水で溶いて火にかけるととろみが、衣にして揚げ物に使うとサックリほろほろ。片栗粉って本当に便利な調味料ですよね!
ところで、この片栗粉の原料って何かご存じでしょうか。わたしは最近知ったんですが、実はカタクリという植物ではないのですヽ(゚Д゚*)ノ
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ということで今回は、「片栗粉の原料とその他もろもろ」についてわかりやすくおまとめしてみました!
その他もろもろの中身は、グルテンと糖質について。片栗粉について調べていると、このふたつについての疑問が目についたのでついでに調べておきました(*・∀-)☆
片栗粉の原料は「ばれいしょ」

もともとはその名の通り、カタクリという多年草の球根に含まれるでんぷんを原料としていましたが、カタクリに含まれるでんぷんが少ないのと、カタクリという植物を育てるのには時間がかかるという理由から、カタクリとでんぷんの質が似ているばれいしょから作られるようになったとのことです。
なので、今現在スーパーなどで安価で購入できる片栗粉は、名前こそ片栗粉ですが、じゃがいもから作られている片栗粉ということになります(・ω・`〃)
この事実を知っていると、片栗粉を切らした時にじゃがいもで代用するという裏技を使うことができます。すりおろしたじゃがいもに倍量の水を加え、ざるつきのボールに流し込みます。
そのまましばらく放置しておくと、水とでんぷんが分離してくるので、上澄みだけを捨てて残ったでんぷんを使えばOKです!
純粋な片栗粉と違い、多少じゃがいもの風味が残ってしまうことがありますので、味が濃いめのお料理に使ってあげてください(´・∀・)ノ゚
片栗粉の代用についてはこちらの記事に詳しくまとめております♪
参考記事:片栗粉の代わりになるものは?身近にあるもので代用!
片栗粉にグルテンフリーです。
まずは片栗粉にはグルテンが含まれるのか?という疑問について解決しておきましょう。答えはノーです。なぜなら片栗粉は、ほぼぼでんぷん100%だからです。
そもそもグルテンというのは、小麦粉に含まれるグルテニンとグリアジンというたんぱく質が結合してできるものです。つまり、たんぱく質を含まない片栗粉からはグルテンは絶対にできないということになります。
おそらく片栗粉と小麦粉の見た目が似ているので、ごっちゃになってしまっているのではないかと思います。ということで、片栗粉はグルテンフリーでございます((*´∀`))
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片栗粉は糖質が多い食品です!
次に片栗粉に含まれる糖質について。グルテンの時とは違い、でんぷん(炭水化物)から作られている片栗粉は糖質を多量に含む食品と言えます。
ちなみに、炭水化物は「糖質+食物繊維」です。炭水化物と糖質と炭水化物の違いを理解しておくと、糖質制限をする時に役立ちますよ。
もっと具体的な数値でお伝えしましょう。
こういう書き方をすると、糖質制限中に片栗粉は食べられないと思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。厳格に糖質制限をしているなら話は別ですが、ちょっと軽くダイエット程度に行っているならあまり気にしなくても大丈夫です。
なぜなら、片栗粉ばっかりをたべる料理なんとほとんどないからです。せいぜいとろみをつけるとか、揚げ物の衣にするくらいでしょう。であれば、一度に食べる量は大さじ1くらいのものです(唐揚げはもうちょっと増えるでしょうけど)。
ただし、とろみを強くつける料理には注意が必要です。あんかけチャーハンやあんかけ焼きそばのような、どろっとしていて、しかも、炭水化物にからめて食べるような料理は要注意です。
あれらは素晴らしくおいしいですが、まさに炭水化物のかたまり。当然、糖質もたっぷり含まれています(´Д`。)
低糖質のままとろみをつける方法!

また、片栗粉との大きな違いは冷えると固まるという点です。なので、寒天粉でとろみをつけた場合はお料理が冷めないうちに食べるようにしましょう!
水に溶かす分量は、水250mlに対し寒天粉1gくらいを目安にすると良いでしょう。この分量はネットで公開されているレシピを参考にしているので、もし好みに合わなければ調節してみてくださいね。
ちなみに粉寒天を入れるのは一番最後が良いようです。仕上げに粉寒天を少しだけ入れて、ちょろっと加熱してとろみをプラスしましょう(〃ゝ∇・)ゞ
まとめ。
おつかれさまでした~!これで片栗粉の原料についてはばっちり理解していただけたのではないかと思います。最後に今回の要点だけを箇条書きでまとめておきますね(´・∀・)ノ゚
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