥がし方についてお伝えしました。
今回の内容をまとめると、
になります。
壁紙の材質によっても、テープの粘着性との相性があります。
密着しやすい部分や剥がれやすい壁紙に使う場合は、あまり強く接着しないようにしましょう!
こんなところで、今回は以上となります。
テープのベタベタに悩んでいるみなさんの、お役に立てますように(*‘∀‘)ノ