すっかりお掃除の定番アイテムとなったセスキ炭酸ソーダ。重曹の約10倍のアルカリ性を示し、しつこい油汚れもさらっと分解してしまう頼もしいアルカリ剤です。

そして、その頼もしさ故に「何にでも効きそう」というイメージを持ってしまう人も多いかもしれませんが、セスキ炭酸ソーダにも苦手な分野があります。その苦手分野の代表格が「カビ取り」です。

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なので、今回のテーマである壁紙に発生したカビには効果が期待できせん。今回は、このあたりの事情について詳しくお伝えしようかと思いいます。

この記事を読めば、
  • セスキがカビ取りに向かない理由
  • セスキが得意な壁紙汚れについて
  • 壁紙のカビ取りにおすすめな方法
  • とりあえず、どうしてセスキ炭酸ソーダがカビ取りに向いていないかの理由から見ていくことにしましょう!

    セスキ炭酸ソーダがカビ取りに向かない理由



    セスキ炭酸ソーダがカビ取りに不向きな理由を一言で言うと、「畑違い」です。

    セスキ炭酸ソーダや重曹などの弱いアルカリ剤が得意としているのは、油汚れや手垢などのタンパク質汚れの分解です。つまり、セスキには塩素系カビ取り剤のようなカビそのものを分解する力はないということです。

    ※ 実は塩素系カビ取り剤もアルカリ性なのですが、色々とややこしくわたしの理解力では上手に説明することができませんでした。ごめんなさい。


    しかし、「カビ予防」という観点から考えると、アルカリ剤は十分役に立ちます。何故なら、手垢などのタンパク質汚れはカビの栄養分になるからです。

    先程お伝えした通り、アルカリ剤はこのタンパク質汚れを落とすのに適任です。当然栄養分が少ない所にカビは発生しにくくなりますので、大きく考えればアルカリ剤を使った壁紙掃除はカビ予防の一環と言えるでしょう。

    壁紙掃除でセスキが効果を発揮する汚れは?


    カビ取りから少し話が逸れてしまいますが、セスキ炭酸ソーダはヤニ汚れを落とすのには非常に効果的です。ヤニというのは通称で、成分で言うと「タール」なんですが、アルカリ剤にはこれを分解する力があります。

    またセスキ炭酸ソーダは界面活性剤を含んでいないので、中性洗剤のように泡立つこともなく、壁紙掃除には重宝します。水拭きで仕上げれば完璧です。


    残念ながらカビ取りの効果は期待できませんが、その他の壁紙汚れに抜群に効果を発揮する頼もしいアイテムです。あ、「油性ペン」「クレヨン」の落書きを消すのにも使えますよ。どっちも油分を含んでますからね。

    何だかセスキが役立たずみたいに思える内容だったので、ちょっとフォローしてみました。

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    壁紙のカビ取りにはこの方法がおすすめ!


    「セスキは使えません!」だけで終わってしまうのもどうかと思いましたので、わたしなりに壁紙のカビ取り方法についてリサーチしてみました。

    ネット上でよく言われているのは「お酢」を使った方法。たしかにお酢は殺菌力が強くカビ取りには効果的ですが、しっかり洗い流さないとお酢の栄養成分が壁紙に残ってしまい、時間が経つと再びカビが繁殖する可能性があります。

    このことから、お酢を使った方法は壁紙のカビ取りではなく、浴室のカビ取りなどに向いているのではないかと思いました。


    そんな中わたしが納得したカビ取り方法は、住宅用洗剤(マイペットなど)とエタノールを使ったやり方でした。住宅用洗剤でカビを取り除き、エタノールで殺菌して再び発生するのを防ぐというものです。

    【準備するもの】
  • 住宅用洗剤
  • エタノール
  • 雑巾
  • エタノールや薬局で購入できます。無水エタノールと消毒用エタノールがありますが、濃度の薄い「消毒用エタノール」でOKです。これと水を8:2の割合で薄めてスプレーボトルに入れれば除菌スプレーの完成です。

    【壁紙のカビ取り方法】
    ① 住宅用洗剤を吹きかけてしばらく放置

    カビを取りやすくするためにしばしの我慢です。

    ② 濡らした雑巾でカビをごっそり取り除く

    気合を入れてカビを取り除きましょう。

    ③ エタノールスプレーを吹きかけて殺菌

    ここが肝心。カビが復活しないための止めです

    ちょっとコストはかかりますが、エタノールは除菌スプレー以外にもハッカ油と混ぜれば虫よけスプレーにもなります。それほど高いものでもありませんので、買っておいても損はないかと思います。もちろん我が家にもありますよ。

    参考記事:「ハッカ油を使った虫よけスプレーの作り方」

    まとめ。


    何だか色んな内容を詰め込み過ぎた感がありますので、この記事の要点をざっくりとおまとめしておきますね。
  • 壁紙のカビ取りにセスキ炭酸ソーダは不向き
  • セスキは油汚れ、手垢汚れ、ヤニ汚れに効果的
  • お酢は効果的だが、壁紙のカビ取りには向いていないかも
  • 住宅用洗剤とエタノールを使ったカビ取りがおすすめ!
  • 壁紙のカビには塩素系漂白剤が使えないのがやっかいです。上記の方法でも取れないほどカビが酷い場合は、もう壁紙を張り替えた方が早いかと思います。そうなる前に早い段階でカビを撃退し、壁紙を守ってあげましょう(´・∀・)ノ゚


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