今回は、チョコバナナにサラダ油はなぜ入れるのかについて詳しくおまとめしました!
お家でチョコバナナを作ろうレシピを確認すると、材料のはしっこにサラダ油と書かれていることがあります。
「チョコにサラダ油?」と不思議に思う人も多いかもしれませんが、実はとっても重要な役割があったりします!
その役割とは、
であります(´・∀・)ノ゚
まぁ言ってみれば、コーティングチョコの代用ですね。
詳しくは後ほど解説しますが、普通の板チョコあたりを湯煎で溶かしても結構ドロっとした感じになっちゃいます。
それをそのままバナナにかけても均一にならず、でこぼこした見た目の悪いチョコバナナが完成してしまうというわけです…。
記事本文では、チョコにサラダ油をなぜ入れるのかという詳しい解説と、おすすめのコーティングチョコなども紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください(*・∀-)☆
チョコにサラダ油はなぜ入れるのかについて詳しく解説!
冒頭でもお伝えした通り、チョコにサラダ油を入れるのはなぜなのかと言うと、第一にチョコレートの粘度を下げてバナナをコーティングしやすくするためです。
第二に、コーティングしたチョコが乾いた時に光沢を出して、かつ食感もパリッと仕上げるためであります。
本来であれば、普通の板チョコでこういったコーティングをする場合、事前に「テンパリング」という作業が必要になります。
細かく説明すると長くなるのでざっくり説明すると、テンパリングとはチョコを温度管理しながら溶かしたり冷やしたりすることでカカオバターの結晶を小さく安定させ、先程説明したようななめらかさや光沢を出す手法になります。
簡単に書いてもすっごく難しそうですね。いえ、実際に難しいんです。
そこで、チョコにサラダ油を少し混ぜて、擬似的にテンパリングしたような状態にもっていくと、そういう手法だったりします。
サラダ油を入れるとどうしてそうなるのかまではわかりませんでしたが、チョコの粘度が下がるのは間違いないので、とりあえず初心者でもそれっぽいチョコバナナを作ることが可能となります!
はい、これが手作りチョコバナナのレシピにサラダ油と書かれている理由です^^
補足ですが、チョコにサラダ油を入れたからといってチョコの味が大きく変化するようなことはありません(入れすぎたら分かりませんが…)。
カロリーがちびっと多くなる程度のデメリットなので、お家にコーティングチョコがない場合は気軽に試してみましょう。
チョコバナナを食べようという時点でカロリーなんか気にしたら負けです。
コーティングチョコについてもう少し詳しく掘り下げてみる
さて、一番知りたかったであろうチョコ&サラダ油の件は解決したかと思いますが、せっかくなのでコーティングチョコについて少しまとめておきましょう。
コーティングチョコとは、その名のとおり食材をコーティングするためのチョコレートの一種で、テンパリングなど小難しいことをしなくても溶かすだけでなめらかなチョコレートが手に入ります。
わたしも使ったことがありますが、ほんとに手軽で、すっごい上手にチョココーティングをすることができます^^
コーティングチョコは結構どこでも売っていて、製菓用品のお店でなくとも、スーパーや100均などでも購入することができますよ。
一般的にコーティングチョコと言えば、使いやすさの代わりに味がワンランク落ちると言われていますが、実はコーティングチョコにもランクがあって、味の良いコーティングチョコなんかもあったりします。
安いものと比べるとコストが高くなるのがネックですが、見た目や使いやすさだけでなく、味の方も重視したいという場合はそういった高価なコーティングチョコを使ってみると良いでしょう。
ちなみに、そういうちょっと高価な味の良いコーティングチョコは、「パータグラッセ」という商品名で売られていることが多いようです。
ついでに、「パータグラッセ」はフランス語で「コーティングチョコ」は英語だとの情報をキャッチしました。
どうでも良さそうな豆知識ですが、人に教えるとそれっぽいので一応覚えておきましょう。
お祭りのチョコバナナはおそらくあまり高くないコーティングチョコを使っていると勝手に予想しています。あんまりチョコの味がしないので。
なので、お祭りっぽいチョコバナナを再現しようと思うのであれば、あまり高級なパータグラッセを使わなくても全然大丈夫です。
スーパーとか100均のやつで十分だと思いますよ♪
▼ チョコバナナ用のコーティングチョコなんかもありました! ▼
チョコバナナが固まらない原因と対処法
最後にチョコバナナにかけたチョコがいつまでも固まらないという非常事態に陥っている人に向けて、少しだけアドバイスさせていただきます。
わたしの経験上、チョコが固まらないのはチョコに水分が入ってしまった確率が非常に高いと思います。
生チョコとかだったら生クリーム入れすぎとかもあるかもしれませんが、普通のチョコならまず水分の混入を疑った方が良いかと。
よくあるのが、
などでしょうか。
わたしはどっちも経験があります(-∀-`; )
もしボウルに水分が入ってしまった場合は、チョコが分離して見た目からしてダメな雰囲気が漂うのが特徴です。小さいつぶつぶとか出てきますので。
そして、そうなったら最後、もうそのチョコを復活させることはできません。
もしそのような状態のチョコをバナナにかけてしまった場合は、諦めて「バナナのチョコソースがけ」として食べてしまいましょう。
次に作る時は、調理器具をこれでもかというほど乾かし、湯煎する時もお湯が跳ねないように最新の注意を払いながら調理するようにしてくださいね!
まとめ
以上、チョコバナナにサラダ油はなぜいれるのかについてお届けしました^^
チョコバナナにサラダ油を入れるのは、チョコをなめらかにしてコーティングしやすくするためです。
また、固まった時にツヤのある美しいチョコバナナに仕上げるためでもあります!
一言で書くと、コーティングチョコの代用品です(´・∀・)ノ゚
もちろんサラダ油を使っても良いですが、わりと頻繁にチョココーティングをするようなスイーツを作るのであれば、コーティングチョコを用意しておくと便利ですよ♪
味にこだわるなら「パータグラッセ」と書いてある商品を選ぶのがポイントです!
参考になれば嬉しいです^^