今回は、ミニトマトの皮を柔らかくする方法について、わかりやすくおまとめしてみました^^
ミニトマトは思っているよりもたくさん種類があって、家庭菜園用のミニトマトには比較的皮が固いタイプの品種もあるようです。
また、育て方も皮の固さに影響を与えるので、水やりや肥料のバランス、日光の当たり方にまで気を配る必要があります!
あ、栽培系の話じゃなくて、目の前のミニトマトの皮が固いので何とかしたい!という人は、柔らかくするよりも湯剥きして固い皮を取り除いて食べるのが一番てっとり早いです。
ミニトマトの湯剥きの方法は記事後半で詳しく解説しているので、前半は飛ばしてそこだけチェックしていってくださいね^^
ミニトマトの皮を柔らかくする方法について解説!
すでにお伝えしましたが、ミニトマトの皮を柔らかくする方法(栽培する方法)には大きく分けてふたつのポイントがあります。
具体的には…
のような部分です!
もう少し詳しく解説していきますね(´・∀・)ノ゚
柔らかい皮の品種を選ぶ
まず、皮が柔らかいミニトマトの品種を選びましょう。家庭菜園用の種子や苗には、以下のような柔らかい皮の品種があります。
プチぷよ
「プチぷよ」は皮が非常に薄いだけでなく弾力もあるので裂果しにくいのが特徴です。味の面では高い糖度を持ち、トマト特有の豊かな味わいを楽しむことができます。
さらに、果実は光沢のある鮮やかな赤色が美しく、しっかりとした存在感があります。
それに加え、カビに強い耐性(Cf9)を持っているので、栽培時の病気の心配を軽減してくれます。
ピンキー
「ピンキー」も同じように皮が薄く裂果しにくい特徴を持ったミニトマトです。
色はプチぷよに比べると少し淡く、ピンクっぽいさくらんぼのような印象を受けます。
味は10度前後の糖度を持ち、適度の酸味とのバランスが非常に良い品種と言えるでしょう。キメの細かい舌触りで、どちらかと言うと優しい味わいです!
あまぷる&ぷるるん
「あまぷる」はご存知カゴメとホームセンターのコメリが共同で開発した品種で、輸送に耐えられないレベルの薄皮としっかりした甘みが特徴のミニトマトです。
皮が薄すぎて輸送できないってすごいですよねヽ(゚Д゚*)ノ
だから、家庭菜園用のミニトマトとして販売されているんだそうです!!
もし近くで見つけたらぜひ育ててみてくださいね。個人的に一押しの品種です♪
あまぷると同様の特徴を持った「ぷるるん」という品種もおすすめですよ!
※ このふたつの品種についてはネットでは見つからなかったので、お近くのホームセンターなどをチェックしてみてくださいね(σ^▽^)σ
水やりの量に気をつける
水やりはミニトマトの皮質に大きく影響します。プランター栽培の場合、土が乾燥しやすいので基本的には毎日水を与えてOKです。
あまり乾燥していない時は無理にあげなくても大丈夫です(いろんな意見があります…)。
ただし、繰り返しになりますが水のやり過ぎは裂果の原因になるだけでなく、トマトの味を薄くすることもあるので与え過ぎには十分注意しましょう。
追肥で栄養バランスを整える
水分だけでなく肥料のバランスも重要です。特に「リン酸」は花や実、根を育てるのに役立つので、リン酸系の追肥をすればミニトマトが健康をすくすく育ってくれますよ^^
ただし、肥料に関してもバランスが大切。土の状態を確認し、必要量を正確に施肥することがポイントとなります。過剰なリン酸は逆効果になることもあるので、与え過ぎにも注意してくださいね!
あまり良くわからないという人は、ホームセンターなどでトマト用に配合され追肥が販売されているので、そういった肥料を使っておけば安心です。
日差しと葉の管理
最後に強い日差しに当たり過ぎるのも、ミニトマトの皮を硬くする原因となります。
プランター日当たりが良すぎる場合は、葉っぱを数枚残して日差しを遮るのがおすすめです。
適度の残った葉っぱが日差しを程よく遮りつつ、日が傾いた時には直射日光が当たるので、ミニトマトに必要な日照時間を確保することができます。
また、プランター栽培の場合は、日中の日差しが強くなるタイミングで直射日光の当たらないき場所に移動させるなどの対策も効果的です!
ミニトマトの皮が固い時の美味しい食べ方を紹介!
栽培系の話ではなく、固い皮を何とかしたいと思ってこの記事を訪れてくれた方、お待たせしましたm(__)m
ここからは、ミニトマトの皮を湯剥きする方法について解説していきますね!
分かりやすい動画があったのでお借りしてきました。まずは、こちらの動画をご覧ください(´・∀・)ノ゚
はい、めっちゃ簡単ですね。
手順2:爪楊枝などで皮に穴を開ける
手順3:氷水を用意する
手順4:お鍋にお湯を沸かす
手順5:沸騰したお湯にミニトマトを入れ約10秒加熱する
手順6:10秒たったら引き上げて氷水に移す
手順7:皮の裂け目から皮を剥いていく
細かく書いたので工程は多いですが、実際にやってみればなんてことはありません。たったこれだけでミニトマトの固い皮をすっきり取り除くことができます。
ミニトマトの固い皮は加熱しても柔らかくなるわけではありませんので、ちゃちゃっと湯剥きして取り除いてからお料理に使ってあげるのがベストです♪
まとめ
以上、ミニトマトの皮を柔らかくする方法と湯剥きのやり方についてお届けしました!
家庭菜園用のミニトマトには品種がいろいろあって、中には皮の固いタイプのミニトマトもあります。
そういったタイプのミニトマトを収穫して食べた場合、ハウス栽培されているミニトマトに比べると皮が固いと感じてしまうかもしれません。
これはもうどうしようもないことなので、そういうものだと思って食べるか、湯剥きして固い皮を取り除いてあげるのが賢い食べ方だと思います。
また、品種だけでなくどんな環境で育てたかというのも皮の固さに影響するので、まだミニトマトの栽培に慣れていない人は、「水」「肥料」「日当たり」のバランスを意識してみると良いかもしれませんね!
ぜひ美味しくて柔らかいミニトマトを作ってみてくださいヽ(*´∀`)ノ