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片栗粉で作った揚げ物がべちゃっとなる原因と対処法!

片栗粉と言えばとろみづけに使うイメージが強いですが、もうひとつ、揚げ物の衣にするという使い方があります。片栗粉を使った揚げ物はカリッとしていて、ホロホロとくずれるような食感が特徴的ですね(●´艸`)

しかし、それは上手に揚げられた時のお話。いくらカリっとしやすい片栗粉でも調理方法がまずければべちゃっとした仕上がりになってしまいます。

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ということで今回は、「片栗粉を使った揚げ物がべちゃっとならないためのコツ」についておまとめしてみました!

片栗粉を使った揚げ物代表として、今回は唐揚げを選んでみました。この記事を参考にして、カリッとしたおいしい唐揚げの作り方をマスターしてくださいね(*・∀-)☆

べちゃっとなる原因は油の温度にあり!

片栗粉 揚げ物
揚げ物がべちゃっとなるのは、なにも片栗粉のせいではありません。小麦粉を使おうが、小麦粉と片栗粉を混ぜて使おうが揚げ方がまずければ失敗してしまいます。

実は、揚げ物をカリッとさせるために重要なのは油の温度なのです。

揚げ物の衣がサクッとしている状態というのは、衣の中の水分が上手に抜けている状態のことを指します。油の温度が低いと水分の蒸発がうまくいかず、衣がべちゃっとなってしまうわけです。

唐揚げに適した油の温度は、160℃~180℃くらいの間と言われています。要はこの温度をしっかりキープしていれば、唐揚げがべちゃっとなりにくいということなのです。知ってしまえば、いたってシンプル。そのために気をつけたいことをお伝えしていきますね((*´∀`))

油の温度をしっかり測る

せっかちな人に多い失敗ですが、油が適正温度まで上がる前に唐揚げを入れてしまうパターンです。ここで手を抜くとせっかく下味をつけた鶏肉が台無しになってしまいます。

油の温度を測る方法には衣のたらして判断するやり方や、菜箸を使うやり方があります。こちらの記事に詳しくまとめておりますので、合わせてチェックしてみてくだいね(σ^▽^)σ

参考記事:油の温度を菜箸で測る方法を簡単に解説!

まだお料理に慣れていない場合は、油用の温度計を使うのがおすすめです。やはり数字を目で見るのが一番確実ですから。

一度に大量に入れない

せっかく油の温度を揚げても、一度にたくさん揚げてしまうと油の温度ががくっと下がってしまいます。しかも唐揚げ同士がくっついたりして良いことがありません。

早く揚げてしまいたい気持ちはわかりますが、ここは落ち着いて少しずつ揚げていきましょう。わたしは小さめのフライパンを使っているんですが、一度に揚げるのは一口サイズのものを4つくらいまでにしています。油の中を唐揚げがゆらゆら移動できるくらいが目安だと思います。

時間はかかりますが、ゆっくり丁寧に揚げた方が上手に仕上がりますよ(´・∀・)ノ゚

二度揚げすればさらにカリッと!

唐揚げをカリッとさせるのテクニックと言えば「二度揚げ」です。一度揚げた唐揚げを再び高温の油で揚げることで、衣の水分をさらに飛ばしてしまいます。二度揚げをマスターすればべちゃっと唐揚げとはおさらばできますよ!

二度揚げを上手にこなすには、一度目と二度目で油の温度を変える必要があります。簡単に手順を書いておきますね(〃ゝ∇・)ゞ

① 【一度目】160℃の油でじっくり揚げる

唐揚げの表面にできる泡がおとなしくなってきたら取り出しの合図です。色は薄いきつね色くらいでOKです。

② バットの上で5分程度休ませる(粗熱で火が通ります)

揚げる量にもよりますので、休ませ時間はそれほど神経質にならなくても大丈夫です。わたしもたくさん揚げる時はあまり気にしないようにしています。

③ 【二度目】180℃の油でさっと揚げる

火の強さにもよりますが、大体30秒~1分くらいを目安に揚げます。表面がおいしそうなきつね色になれば頃合いです。揚げすぎるとお肉がかたくなってしまうので、揚げすぎには注意してくださいね(・ω・`〃)

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片栗粉を使ったカリカリテクニック!

さて、油の温度の重要性をご理解いただけたところで、片栗粉を使ったカリカリ衣テクニックをご紹介しましょう。テレビなどでも放送されていたのでひょっとしたらご存じかもしれませんが、とっても手軽な方法なのでぜひ試してみてください!

やり方は超簡単。片栗粉に水を混ぜて「ダマ片栗粉」にして使うだけ。
片栗粉100gに対し水50ml(2:1)を加えてよく混ぜ、2~3mmの小さなダマがたくさんできていればOKです。

あとはこのダマ片栗粉をお肉につけて揚げるだけで、おどろくほどサクサクな唐揚げが完成しちゃいます。ダマとダマの間に空洞ができるのがミソなんですね!

まさに、お店で出てくるような見た目の唐揚げとなります(●´艸`)

まとめ

おつかれさまでした!これで片栗粉を使った揚げ物についてはばっちりですね。何度かためしてみて、カラッと揚げる感覚をつかんでしまえばこっちのものです。

最後に今回の要点をまとめておきますね!

  • 衣がべちゃっとなるの片栗粉のせいではない
  • 油の温度が低いと水分が抜けずべちゃっとなる
  • 油の温度はしっかり測ることが超重要!
  • 油が適正温度になるまではお肉を入れない
  • 油の温度が下がるので一度にたくさん揚げない
  • さらにカラッとさせるなら「2度揚げ」を導入
  • 「ダマ片栗粉」を使えばカリカリ度はさらにアップ♪
  • 今回お伝えした内容は、唐揚げだけではなく他の揚げ物を作る時にも重要なことばかりです。特に油の温度は仕上がりを大きく左右するので、慣れるまではしっかり管理してあげましょう。

    それでは、サクサクの唐揚げを思いっきり作ってくださいねヽ(*´∀`)ノ

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