年越しそばに限らず、美味しいおそばを食べたいなら「つゆ」にこだわりたいところ。
もちろんそば自体の質も大切ですが、つゆが美味しいだけである程度はカバーできてしまいます。と、わたしは思っています( ´∀`)
ということで、今回は、「関西風のそばつゆの作り方」についてじっくりまとめてみようかと思います。
どうして関東風ではなく関西風なのかと言うと、わたしが関西の人間だからです!
関西のつゆ味、伝授しまっせぇ。
美味しいつゆは、美味しいだしから。
ネットで色々調べているうちに、「つゆ」と「だし」という言葉がごちゃごちゃに使われていることに気が付きました。
どちらが正しいのかははっきりしませんが、この記事の中では、そばにかける完成形を「つゆ」、つゆのベースになるものを「だし」と呼ぶことにしますね(´・∀・)ノ゚
で、もう書いちゃいましたが、年越しそばをつゆを作るのであれば、じっくり「だし」からとることをおすすめします。
ここでまず、一つ目の関西風ポイント。
関西では昔からだしを取るのに「昆布と鰹節」を使います。
ネット上では、関西は「昆布だし」とだけ書かれていますが、「鰹節」もしっかり使っていることが多いと思いかと。
「昆布」×「鰹節」。これが関西風のだしの基本と言えます。
※ 関東でも昆布は使うと思いますが、わかりやすくするためにこういう書き方にしておりますm(__)m
美味しいだしの取り方についてはこちらの動画を(●´∀`)ノ
はい、手間なようですが、意外に簡単ですね。
透き通ったクリアな味が特徴です。
鰹節の旨味成分である「イノシン酸」と昆布の旨味成分である「グルタミン酸」は相性が非常によく、旨味の相乗効果が生まれますヾ(´∀`○)ノ
言うなれば、旨味の「界王拳」です。
さ、次はつゆにまいりましょう。
超簡単。関西風年越しそばのおつゆの作り方!
美味しいだしがとれても、そのままではまだおそばには使えません。だしだけを飲んでもあまりピンとこないと思います。
ここに、醤油やみりんなどの調味料を加えることによって、「そばつゆ」が完成するという寸法です(*´∀`*)ゞ
さて、ここで2つ目の関西風ポイントが登場。
醤油には薄口と濃い口がありませすが、関西で使うのは「薄口」の方です。
理由は、薄口醤油の方が香りが弱く、昆布の風味とよく合うからだと言われています。
それでは、関西風のそばつゆをの作り方をチェックしましょう(〃ゝ∇・)ゞ
【作り方】
おだしを温めて、薄口醤油とみりんを加える。
何ともシンプルですが、これで「関西風そばつゆ」の完成です。
少量とはいえ、みりんが加わりますので一度沸騰させてアルコールを飛ばしましょう。
あまり沸騰させすぎると、風味が飛んでしまうので注意してくださいね(´・∀・)ノ゚
さぁ、この特性そばつゆを好みのおそばにかければ、関西風の年越しそばが7割完成します。
あとの3割は、「具」です。
関西(京都中心)では、「ニシン」をのせるのが有名ですね。
そのあたりについてはこちらの記事で書いてますので!
ひとこと。
ふぅ…。何だか書き始めると長くなっちゃいましたね。
最後まで読んでくれたあなたには、わたしのとっておき情報をお伝えしましょう。
だしを取るのがどうしても面倒くさい場合は、ヤマキさんの「白だし」を薄めて使ってみてください。
面倒くさがり屋のわたしが色々試して選んだ、コスパ最強の白だしです。
これを最初に書いちゃうと、記事になりませんからね(●ゝ艸・)エヘッ
それでは、素敵な年越しそばを♪