毎日のお料理作りに欠かせないアイテム、フライパン。
最近ではステンレス製の軽いものも出回っているようですが、やっぱり鉄製のフライパンの方がしっかり熱が通って美味しく仕上がるような気がしてしまいます。
でも、鉄製のフライパンって一度汚れが焦げ付くとそのまま取れなくなって、フライパンの内側や外側に黒い汚れがこびりついてしまいますよね。
この黒い汚れがあるとフライパンがベタベタして扱いづらいし、食材がさらに焦げ付きやすくなってしまいます。
どうやらこの黒い汚れ、調理中に付着した食材のくずや、熱で剥がれ落ちたプライパンの加工が原因のようです。
ということで今回は、「鉄のフライパンにつく黒い汚れの正体とフライパンのお手入れ方法」について解説します!
鉄のフライパンにつく黒い汚れの正体を詳しく解説!
鉄のフライパンにつく黒い汚れは、主に調理の際にくっついてしまった肉や魚、卵などのタンパク質がそのまま焦げ付くことで蓄積されていきます。
また、フライパンに元々塗られていたコーティング材が熱で焦げついている場合もあるようです。
こうした焦げ付きがあるとフライパンの表面がザラザラして余計に食材が焦げ付きやすくなってしまうため非常に厄介です。
調理中に食材がフライパンにくっついてしまう原因としては、
が挙げられます。
この2点に注意してフライパンを使用するだけでも焦げ付きを未然に防ぐことができるので、ちょっと意識してみてくださいね(´・∀・)ノ゚
こびりついた黒い汚れをキレイに落とす方法を解説!
すでに黒い汚れがついてしまったフライパンは、どうやってキレイにすれば良いのでしょうか。
この章では、汚れの具合が軽い場合と重い場合の2パターンで落とす方法をご紹介します(*・∀-)☆
軽い汚れの落とし方
① フライパンに水を張り、加熱して煮立たせる
しばらくお湯を煮立たせるとフライパンについた汚れがふやけて、落としやすくなります。
② タワシやスポンジで優しく汚れを落とす
こうすることでフライパンのコーティングを取らずに汚れだけをキレイに落とすことができます。
こびりついた頑固な汚れの落とし方
① 鉄製フライパンを強火にかけ、汚れを焼き切る
このとき、汚れがひどい部分に火が当たるようにしましょう。煙が出なくなるまで焼いてください。このとき部屋の換気はしっかり行ってくださいね。
② フライパンが十分に冷めたら、金属製のタワシやヘラでフライパンの汚れを削り落とします。
このとき、クレンザーなどを使うとより落ちやすくなります。フライパンの汚れをを裏表ともよく落としてください。
③ フライパンを水洗いし、水気を拭き取る
その後フライパンを空焼きして乾燥させ、仕上げに油を染み込ませたキッチンペーパーなどでフライパンを拭きます。空焼きする時間は大体5分くらいがちょうど良いでしょう。
どちらの方法も熱くなったフライパンで火傷をしないように気をつけてくださいね(´・∀・)ノ゚
また、2番目のやり方は汚れを削る際に黒い粉がたくさん出るので、屋外や新聞紙などを敷いたところで作業することをおすすめします。
この2通りの方法で頑固なフライパンの汚れもキレイさっぱり落ちるので、ぜひ試してみてください♪
黒い汚れを予防するためのお手入れ方法を解説!
最後に鉄のフライパンをキレイに使うための日々のお手入れ方法について解説します。
① 使い終わったフライパンを洗う
よく”鉄のフライパンは洗ってはいけない”なんて言う話を耳にしますが、鉄のフライパンは洗っても大丈夫です。
普段洗う際はスポンジで軽く表面の汚れを落としてください。水洗いで大丈夫ですが、臭いが気になる時にはスポンジに中性洗剤をつけてもOKです。
このとき、タワシなどでゴシゴシと洗ってしまうとフライパンの表面に傷がつき、錆などの原因になるのでやめましょう。
② 水分をよく拭き取る
汚れが落ちたら付近などで全体の水気をよく拭き取ります。
その後火にかけて空焼きし、よく乾燥させてください。
③ 油を表面に塗っておく
空焼きした熱が覚めてきたら、油を染み込ませたキッチンペーパーなどでフライパンの表面を拭き、油でコーティングします。
空焼きしたフライパンはとても熱くなっているので、うっかり触れて火傷をないように注意してくださいね。
こうしてお手入れすることで汚れのこびり付きを事前に防ぐことができます。
また、フライパンの表面に油の膜を作ることで、調理の際にもフライパン表面に食材がくっつきにくくなりますよ(●´∀`)ノ
ひとこと。
少し手間はかかりますが、黒い汚れを蓄積させないためにはやはり日々のお手入れを欠かさないことが大切なようです。
鉄製のフライパンはちゃんと使えばとてもながく持ちますから大切にしていきましょう。
道具を大切に使うことでお料理も美味しくなるかもしれませんね(●´艸`)