焼き芋好きなら一度は試してみたい「おうちで石焼き芋」。オーブンやストーブで焼くのとどれくらい違うのか、考えただけでもワクワクします(●´艸`)
で、まず用意しなければならないのが石。石焼き芋なんだから石がなくては始まりません。
とはいえ、石焼き芋専用の石って微妙に高いんですよね。通販で買えるんですが、1,000円以上するものがほとんどです。
はい、ここは身近で手に入る石で代用しちゃいましょう。大丈夫、専用の石じゃなくてもちゃんと焼けますから。
ということで今回は、「石焼き芋の石を代用品」についておまとめしてみました。
結論を先にお伝えすると、お近くの100均やホームセンターで間に合います。その中からおすすめできるものを選んで紹介しますね!
記事の最後には実際に石焼き芋を作っている動画もあるので、ぜひ参考にしてみてください(*・∀-)☆
石焼き芋の石は100均アイテムで代用できる!
それでは早速、100均で代用できそうなアイテムをみていきましょう。
代用品その① 玉砂利
玄関先からトイレのタンクまでどこにでも使える便利な玉砂利。見た目も専用の石に良く似ているので、黒っぽいタイプを選べば雰囲気満点です。
また、石の角が取れているので焼き芋を傷つける心配がありません。大きい石で代用するなら玉砂利一択でしょう。
ただし、キレイに見えても汚れがついているので、使う前はしっかり洗ってから使ってくださいね。
代用品その② 金魚の石
文字通り金魚の水槽に敷き詰める小石ですが、石焼き芋に使っても良い感じです。実際に作っている記事を見ましたが、かなり使いやすそうでした。
というのも、石が小さい分敷き詰めた時の安定感が抜群なんです。
大きい石だとベストポジションが決まらないこともありますが、金魚に石だとその心配はりません。平らにならせばきれいに並べられます。
ただ、石をこぼしたりした時は掃除が面倒なので、鍋やフライパンで加熱する場合は扱いに注意が必要です。
使う前に洗うこともお忘れなく!
代用品その③ グリルの敷石
上のふたつに比べるとおすすめ度は下がりますが、魚焼きグリルの敷石でも代用することができます。
この手の敷石はゼオライトと呼ばれる沸石(小さな穴の開いた石)なんですが、ちゃんと遠赤外線も出るので安心です。
おすすめ度が下がる理由は、若干角ばっていることとゼオライトの粒子が焼き芋につくから。
かなり細かい粉なので、さつまいもをそのまま乗せるのはちょっとためらわれます。使うならアルミホイルに包んでからにした方が無難でしょう。
粉を落とす意味も含めて、使う前にはキレイに洗うようにしましょう!
はい、わたしが調べた限りではこの3つが身近で代用できそうなアイテムでした。
他にはハイドロカルチャーに使うハイドロボールで焼いている猛者もおられましたが、衛生的にも見た目的にもあまりおすすめする気にはなれませんでした。
特にこだわりがないなら、上のみっつの中から選んでみてください(*´ε` *)
100均の商品で代用する時の注意点ふたつ!
まず注意すべきなのが、100均のアイテムは量が少ないということ。
使うフライパンや鍋の大きさにもよりますが、一袋では足りないこともよくあります。使う量を想定していくつかまとめて購入しておくと良いでしょう。
もし石焼き芋以外にも使い道があるなら、ホームセンターで大きめの袋を買うのも賢い選択です。
ホームセンターなら石の種類も豊富ですし、あなたの好みの石が見つかるかもしれません。
ふたつ目は衛生面。しつこいくらい書いていますが、100均に限らず代用品を使う場合は必ず洗ってからにしてください。
ゼオライトはともかく、他のふたつはもともと調理に使うものではないので…。
商品によっては汚れだけではなくワックスがついている場合もあるようです。洗うだけではなく、できれば煮沸消毒もしておきたいところです。
フライパンを使った石焼き芋の作り方動画をチェック!
代用できることがわかったところで、次は使っている様子を見てみましょう。
小さめの石を使っていますが、別にどんな石を使っても基本的な作り方は同じです。石を十分に加熱して時間をかけて焼く、これだけです。
はい、焼き方はこれでOKですね。ちょっと水分が気になりましたが、ボソボソした焼き芋になるよりはましでしょう。
あと、蜜たっぷりの甘い石焼き芋を目指すならさつまいもの「品種」にもこだわってくださいね。
ねっとり系なら「安納いも」か「べにはるか」がおすすめです。
そのあたりについてはこちらの記事で詳しくまとめてあるので、良ければチェックしてみてください(´・∀・)ノ゚
参考記事:「スーパーの焼き芋はなぜ甘いのかをわかりやすく解説!」
ひとこと。
おつかれさまでした!
もうお気づきかと思いますが、石焼き芋の石ってわりと何でも使えるです。
たしかに専用の石だと遠赤外線がたくさん出るみたいなんですが、そこらへんにある石でも遠赤外線は出るとのこと。あとは加熱した時に割れやすいかどうかくらいのものです。
まぁ、おうちで楽しむレベルなら代用品でも十分でしょう。近くに河原があれば良い感じの石を拾ってくるのも良いですね(割れにご注意!)。
それにしても、石を使って芋を焼くとか…なんだか「粋」ですね(●´艸`)