ランプシェードを手作りすると言うと、何だか難しそうに聞こえますが実際そんなことはありません。作業自体はとても簡単なので、お母さんがちょっと手伝ってあげれば子供でも十分作れるレベルです。
ということで今回は、「子供でも作れるランプシェードの作り方」についておまとめしてみました。
内容的には、今まで書いてきたランプシェードの作り方のまとめ記事となります。「和紙」「レース」「麻紐」3種類の素材についてご紹介していますので、詳しい作り方についてはリンク先をご覧ください。一応、難易度順に並べてます。
それでは、いってみましょう(*・∀-)☆
簡単さで選ぶなら和紙。一番子供向けな素材!
和紙を使ったランプシェードは、とにかく失敗しにくいのが特徴です。風船にボンドで濡らした和紙を重ね張りしていくだけなので、失敗のしようがないのです(どう貼ってもそれが味になります)。
準備はお母さんがしてあげて、風船を膨らましたりや和紙を貼るところが子供の担当です。色のついた和紙(お花紙)を数種類用意しておくと、オリジナリティーが出しやすいでしょう。
和紙を通した光はとても優しいですので、寝る時の灯りに最適です。始めて作るなら、まずは和紙からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
女の子にピッタリ!レースを使えばエレガント!
最近では小さいレースが100均で売られています。コースターみたいなやつですね。それらのレースをボンドで貼り合わせていくと、びっくりするほどエレガントなランプシェードを作ることができます。
デザイン的に可愛い感じなので、女の子向けの素材ですね。作り方は和紙の時と同じで風船に貼り付けていくのですが、端っこ以外は重ね張りしないので、ちょっとだけ難易度が高くなります。
風船全体を使って素敵なのですが、半分くらいで止めて傘状のランプシェードにすると可愛さが強調されます。レースで出来たたまごのカラみたいな感じですね。
受け皿にして中に小さな灯りを入れてもおしゃれです。その場合は、発熱しない雑貨屋さんなどで売られている小さなろうそく型ライトなどがおすすめです。
麻紐(毛糸)でぐるぐる!和モダンな雰囲気に!
最後にご紹介するのが麻紐シェード。この3つの中では一番レベルが高いかも知れません。麻紐を風船に巻きつけ出す最初がちょっと難しいかと思いますので(滑るので)、ある程度はお母さんが巻いてあげると良いですね。
それ以降は和紙と同じく失敗することはないはずです。適当に巻いてもしっかり味になりますので、子供が好きにやっても大丈夫です。
シックなデザインに仕上がりますので、子供が作ったものとはいえ実用性の高いランプシェードになるでしょう。
麻紐の代わりに明るいカラーの毛糸を使ってもまた違った風合いに仕上がります。
手作りランプシェードのポイントと注意点!
ここからは手作りランプシェードの注意点を2つほどお伝えいたします。と言っても難しいことではありませんので、頭の隅っこで覚えておいていただれば十分かと思います。
● しっかり乾かす
今回ご紹介したランプシェードはどの素材を使うにしても、接着剤で素材を固めて成形する作り方です。なので、接着剤が完全に乾かないうちに風船を割って剥がそうとすると破れたり、破損してしまう可能性があります。
完成したら最低でも半日~1日は風通しの良いところで乾燥させることがポイントです。特に和紙はボンドに水を混ぜて使うので、もう一日長く乾燥させても良いでしょう。軽く叩いて「コンコン」という音がすれば乾燥しているサインです。
とにかく、焦らず完全に乾かすようにしましょう!
● 熱がこもらないようにする
シェードの中に白熱電球を入れる場合は、ショードとランプの間にある程度空間を設けるようにしましょう。あまり近すぎると焦げたり、発火する危険性があります。あまり大きくしたくない場合は、ほとんど発熱しないLED電球を使うと良いでしょう。
ひとこと。
ランプシェードってお店で買おうとすると結構良い値段しますよね。安くても3,000円くらいはするんじゃないでしょうか。
その点手作りなら、1000円もあれば十分作れてしまいます(照明器具抜き)。さらに子供も楽しめるとなれば、まさに一石二鳥です。
ひとまず100均で材料を集めて、ちっちゃいミニシェードにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?子供の意外な才能を発見できるかも知れませんよ(●´Д`●)