大晦日の寒い夜に、家族が集まって食べる年越しそばってなんであんなに美味しいんでしょうか。
わたしは子供の頃から、何故だか年越しそばが大好きです。
そう、「行く年来る年」を見ながら食べるあのおそばが…。
と、わたしの好みはさておき、今回のテーマは「地方による年越しそばの具の違い」だったりします。
ちょっと気になって調べてみたら、色々と新しい発見があったのでここに記しておこうと思います(´・∀・)ノ゚
今年の年越し蕎麦の参考にしてみてください♪
関西風年越し蕎麦の具は?
え~、わたくしが関西に住んでいるとの理由から、まずは関西の具について調べてみました。
すると、「鰊」と出てきました。
読めなかったので、調べてみると「ニシン」とのこと。
え?わたしの家ではそんなの食べてないけど…(´Д`。)
で、もっと良く調べてみると、ニシンそばは関西の中でも京都を中心に食べられていることがわかりました。
ちなみにニシンそばは「北海道」でも食べられているようです。
北海道と京都にどういう繋がりがあるのかと思い、さらに調べてみると面白いことがわかりました。
昔から周りを山々に囲まれた京都では、北海道からニシンを取り寄せて、保存食として食べていたそうなんです。
そんな中、京都四条大橋付近にある「松葉」さんという芝居茶屋の2代目が、ニシンの甘露煮をそばにのせた「ニシンそば」を考案し売りだしところ、これが大当たり!
そのまま京都を中心に、そばにはニシンという風土が根付いていったということだそうです。
う~ん、軽い気持ちで書き出したのに、何だか豆知識が増えちゃいましたね。日々勉強なり。
次は関東の具に行きましょう(●´∀`)ノ
関東風年越しそばの具は?
答え:海老天
はい、わたしの家もこれです。
いやぁ、うちの具は関東風だったんですねぇ(●´艸`)
何故おそばに海老天をのせるのか?についても調べてみましたが、こちらはそれほど壮大なお話はありませんでした。
海老は「長寿の象徴」であり、縁起が良いのでのせてみました的なことだそうです。
ちなみに関西のニシンも、「子孫繁栄」の意味が込められているみたいですよ。
日本人は、ほんとにそういうのが好きですね( ´∀`)
地方の年越しそばの具は?
最後に他の地方の具について調べてみたところ、さらに豆知識が増えてしましました。
調査の結果、地元の名物と呼べる麺類がある場所では、その土地のおそばを年越しそばとして食べるという事実が判明したのです。
判明というか、わたしが知らなかっただけですけど。
福井県ではネギと鰹節をのせた「越前そば」を、
岩手県では、ちっちゃいお皿の「わんこそば」を。
沖縄県になると、ご存知「沖縄そば」になっちゃいます。
香川県にいたっては、もうそばじゃなくて「年越しうどん」だそうです。゚ヽ(゚´Д`)ノ゚。
つまり、みんな馴染みの深いものを食べていたということです。
思っていたよりも自由ですね(*´ε` *)
ひとこと。
ということで何度か脱線しつつも、とりあえず「年越しそばの具の違い」について書いてみました。
この記事を読んでくださっているありがたい関東にお住まいの方は、ぜひとも今年の年越しそばにはニシンをのせてみてください。
わたしはアグレッシブに「いか天」でものせてみましょうかね。
おしまい(*・∀-)☆