最近の焼き芋はしっとり系というかねっとり系がトレンド。そのせいか、焼き芋の焼き方を調べるとアルミホイルだけでなく、濡らしたキッチンペーパーを使うやり方が紹介されています。
たしかにキッチンペーパーを使えばしっとり焼き上げることができますが、何でもかんでも使えば良いというものでもありません。
あなたの好みとさつまいもの種類によっては、キッチンペーパーを使わない方がおいしいと感じられるかもしれません。
ということで今回は、「ストーブで作るあなた好みの焼き芋 ~キッチンペーパーの必要性~ 」という副題付きのテーマでお届けいたします。
この記事を読めば、おうちのストーブであなた好みの焼き芋を焼けるようになりますよ(*・∀-)☆
焼き芋におけるキッチンペーパーの役割とは?
焼き芋を焼く時に濡らしたキッチンペーパーで包む最大の理由は、焼き芋の中の水分量を多くするためです。(他には焦げ防止や、温度の上昇をゆるやかにするという狙いもあります)
焼き芋は水分量が多くなればなるほど食感はやわらかくなり、しっとりからねっとりへと変化していきます。
ここからが大切なんですが、もしあなたの好みがホクホクした食感の焼き芋だった場合、水分量をそんなに多くする必要はありません。
それどころか、多少水分を飛ばしてあげる方が好みの食感に近づきます。
ストーブではありませんが、キッチンペーパーありとなしの焼き芋を比較した動画がありましたのでご覧ください。
さらに言えば、さつまいもの種類にも関係してきます。一口にさつまいもといっても、種類によって甘さも水分量も違ってくるのです。
例えば、焼き芋ブームに火をつけた「安納芋」。
甘くてねっとりとした食感が特徴のさつまいもですが、安納芋のようなねっとり系のさつまいもはもともと水分を多く含んでいるのです。
もともと水分の多いさつめいもを濡れたキッチンペーパーで包み、さらにアルミホイルで巻いてしまうとどうなるか。
はい、超ねっとりとした焼き芋に仕上がります。
超ねっとりした焼き芋がどストライクなら良いんです。狙い通りですから。
しかし、もしあなたの好みがホクホク系だったら、これは微妙です。もちろん甘くておいしいんですが、なんか違うんだよな~ってことになりかねません。
つまり、キッチンペーパーはあなたの好みとさつまいもの種類によって使い分けるのが賢い使い方ということなのです。゚ヽ(゚´Д`)ノ゚。
あなたがホクホクした食感を望むのであれば、アルミホイルオンリーでも問題ありません。
とはいうものの、最初からどストライクな焼き芋に仕上がるのは至難の技。何度も試して理想の焼き芋に近づけていきましょう。
好みに近い品種を選び、キッチンペーパーありとなしを比べみればわかりやすいかと思います。
ちなみに、ホクホク系が好みなら「金時」や「紅あずま」が、ねっとり系が好みなら「安納芋」や「紅はるか」あたりが定番です。
その他、ホクホクとねっとりの中間である「シルクスイート」もおすすめのひとつ。繊維量が少なく糖度も高いのでスイーツのような食感なんです(●´Д`●)
さつまいの種類にはかなりの数があるので、一度調べてみると面白いと思います。スーパーでさつまいもを買う時にかなり役立ちますよ!
キッチンペーパーを使った焼き芋の焼き方を解説!
キッチンペーパーの役割がわかったところで、具体的な焼き方についてみていきましょう。といっても、濡らして包むだけなので難しい部分はありません。
② キッチンペーパーを濡らす
キッチンペーパーの代わりに新聞紙でも代用可能です。ねっとり派の人はたっぷり水分を含ませて、軽く絞る程度でOKです。
③ キッチンペーパーでさつまいもを包む
④ アルミホイルをしっかり巻きつける
この時アルミホイルから中が見えていると、キッチンペーパーが焦げてしまいます。
手でギュッと密着させてから隙間がないか目で確認しましょう。
⑤ ストーブにのせて20分~30分程度焼く
途中でコロコロ転がして焼きムラをなくしましょう。ほったらかしは焦げるので厳禁です。
⑥ つまようじなどで焼き加減を確認
つまようじや竹串がスッと通れば焼き上がりのサインです。やけどに注意しておいしくいただきましょうヽ(*´∀`)ノ
ひとこと。
おつかれさまでした!
なんだか長くなってしまいましたが、要するにあなたの好みに合わせて焼き方を変えればOKというお話。
キッチンペーパーは焼き芋の水分量を調整するための便利アイテムなのです。
これを機にあなた好みの最高の焼き芋を作ってみてはいかがでしょうか。
あぁ、考えるだけでわたしも焼き芋食べたくなってきた(●´艸`)