毎年お正月になるとおしるこやお雑煮にしてたくさんのお餅を食べると思います。
市販の個包装の切り餅は焼くだけなので手軽ですよね♪
ところで、お正月を過ぎて余ってしまった個包装の切り餅はどうやって保存していますか?
個包装の切り餅の保存については、
このあたりが気になるところでしょう。
結論を先にお伝えておくと、個包装されている切り餅は未開封であれば常温保存で問題ありません。
ただし、開封していたり長期間保存したい場合は冷蔵保存や冷凍保存することになります。
その他にも、個包装の内側に水滴がついていた場合や袋が膨らんでいた場合、さらにはカビが生えてしまったお餅の対処法についてもわかりやすくおまとめしました。
この記事を参考に「個包装の切り餅の適切な保存方法、保存した切り餅を食べるときの注意点」などの知識を身につけてくださいね(●´∀`)ノ
切り餅の保存方法!個包装の場合はどうする?
ここでは個包装になった切り餅の保存方法と、賞味期限の目安、保存の際の注意点について解説します!
常温保存の方法&注意点
切り餅がひとつひとつ個包装になっている場合は常温で長期間保存することができます。
なるべく冷暗所に保管するようにし、袋に書かれている賞味期限までに食べ切るようにしましょう。
パック入りの切り餅の賞味期限はメーカーにもよりますが、だいたい1年程度のものが多いようです。
冷蔵保存の方法&注意点
切り餅の保存に冷蔵庫を使う場合は、個包装の袋に入ったままの状態の餅はそのまま冷蔵庫に入れておいて大丈夫です。未開封の状態のままだと賞味期限まで保存できます。
また、個包装を開封してしまった餅を冷蔵保存する場合は、以下のやり方を参考にしてください(´・∀・)ノ゚
【開封した餅の保存方法】
② 切り餅につかないようにからしやワサビ、唐辛子を一緒に入れて冷蔵庫で保存します。
からし・ワサビ・とうがらしには餅にカビが発生するのを防ぐ効果があります。
お弁当用のアルミカップなどに入れておくとからしが餅につかないように保存できて便利です。
この方法で保存する場合、はだいたい2週間を目安に食べ切るようにしてくださいね!
状況にもよりますがそれ以上長く放置していまうと、冷蔵庫の中とはいえ切り餅にカビが生えてしまう可能性があります。
もっと長期間保存したい場合は、次の項で紹介する冷凍保存がおすすめです(`・ω・´)ノ
冷凍保存の方法&注意点
個包装の袋を開封してしまった切り餅を長く保存したい時には、冷蔵ではなく冷凍保存の方が適しています。
① 餅を一つずつラップで包みます。
② 包んだ餅をまとめて保存袋に入れ、空気を抜きます。
③ 袋に保存した日付を書き、冷凍庫に入れます。
ラップで包んでから保存袋に入れるのは切り餅の劣化と乾燥を防ぐためです。
ちょっと面倒くさいかもしれませんが、最初にしっかりやっておかないと表面が乾燥したり冷凍庫の匂いが餅に移ってしまうこともあります。
解凍した切り餅を美味しく食べるためにも、押さえておきたいポイントです!
切り餅を冷凍保存した場合は、開封したお餅でも6カ月程度保存することができます。
いつ冷凍保存したのかがわかるように日付を記入しておくのもお忘れなく(´・∀・)ノ゚
【冷凍した場合の食べ方について】
冷凍保存しておいた餅を解凍するときは、やはり電子レンジを使うとのが便利です。
凍ったままの餅をクッキングシートの上に乗せて、500Wで餅1個あたり50秒ほど温めれば、すぐに柔らかくもちもちの食感になります。
製品によって温まり方に違いがありますので、放置せずに様子を見ながら解凍しましょう。やりすぎると水分が飛んでしまって食べられなくなります(´Д`。)
常温・冷蔵・冷凍と全ての保存方法を紹介してきましたが、個包装の袋が未開封の物に関しては基本的に常温保存でOKです。
個包装の内側に水滴がついてるけど大丈夫?
保存していた切り餅を出してみたら、個包装の袋の内側に水滴がついていたなんて経験はありませんか。なんだか餅にカビが生えていそうで心配になりますよね…。
ですがご安心ください!袋の内側に水滴がついた切り餅は食べても大丈夫です(´・∀・)ノ゚
袋の内側についている水滴は、外気の温度差でお餅から発生した水蒸気が水となって袋にくっついたものです。
そのまましばらく置いておけば、水滴も消えてなくなるそうですので気にする必要はありません。
個包装の袋が膨らんでいるけど大丈夫?
もうひとつ。個包装の袋が膨らんでいる場合ですが、こちらも食べてしまって大丈夫です!
袋が膨らむ現象は、前の項で紹介した温度差で発生した水蒸気が、時間とともに気体に戻ることで起こります。
味や品質に問題は無いの、こちらについても気にしなくて大丈夫ですよ!
カビが生えた餅は潔く処分しましょう!
うえのふたつに関しては問題ありませんが、餅にカビが生えていた場合は別です。
カビの生えた餅は食べてはダメです。人体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
実は、カビの菌自体は加熱することで殺菌することができるのですが、菌が作り出したカビ毒という毒素は加熱しても残ってしまうのです。
また、ほんの少ししか生えていなかったとしても、餅の内部にはカビの菌糸が張り巡らされているので、見えるカビの部分を切り落としても効果はありません。
乾燥しているのでなんとなく大丈夫そうな気がしてしまいますが、意外とお餅はカビが生えやすい食品です。
もったいない気はしますが、カビが生えてしまったお餅は潔く処分してくださいね!
あとがき
もっちもちの焼き立て餅は冬じゃなくても時々食べたくなりますよね(●´艸`)
切り餅を保存しておけば、取り出して加熱するだけですぐに食べられるので、忙しい日の朝ごはんや、ちょっとした間食にも重宝します。
個包装の切り餅の場合、未開封なら常温保存でOK。
個包装を開封してしまった場合で、すぐ食べるなら冷蔵庫、長期間保存するなら冷凍庫での保存がベストです。
きちんと保存して、いつでも美味しい切り餅が食べられるよにしておきましょうヽ(*´∀`)ノ