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ハッカ油の薄め方!混ぜる順番から用途別の分量まで!

ハッカ油はそのままだと刺激が強すぎるので、基本的には薄めて使います。しかし、その薄め方がイマイチよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

実際、わたしもはじめてハッカ油を買った時はどう薄めてよいのかわからず、かなり戸惑ったのを覚えています。

ということで今回は、「ハッカ油の薄め方」についてわかりやすくおまとめしてみました。

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手元にあるハッカ油をどう使って良いかわからない場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ハッカ油を薄めるのに必要なアイテムは?

具体的な薄め方の前に、薄めるのに必要なアイテムについてみていきましょう。

● 無水エタノール

ハッカ油は文字通り油なので、水と混ぜようとしても当然分離してしまいます。そこで、油を溶かす性質を持つ無水エタノールの登場です。

エタノールというのは平たく言うとアルコールのことで、無水エタノールはアルコール度数が99.5度以上と非常に高いのが特徴です。

ちなみに、エタノールには無水エタノールの他に消毒用エタノールというものもあります。これはアルコール度数が76.9~81.4と無水エタノールと比べると低い数値となっています。

消毒用エタノールでも使えるのですが、基本的には無水エタノールを使うことの方が多いですので、どれを買うか迷った場合は無水エタノールを選んでおくと間違いないでしょう。

無水エタノールはドラッグストアにいけば簡単に手に入ります。

● 精製水

水道水には不純物が含まれているので、完成度の高いハッカ油スプレーを作るのであれば精製水を用意しておくと安心です。これもドラッグストアに置いてあります。

※ ハッカ油スプレーの種類によっては水道水を使っても特に問題はありません。香りに敏感な人は香りの違いを感じとるそうですが、普通の人にはあまり変わらないかと思います。

実際にわたしが下記の記事を書いた時に作ってみたスプレーは水道水を使っています。それなりに効果があったのでご安心ください。

参考記事:ハッカ油の虫よけスプレーを実際に試してみた感想!

● スプレーボトル(PP・PE・ガラス)

ハッカ油スプレーを作るためのスプレーボトルには少し注意が必要です。中にはハッカ油(精油)に溶けてしまう材質で作られているボトルもあるからです。

100均などでよく見かけるポリ素材のボトルであれば、「ポリプロピレン」か「ポリエチレン」でできているボトルを選びましょう。ボトルをよく見ると「PP」や「PE」と書かれているので、その文字でチェックしてみてください。

で、問題の溶けてしまう材質は「ポリスチレン」。記号は「PS」です。これだけは絶対に使わないように十分注意してください。

ポリ製ボトルが不安な場合は、ちょっと値段は上がりますがガラス製のボトルを使うと安心です。ガラス製を選ぶ場合は、プッシュ部分の素材もしっかり確認してくださいね。

大きさは、作るスプレーによって違ってきます。お掃除や虫よけ用にたくさん作るのであれば500mlくらいはあった方が良いでしょう。持ち運び用にするのであれば100mlのミニボトルがおすすめです。

ここ重要!混ぜ合わせる順番について!

どんな用途で使うにせよハッカ油・無水エタノール・精製水の3つを使う場合は、ハッカ油と無水エタノールを先に混ぜるのが正解です。水と油が分離しないように、無水エタノールで溶かしてから薄めるわけです。

わたしが作る時の手順は、

① 無水エタノールを入れる

② ハッカ油を適量たらす

③ 良く振り混ぜる

④ 精製水を適量入れる

⑤ 良く振り混ぜる

のような感じで薄めて使います。

中には無水エタノールを使わないスプレーもありますが、その場合は水を先に入れてからハッカ油をたらすと良いでしょう。使う前にはしっかり振り混ぜてくださいね。

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用途別で見るハッカ油スプレーの薄め方!

さて、ここまでくればもうハッカ油の薄め方はバッチリだと思います。せっかくなので、ここからは用途別の薄め方をいくつかご紹介しておきますね。

● 基本の虫よけスプレー(200ml)

  • 無水エタノール:20ml
  • 精製水:180ml
  • ハッカ油:10~20滴ほど
  • この虫よけスプレーはお肌にかけるものではなく、網戸や玄関先で使うタイプです。夏場の蚊はもちろんのこと、キッチンの三角コーナーなどに発生するコバエにも効果を発揮します。

    ● お掃除用ハッカ油スプレー(完成後:420ml)

  • 無水エタノール:300ml
  • ハッカ油:40滴ほど
  • 精製水:120ml
  • 消臭効果のあるハッカ油と汚れを落とす効果のある無水エタノール。このふたつを使ったスプレーはありとあらゆる場面で活躍してくれます。シュッとする度にハッカのすがすがしい香りがあたりを包みこんでくれますよ。

    ● ガラス用クリーナー(100ml)

  • 炭酸水:100ml
  • ハッカ油:2~3滴
  • これはちょっと裏ワザ的な使い方なんですが、精製水と無水エタノールの代わりに炭酸水を使います。炭酸水に含まれるシュワシュワが汚れを浮かしてくれるので、ガラスについた指紋などもきれいに落とすことができます。

    また、ハッカ油には抗菌作用もあるので、除菌や防カビにも効果を発揮してれます。

    ●マスク用ハッカ油スプレー(120ml)

  • 無水エタノール:20ml
  • ハッカ油:20滴ほど
  • 精製水:100ml
  • 寒くなって空気が乾燥してくると、ちょっとした油断からすぐに風邪をひいてしまいがち。そうならないためには、風邪をひく前からハッカ油マスクで予防するのがおすすめです。ハッカ油の持つ抗菌作用が外敵からあなたを守ってくれるでしょう。

    上の分量で作ったハッカ油をマスクの外側からワンプッシュ(マスクから50cmくらい離して)。これだけでハッカ油マスクの完成です。

    ● マウスウォッシュ

  • ハッカ油:1滴
  • お水:200ml(コップ1杯)
  • おまえけとしてハッカ油で作るマウスウォッシュもご紹介しておきましょう。これはスプレーではなく、原液を使う方法になります。作り方は簡単で、コップに入ったお水にハッカ油を1滴たらせば完成です。水とハッカ油だけですので、口に含む前にはしっかり混ぜるようにしましょう。ハッカ油の入れすぎにはご注意ください。

    【補足】

    ここまでご紹介した薄め方は、絶対こうしなければならないというものでもありません。これくらいの分量を目安にして、ハッカ油の量を増減しても問題ありません。もっとハッカの香りが欲しいときは増やす、ちょっとキツイと感じる時は減らすといった感じですね。ハッカ油は刺激が強いですので、増やす場合は一滴ずつにしてくださいね。

    ひとこと。

    おつかれさまでした。ここまでご覧いただいた通り、ハッカは薄め方次第でさまざまな使い方ができる汎用性の高いアイテムです。また、一回に使う量も少ないですのでコストパフォーマンスにも優れているのがステキです。

    いろいろと試してみて、あなたに合った薄め方を見つけてくださいね(*・∀-)☆

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