今回は、じゃがいもの茹でるとレンジの違いについてわかりやすくおまとめしてみました!
じゃがいもはいろいろな料理にメインとしても、脇役としても大活躍してくれる美味しい食材ですよね。
手軽に使える食材の一つですが、レシピを見ながら料理をするとじゃがいもを鍋で茹でるものや電子レンジで加熱するものなど調理方法が異なっていて戸惑うこともあるかと思います。
じゃがいもを、茹でる場合と電子レンジで加熱する場合の違いは…
といったことが挙げられます!
また、簡単に違いをお伝えしましたが、調理する料理やカットの状態によってもおすすめする加熱方法や仕上がりの特徴が異なります。
この記事では、じゃがいもを加熱する場合の加熱方法の違いを詳しくお伝えするとともに、失敗しない茹で方やレンジ加熱の方法について紹介します!
じゃがいも料理を作るときの参考にしていただけたら嬉しいです(*・∀-)☆
じゃがいもの茹でるとレンジの違いは?分かりやすく比較して解説!
最初にも少し触れましたが、じゃがいもを茹でる場合とレンジで加熱する場合の違いは…
といったことが挙げられます。
この項目では、じゃがいもを茹でる場合とレンジで加熱する場合の違いとともに、丸ごと調理する場合とカットして調理する場合についても詳しく紹介しますね^^
じゃがいもを茹でる場合の特徴
じゃがいもを丸ごと茹でる場合の仕上がりの特徴は、じゃがいもの美味しさの大切なポイントの1つである、ホクホクとした食感に仕上げることができることです。
また、丸ごと茹でることで、水に触れる面積が少なくてすむため、水溶性の栄養素の流出を少なく抑えることができます。
ただ、この方法の1番のデメリットは加熱を行う時間が25分〜30分程度かかってしまうことと、味をつける時には味が染み込みにくくなってしまうといった点です。
逆に、じゃがいもをカットして茹でる場合は、じゃがいもが水に触れる面積が多くなるため、煮崩れや水っぽくなってしまったり、水溶性と言われる水に溶けやすい栄養素が茹で汁に流出してしまいやすくなります。
しかし、丸ごと茹でる場合とは違い、15分程度の時間で茹で上げることが出来るので、加熱時間は1/2程度に抑えることができます。
また、カットしてある事で煮汁と触れる面積も多くなるため煮物を作る場合には味がつきやすくなります。
そのため、料理としてホクホク感を楽しみたいじゃがバターなどでは丸ごと茹で、調味料を染み込ませたい煮物などではカットしたじゃがいもを使うことがおすすめです。
じゃがいもをレンジ加熱する場合の特徴
茹でた時と比較して、電子レンジで加熱する場合のメリットは、短時間の加熱でじゃがいもに火を通すことが出来ることです。
また、水につけておく時間が少ないため、水溶性の栄養素の流出を最小限に抑えることができます。
デメリットとしては、鍋で茹でたときと比較するとパサついた食感になりやすいことです。
パサつきの理由は、電子レンジの加熱は食材が持っている水分を電磁波で振動させて摩擦熱を発生させることによって食材を温めるため、食材内の水分が蒸発してしまうことで起こります。
また、電子レンジでの加熱後に包丁を入れると崩れやすくなるため、形を残して調理に使用したい場合には、カットしてから電子レンジでの加熱を行ってください。
電子レンジで加熱をする方法は、時短で火を通したい場合に適していて、とくにポテトサラダなど手間の多い料理では、手間を減らすことが出来るため、電子レンジを活用することもおすすめです。
また、カットして半生程度にレンジで熱を通してから油で揚げると、外はカリッと中はホクホクのポテトを作ることも出来ますよ♪
じゃがいもの茹で方について!失敗しないやり方を解説!
ここでは、じゃがいもの茹で方を丸ごと茹でる場合と、カットしてから茹でる場合に分けて解説します。
茹でる時に共通してポイントなのは、じゃがいもを茹でる時は、丸ごとでも、カットしてあっても、必ず「水から茹でる」ことです。
じゃがいもは火が通りにくい食材のため、お湯から茹でてしまうと表面だけ火が通るのが早く、中心部が生煮えになったり、中心部に火が通ったときには表面がボロボロになってしまいます。
そのため、茹でるときは必ず水から茹でることが大切になってきます!
皮付きのまま茹でる場合
まずはじゃがいもを洗って、皮についている泥や汚れをしっかり落としましょう。
じゃがいもの芽にはソラニンやチャコニンといった天然の毒が含まれているので、じゃがいもに芽が出ていたら、芽と芽が出ていた場所を大きく取り除くことが大切です。
手順② 鍋にじゃがいもと水を入れて火にかける
鍋にじゃがいもを入れて、じゃがいもがしっかりとかぶる程度の水を入れてから火にかけましょう。
手順③ 沸騰してから15分~20分くらい茹でる
鍋のお湯が沸騰してきたら、そこから中火にして15分~20分程度茹でましょう
茹で時間はじゃがいもの大きさや個数によっても左右されるため、火から上げる前に竹串でじゃがいもの中央部分を目指してさし、スッと串が入るようになれば頃合いです^^
カットしてから茹でる場合
手順② じゃがいもの皮を剥いてカットする
小さければ小さいほど煮崩れしやすいため、大きめにカットするのがポイントです!
手順③ 鍋にじゃがいもと水を入れて火にかける
手順④ 沸騰してから15分~20分くらい茹でる
鍋のお湯が沸騰してきたら、そこから弱火にして7分から10分程度茹でましょう。
じゃがいもの中央に竹串がスッと通れば茹で上がりのサインです!
じゃがいもをレンジで加熱する方法!爆発させないコツも紹介!
次に、じゃがいもをレンジで加熱する場合の方法を紹介します。
じゃがいもをレンジで加熱する時に特に注意し無ければいけないことは、「加熱中に水分が足りなくなってしまう」ことです。
最初の項目でも少し触れましたが、電子レンジでの加熱は食材の中の水分の蒸発を伴います。
じゃがいもは、もともと水分量が少ない食材のため、加熱中に水分が足りなくなってしまうと、爆発してしまったり>発火の原因となってしまうこともあります。
この項目では、爆発をさせないための加熱のコツについてもお伝えしますね!
皮付きのままレンジで加熱する場合
手順② ラップでふんわり包む
洗い終えたじゃがいもを、表面に水が残ったままの状態でラップでふんわりと包みましょう。
ここで水分を残すことで、加熱中に水分が足りず爆発してしまうことを防ぐことが出来ます^^
手順③ 電子レンジで3分程度加熱する
500W〜600Wで約3分加熱し、表面を握って柔らかくなってきたら加熱を止めます。
電子レンジで加熱する場合はじゃがいもの表面がかなり熱くなっているので、鍋つかみ等を使用してやけどに注意してください!
もし加熱が足りない場合は、追加加熱を30秒ずつなど短時間ずつ繰り返し行って柔らかくしていきます。
手順④ 予熱でしっかり火を通す。
表面が柔らかくなったら、ラップにくるんだまま数分放置し全体に満遍なく火を通せば完成です♪
カットしてからレンジで加熱する場合
手順② カットして水にさらす
洗い終えたじゃがいもを好きな大きさにカットして、数分程度水にさらしましょう。
手順③ 重ならないように並べてラップをかける
表面に水が残った状態で耐熱皿に重ならないように並べ、上からふんわりとラップをかけます。
手順④ 電子レンジで2分程度加熱する
500W〜600Wで2分半ほど加熱し、竹串がスッと入ったら完成です。
加熱が足りない場合は、追加加熱を10秒単位で繰り返して火の通りを調整してくださいね!
まとめ
以上、じゃがいもを茹でる場合と電子レンジで加熱する場合の違いについてお届けしました!
じゃがいもを茹でる場合と電子レンジで加熱する場合の違いは…
という点です(´・∀・)ノ゚
茹でる場合も電子レンジで加熱する場合でも、丸ごと加熱する場合とカットしてから加熱する場合とでは適している料理が異なるため、料理に適する加熱方法を選んでみてください。
また、電子レンジでの加熱はとても便利な加熱方法ですが、水分が蒸発しすぎてしまうと爆発の原因にもなりかねません。
しっかりと水分を補って加熱を行い、加熱のしすぎにも十分に注意してください。
じゃがいも料理を作る際に参考にしていただけたら嬉しいです♪