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らっきょうの効能!便秘改善&血圧・血糖値を安定させる効果も!?

カレーのおともとして人気の高いらっきょう。何気なく食べているこのらっきょう、実は「畑の薬」と呼ばれるほど、様々な健康効果をわたし達にもたらしてくれる野菜なのです。

その中でも特にメジャーな効能というのが、「便秘解消」です。便秘は多くの女性の悩み。それを小さならっきょうが改善してくれるのなら、こんなに嬉しいことはありません。

ということで今回は、「らっきょうの効能」について、わかりやすくまとめてみました!

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この記事を最後まで読んでいただくと、

  • 便秘が改善される理由
  • 血圧・血糖値が安定する理由
  • その他のらっきょうの効能まとめ
  • 食べ過ぎ注意!一日に食べて良い個数について
  • がバッチリ分かっちゃいます(´・∀・)ノ゚

    それでは、さっそくらっきょうの秘密に迫ってみましょう!

    効果の感じ方には個人差がありますので、便秘が100%治るということではありません。あくまでも参考程度に読んでいただければと思います。

    らっきょうの便秘改善効果について

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    らっきょうには「フルクタン(※1)」という水溶性の食物繊維がかなり豊富に含まれています。らっきょうの可食部100gに対し、食物繊維の量は21g程(フルクタン以外の食物繊維も含む)もある場合が多く、これは他の野菜と比べてもかなり多い割合と言えます。
    ※1 フルクタンにはいくつか種類があり、らっきょうのフルクタン(ラッキョウフルクタン)は水溶性となります。

    さて、このフルクタンという食物繊維には腸内環境を整える効能があります。もう少し詳しく説明すると、腸内環境を整えるには腸内にいる善玉菌が元気に活動する必要がありますが、その善玉菌のエサとなるのがフルクタンなのです。

    つまり、らっきょうから体内に入ったフルクタンを、腸内の善玉菌が食べて元気になり、腸内環境を整える。その結果、腸の働きが良くなり、便秘解消につながると、こういう仕組みなんですね。

    この記事を書くにあたり参考にした情報の中には、「フルクタンを毎日4週間摂取したらどうなるか?」という実験結果もありました。

    この実験によると、

  • 排便回数が増える
  • 便の状態が良くなる(形・硬さなど)
  • 便の匂いが抑えられる
  • という変化がが認められたそうです。

    このように、らっきょうに含まれる食物繊維が便秘改善に一役買っているということがおわかりいただけたかと思います。

    らっきょうが血圧・血糖値に与える影響

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    説明の流れ上、まず血糖値への影響についてお伝えしますね(´・∀・)ノ゚

    らっきょうを食べて血糖値の上昇が抑えられるのは、先ほど出てきたフルクタンの活躍によるものです。フルクタンには、食事をした後、血糖値が急激に高まるのを抑制する働きがあります。そしてそれは、血圧の安定にも関係してきます。

    そもそも血糖値が高いというのは、血液の中にブドウ糖が多く存在する状態のことを指します。血液の状態で言うと、ドロッとしているといる状態ですね。このような血液のは当然流れにくく、それを頑張って流そうとする分だけ血管に圧力がかかり、血圧が高くなってしまうわけです。

    ですので、フルクタンが血糖値を下げるという効能はこの逆、つまり、血液をサラサラ(※2)にし、血圧が高くなるの防ぐ役割があるとも言えるのです。
    ※2 らっきょうのフルクタンには他にも血中コレステロールの低下作用があることがわかっています。これも血液サラサラ効果に役立っています!

    さらに、らっきょうにはもうひとつ「硫化アリル」という強力な物質が含まれています。この硫化アリルには、血液の凝固を遅らせるという効能があります。これも簡単に言うと、血液をサラサラにしてくれるということです。

    要するにらっきょうには、血液をサラサラにしてくれる成分がたっぷりと含まれているんです。そしてこの効能が、らっきょうを食べて血圧が安定するということにつながっているわけです(*・∀-)☆

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    その他のらっきょうの効能まとめ

    さらにらっきょうにはこんな効能が期待できます。以下にざっくりとまとめておきますので、ぜひ参考にしてみてください!

    ・疲労回復

    疲労回復と言えば「ビタミンB1」ですが、硫化アリルには身体がビタミンB1を吸収するのを助ける働きがあります。なので、ビタミンB1を多く含む食品(豚肉など)と一緒に摂取すると疲労回復が促進されるでしょう。

    ・活性酸素を除去

    体内に増えすぎると様々な病気を引き起こす原因と言われている「活性酸素」。硫化アリルはとても強力な抗酸化力を持っており、この活性酸素を除去する力を持っています。

    ・消化を促進

    硫化アリルには、唾液や胃液の分泌を促す働きがあります。これは、食べ物を消化する力を促進し、胃腸にかかる負担を軽減することに繋がります。しかし、食べ過ぎは逆効果となります。詳しくは、最後に!

    ・強い抗菌&殺菌作用

    硫化アリルには強力な抗菌&殺菌作用があり、胃の中にいるピロリ菌やO-157などの病原菌に有効だとの報告もあります。

    ・コレステロールを減らす

    悪玉コレステロールは、増えすぎると動脈硬化や心臓病の原因になると言われていますが、水溶性食物繊維であるフルクタンはこの悪玉コレステロールを減らす力を持っています。

    食べ過ぎ注意。一日に食べて良い個数について

    ここまでメリットばかりをご紹介してきましたが、らっきょうにも注意するべき点があります。それは、食べ過ぎないことです。

    すでにお伝えした通り、らっきょうの中の硫化アリルには、かなり強力な抗菌・殺菌作用があり、胃酸の分泌を促す効能があります。これは、適量であれば病原菌をやっつけ、消化を助けることになるのですが、過度に摂取すると逆に胃に負担をかけることになってしまいます。

    ですので、一日に食べる量は、

    大粒 … 3粒
    小粒 … 5粒

    程度に抑えることをおすすめします(`・ω・´)ノ

    美味しいからといってバクバク食べていると、人によっては、胃が痛くなったり下痢を引き起こす原因となる場合もあります。

    あともうひとつは食べ方について。おそらくらっきょうの場合、甘酢漬けが一般的かと思いますが、らっきょうに含まれるフルクタンは水溶性食物繊維のため、水分に溶け出してしまうという特徴があります。

    ですので、らっきょうの甘酢漬けを食べる場合は、漬け汁も一緒に食べることにより、ある程度フルクタンを摂取することができます。もちろん糖分の摂り過ぎは良くありませんので、ほどほどに加減してくださいね!

    らっきょうの甘酢漬けの作り方も調べてみました!

    ⇒ 「土付きらっきょうから作る簡単カリカリ甘酢漬け」

    ちなみにらっきょうは、ニンニクと同じような調理法で食べることができます。

    ホイル焼きにしたり、酢味噌で和えたりと色々な味を楽しむことができます。天ぷらなんてのもありですね。溶け出たフルクタンごと食べたいのであれば、直接カレーに入れてしまうのも良いでしょう。

    ちょっと検索すれば、たくさんレシピが出てきますので、色々と試してみてください( ´∀`)

    ひとこと

    以上、「らっきょうの効能」についてお届けしました!

    この記事を書いてみて思ったのですが、らっきょうってかなり奥が深い食べ物です。今になって、畑の薬と呼ばれる意味がよくわかってきました。

    食べる量にさえ気を付けていれば、らっきょうはわたし達の強い味方となってくれます。5月頃になると、土付きらっきょうが店頭にたくさん並びますので、ぜひあなたの手で調理して食べてみてくださいね!

    それでは、また次の記事で。ご訪問ありがとうございました(〃ゝ∇・)ゞ

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