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片栗粉の代わりになるものまとめ!まずは小麦粉からチャレンジ!

使用頻度はそれほど高くないものの、いざという時にないと困ってしまうのが片栗粉。特に麻婆豆腐など「とろみ」が必須のお料理には欠かせません。

さて、あなたが今この記事を読んでいるということは、おそらく片栗粉を切らしてしまったのでしょう。ご安心ください、片栗粉は他の食材(調味料)でも代用することができます。メジャーなもので言えば小麦粉ですね。

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ということで今回は、「片栗粉の代わりになるもの」についてわかりやすくおまとめしてみました。

リサーチしてみると、思っているいる以上にいろいろなもので代用できることがわかりました。ただし、それぞれ特徴がありますので、使う前にしっかり予習してから代用してくださいね(´・∀・)ノ゚

まずは小麦粉での代用が常套手段!

見た目も片栗粉とそっくりな小麦粉。実は成分の8割くらいがでんぷんなので、片栗粉の代用品として使うことが可能です。(ちなみに片栗粉はほぼすべてがでんぷん)

ただし、小麦粉成分の残りの2割にはタンパク質などが含まれているので、調理した時の反応や、仕上がり・色には多少の違いが出てしまいます。

簡単にお伝えすると、

  • 片栗粉に比べとろみがつく温度が高い
  • 片栗粉に比べ色が多少白っぽくくなる
  • 片栗粉に比べ粒子が細かいので焦げやすい
  • といった感じです。

    このあたりの違いを理解していれば、小麦粉でも上手に代用することができるかと思います。使い方は、水溶き片栗粉とほとんど同じです。1:1の割合で溶かせばOKです。

    上でお伝えしている通り、片栗粉と違ってすぐにはとろみが出てこないですので、しっかり火を通すのが上手にとろみをつけるポイントです(*・∀-)☆

    片栗粉っぽいとろみはじゃがいもで再現!

    もともと片栗粉の原料は「カタクリ」という植物から作られていましたが、現在ではじゃがいものでんぷんから作られています。なので、じゃがいもをちょっと加工してやれば片栗粉と同じようなとろみ効果を引き出すことができたりします(*´ε` *)

    早速、やり方をお伝えしましょう。

    ① じゃがいもを洗って皮をむく

    ② じゃがいもをすりおろす

    ③ じゃがいも:水を1:2の割合で混ぜる

    ④ ザルをセットしたボウルに流し入れる

    ⑤ しばらく放置してでんぷんを分離させる

    ⑥ 上澄みだけを捨てて残りを使用する

    すりおろしたり、分離させたりするので多少時間はかかってしまいますが、片栗粉と原料が同じ分、とろみも本物の片栗粉に近い仕上がりになるかと思います。

    ただ、純粋なでんぷんオンリーではないので、多少じゃがいもの風味が残ってしまう場合があります。なので、じゃがいもの風味が残っていても味の調和が壊れないようなお料理でお試しください。あまり繊細なお料理には向いていないかもしれません。

    それにしても、じゃがいもを代用してとろみをつけるなんて、なんだか料理通のようでかっこいいと思います。知っていて損はない知識ですね(●´艸`)

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    一応、コーンスターチも使えます。

    コーンスターチは片栗粉と同じくでんぷんのかたまりですが、原料がじゃがいもではなく「とうもろこし」です。コーンスターチはお菓子作りによく使われるものですが、片栗粉に比べとろみをつける力は弱くなります。

    なので、ちょっとしたとろみをつけるくらいなら代用可能ですが、片栗粉のようなしっかりしたとろみをつけるのにはちょっと不向きです。どちらかと言うと、シチューやカレーといった水分の多いお料理にちょっととろみをつける程度の使い方がおすすめです。

    また、コーンスターチには独特の匂いがあるので、使う料理を選ぶ必要があります。とうもろこしが原料という点から考えても、洋風のお料理に向いている調味料と言えます。あと、小麦粉同様ちょっと白っぽくなるのもコーンスターチの特徴です。

    使い方は小麦粉と同じで、コーンスターチと同量の水(1:1)で溶いて使います(`・ω・´)ノ

    【追記】

    とろみづけにおいて、コーンスターチとよく似た特徴をもっているが「米粉」です。ゆるいとろみ&色がにごるという部分に問題がなければ片栗粉の代用品として使うことができます。詳しくはこちらの記事にまとめてみました!

    参考記事:片栗粉と米粉の違いについて!代用する時の注意点もおまとめ!

    その他の食材でとろみをつけるには?

    よくよく調べてみると、わたしたちの身の回りにある食べ物には結構とろみをつける成分が含まれていることがわかりました。具体例を挙げてみましょう!

  • れんこん
  • 里芋
  • 山芋
  • モロヘイヤ
  • オクラ
  • はい、どれもぬめりがある食材ばかりですね。これらのぬめりの正体はムチンとういう成分なのだそうです。これらをお料理の材料として使用することで、少しだけとろみをつけることができるでしょう(片栗粉のようにはいきませんが)。

    とろみ効果だけで考えると、片栗粉の代用品とまで言えるかはちょっと微妙ですが、冷蔵庫にこれらの食材があって、なおかつ作ろうとしている料理に合いそうであれば試してみても良いかもしれません。まぁ、ここはその程度のお話です。

    ムチンのぬめりなのかどうかはちょっとわかりませんが、上記の食材以外であれば「えのき」なんかも火を通すととろみというかぬめりが出てきます。えのきだったら、麻婆豆腐みたいな味の濃い中華料理に使えると思いますよ(〃ゝ∇・)ゞ

    まとめ。

    おつかれさまでした!これで、片栗粉を代用する方法についてはばっちりですね♪ちょっと長くなってしまったので、今回の要点だけをまとめておきます(ノ `・∀・)ノ゙

    【小麦粉】

  • とろみがつく温度が高い
  • ちょっと白くにごるかも
  • 片栗粉よりも焦げやすい
  • 【じゃがいも】

  • じゃがいもは片栗粉の原料
  • 手間がかかるが近いとろみを再現できる
  • じゃがいもの風味が残る場合がある
  • 料理通みたいでかっこいい
  • 【コーンスターチ】

  • とろみ力が弱い
  • ちょっと白くにごる
  • 独特の匂いがある
  • 水分の多い料理におすすめ
  • 【その他の野菜】

  • れんこん
  • 里芋
  • 山芋
  • モロヘイヤ
  • オクラ
  • えのき
  • ちなみにわたしはいつも小麦粉で代用しています。なんだかんだいって使い慣れているので使う量の調整もしやすいですから。今度はちょっと調子にのってじゃがいもでとろみをつけてみようかと思っていたりします。

    というわけで、片栗粉の代用品についての記事でした~ヽ(*´∀`)ノ

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