とろける柔らかい食感の生チョコはバレンタインでも人気のお菓子のひとつです。
でも生チョコをうっかり冷蔵庫や冷凍庫で冷やしたままにしてしまったことはないですか?
実は、冷やしすぎた生チョコはあの柔らかい食感ではなくなってしまいます。
さらに、手作りで生チョコを作っている最中に冷やしすぎてしまった場合は、完成までに時間も手間もかかってしまいます(対処できないわけではありません)。
ということで今回は、「生チョコの冷やしすぎ問題」についてまとめてみました(*・∀-)☆
生チョコは冷やしすぎるとどうなるの?
繰り返しになりますが、生チョコを冷蔵庫で冷やしすぎてしまうと、油脂分が固まり過ぎてしまい、柔らかい食感の生チョコではなくなります。
加えて、冷蔵庫の中は思っているう以上に乾燥してしているので、あまり長い時間冷やしすぎると食感が悪くなってしまうんです。
これでは、せっかく手作りした生チョコが台無しです…。
とは言え、生チョコはチョコレートと生クリームを混ぜ合わせて作っているので常温保存にも向きません。
なので、生チョコは作る途中はもちろん、出来上がった後も冷やす温度や冷やす時間にはある程度注意を払う必要があります。
特に手作りした生チョコは市販品に比べると日持ちがしないので、プレゼント用にする場合は渡す前日くらいに作るのがおすすめです。
自分で食べる場合は、できるだけ早く食べきるようにしましょう!
生チョコを冷やす時間の目安は?注意点は?詳しく解説!
ここからは、生チョコを冷やす時間の目安や注意点についてお伝えしていきます。
まずは、すでに完成している生チョコについてです!
完成している生チョコを冷やす場合
常温でもしっかり固まっている生チョコを保存する場合は、冷蔵庫の野菜室で保存します。
野菜室の温度は3℃~8℃と少し高めに設定されているので、冷やしすぎになる心配もありません。
さらに、乾燥を防ぐために冷蔵庫用のフリーザーバッグなどに入れておくと完璧です♪
作っている途中の場合
生チョコ作りの最終工程に冷蔵庫で冷やし固める作業がありますが、この場合は野菜室ではなく普通の冷蔵庫スペースでOKです。
乾燥や臭い移りを防ぐために、必ずラップをするのがポイントです。心配な場合は、やはりフリーザーバッグになどに入れても良いでしょう。
冷やす時間の目安は、大体どのレシピでも3~4時間くらいに設定されています。あなたが参考にしているレシピに合わせて冷やせば間違いありません。
レシピの冷やす時間は、チョコと生クリームの配分による固まりやすさも計算に入れているはずなので、下手に冷やす時間を変えてしまうのはよくありません。
生クリームをあえて多めにいれて柔らかめに作った場合などは、1時間単位で冷やす時間を調節するのはありです。
その場合もこまめに様子を見て、長時間冷やしっぱなしにしないように注意することが大切です。
また、どうしても固まらない場合は冷凍庫で冷やすという手もあります。
ただ、急激な温度変化は生チョコにとってあまり良い変化ではありませんので、冷蔵庫ですでに冷やしたものを1時間くらい冷凍庫で冷やしてあげましょう。
冷凍庫で冷やす場合もラップで密封し、さらにフリーザーバッグに入れましょう。冷凍庫は乾燥しやすく臭いも強いので、乾燥&臭い移り対策は必ずしてくださいね。
それでダメならそもそもの配合に問題があるので、作り直すことをおすすめします!
生チョコを冷凍庫で冷やしすぎてしまった場合の対処法!
冷凍庫に入れる場合は1時間が目安!と言ってもつい忘れてしまって、生チョコをカッチカチに凍らせてしまう場合もあるでしょう。
そんな時、焦って常温解凍するのは一番ダメな解凍方法です。冷凍状態から一気に温度を上げると、生チョコの表面が結露してびっちゃびちゃになってしまうからです。
生チョコを冷凍庫で冷やしすぎてしまった場合は、一度冷蔵庫の野菜室で解凍しましょう。
野菜室で解凍できた生チョコを、今度はお部屋の涼しいところにおいて15分~30分ほどかけて常温に戻します。
このようにゆっくり温度を戻していくことで、生チョコの劣化を最小限に抑えることができます。
しつこいですが、冷やしすぎたからと言って焦って常温解凍するのだけは、絶対にやめてくださいね!せっかくの手作り生チョコがダメになってしまいます!!
ひとこと。
以上、生チョコの冷やしすぎについて変化や注意点についてお届けしました。
作ったりもらったりする機会も多い生チョコですが、普通のチョコレートと比べて傷みやすく劣化しやすいお菓子だという事を忘れてはいけません。
生チョコを手作りする際にも、うっかり冷やしすぎてしまうと作り直しにも時間がかかる事がお分かりいただけたかと思います。
生チョコの冷やす時は状態をこまめに確認し、冷やしすぎには十分注意してくださいね(●´▽`)