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石灰の乾燥剤に寿命はある?見分け方と捨てるときの注意点を解説!

おせんべいや海苔など、湿気に弱い食品の袋には必ず入っている「乾燥剤」

梅雨場の湿気の多い時期などは乾燥剤が入っていないと、スナック菓子なんかはすぐに湿気て美味しく無くなってしまいますよね。

実はこの乾燥剤、いくつか種類があります。一番よく使われているのがシリカゲルを使用したものと、石灰を使用したもの。

中でも石灰を使用したものは安価のため、食品などには多く使われているそうです。

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そんな私たちの暮らしになくてはならない乾燥剤ですが、袋の中身を使い切ったらすぐ捨ててしまうことがほとんどですよね。

なんだか少しもったいないような気もします。

乾燥剤ってどのくらいの期間持つものなのでしょうか。減りが少ない乾燥食品などもありますし、乾燥剤の寿命ってわかると安心ですよね。

ということで今回は、石灰の乾燥剤の寿命と処分するときの注意、再利用の方法などをご紹介します(´・∀・)ノ゚

石灰の乾燥剤の寿命を見分ける方法を解説!


石灰の乾燥剤は生石灰というアルカリ性の物質でできています。

この生石灰が水分を吸収することで乾燥剤の役割を果たしているのですが、水分を吸収した生石灰は消石灰という別の物質に変化します。

このとき乾燥剤の中身は粒状のものから、さらさらとした粉状のものに変わります。

そのため触ってみたときに全体がさらさらした感触だったら、その乾燥剤はもう寿命と考えた方が良いでしょう。

使い終わった石灰の乾燥剤を復活させられる?

残念ながら石灰の乾燥剤は一度と効果の寿命を迎えると復活させることはできません。ですので乾燥剤として再利用することは諦めましょう。

ただ、冒頭で紹介したシリカゲルの乾燥剤でしたら再利用が可能です。

使い終わったシリカゲル乾燥剤の袋から中身を取り出し、フライパンに乗せて弱火でしばらく加熱してください

そうするとシリカゲルの粒子から水分が抜けて、吸湿効果が復活します。

加熱した粒子は熱くなりますので取り扱いには注意しましょう(`・ω・´)ノ

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石灰の乾燥剤を捨てる時に注意することは?

便利で手軽な石灰の乾燥剤ですが、捨てる際には注意が必要です。

実は生石灰には水に濡れると発熱するという性質があります。

そのため、うっかり水分を含んだ生ゴミなどと一緒にしてしまうと、水と反応して高温に発熱し、触った際に火傷をしてしまう恐れがあります。

また、熱で生ゴミの腐敗が進行し、異臭の原因になることも考えられますので要注意です。

使い終わった石灰の乾燥剤は生ゴミなどの水気のないゴミ箱に捨てるか、ビニール袋などに個別でまとめて燃えるゴミに出しましょう。

万が一水に濡らしてしまった場合は、可燃性のものからは遠ざけ、冷めるまで触らずに待ちましょう。

石灰の乾燥剤は肥料として再利用することができる!

乾燥剤として復活させることはできませんが、使用済みの石灰の乾燥剤にはおすすめの再利用方法があります。

それは園芸などの肥料として使うという方法です。

使用済み乾燥剤の中に入っている消石灰は強いアルカリ性の物質のため、土に混ぜ込むとアルカリ性の土壌を作ることができます

雨で酸性が強くなってしまった土を中和するときや、アルカリ性の土を好む植物を育てる場合には乾燥剤の中身を袋から出して土に混ぜて使うと良いでしょう。

また、土にカルシウムを補給する効果もあるので、園芸をする方には特におすすめの方法です。

あとがき

いかがだったでしょうか。

いつもすぐに捨ててしまっていた石灰の乾燥剤が園芸の肥料として再利用できるなんて驚きですね。

お菓子なんかは毎日買ったりしますから、乾燥剤も溜めておいたららかなりの量になりそうです。

もし石灰の乾燥剤がいっぱい溜まったら、新しいお花を植える鉢を1つ増やしてみるのもいいかもしれませんね(●´Д`●)

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