今回は、豚肉の臭み消しを調理後に行う方法について、わかりやすくおまとめしました^^
豚肉って調理前はそんなに気にならないのに、焼いたりして加熱するととたんい臭みが目立ってくることがあります…。
調理前なら臭み消しの方法もいろいろありますが、残念ながら調理後となるとできることが限られてしまいます。
豚肉の臭み消しを調理後に行う場合は…
の3つくらいしかないのではないかと思います!
記事本文では、それぞれの方法について詳しく解説するとともに…
などについてもお伝えしているので、ぜひ最後までチェックしてみてください(*・∀-)☆
豚肉の臭み消しを調理後に行うには?
冒頭でも軽く触れた通り、豚肉の臭み消しを調理後に行うには、「酸で中和する」「香りでごまかす」「リメイクする」くらいしか効果的な方法が見当たりません。
どの方法を選択するかは、「その豚肉をどのように調理しているか」によって使い分けるのが良いかと思います。
軽く焼いてソテーにしたくらいであれば、酸味のあるドレッシングをかけたり、ハーブを使って香りをごまかしたりすることができます。どちらも気に入らなければ、例えば生姜焼きやカレーなどの煮込み料理にアレンジしてもOKです。
逆にすでに煮込み料理として完成している場合は、調味料やハーブを追加して何とか乗り切るくらいしか手はないないかもしれませんね。
こんな感じでどれくらい臭み消しができるのかはケース・バイ・ケースと言えますが、何もせずそのまま食べることを考えれば全然ましだと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください^^
クエン酸やお酢で臭いを中和する
豚肉の臭みは性質的に言うとアルカリ性に属するようなので、これとは逆の性質を持つ酸性のもので中和することで、豚肉の臭みを多少なりとも軽減させることができます。
身近なもので言うと、「レモンの絞り汁」や「お酢などが含まれたドレッシング」などがこれにあたります。もちろんドレッシングじゃなくても、レモンの絞り汁を直接ふりかけてもOKです!
ただ、かなり大きく味変してしまうので、酸味の強い味付けの合う料理にしか使うことができない対処法と言えます。
ソテーや豚肉を使った野菜炒め、とんかつなどレモンをそのままふりかけても問題ないような状態の時に試してみてくださいね!
調味料やハーブでごまかす
クエン酸を加えるのがちょっと微妙だと思う場合は、香りの強い調味料やハーブの力で豚肉の臭みをカバーしましょう。
胡椒はもちろんのこと…
などを上手に使うことで、ある程度豚肉の臭みをごまかすことができるかと思います!
また、調味料やハーブではありませんが、ねぎや玉ねぎ、パセリ、セロリ、みょうが、みつばなど香りの強い野菜を薬味として使うのも調理後の臭み消しとしてはおすすめです。
あまり多く使ってしまうと、それはそれで個性が強すぎる料理になってしまうので、そのあたりのバランスを見ながら上手に使ってみてくださいね!
味や香りの強い料理にリメイクする
最終手段としては、味や香りの強い料理にリメイクするという対処法になります!
やはり、塩コショウして焼いだけなどほとんど味がついていない状態の豚肉くらいにしか使えない方法ですが、紹介した調味料やスパイスの力も使うことができるので、臭み消しの効果としてはそれなりに期待できるかと思います。
リメイクとして簡単なのは、先程お伝えした「生姜焼き」や、スパイスをたっぷり使えるカレーなどの「煮込み料理」がおすすめです。
失敗しにくいですし、少しくらいの臭みであれば吹っ飛ばすことができますので!
あと、リメイクと言えるかどうかは微妙ですが、さらに臭いの強い納豆やキムチを使った合わせるのもある程度の効果が期待できるかと。
ネット上にあるレシピを長めながら、目の前の豚肉が利用できそうなレンジを探してみてくださいね♪
豚肉が臭くなる原因はについてざっくり解説!
ここからは、豚肉が臭くなる原因や理由について簡単に解説しておきますね!
豚肉が臭くなる原因には、実はいろいろ理由があって…
② 魚臭い … 餌の中に魚が入っていた
③ その他 … 冷蔵庫・冷凍庫の臭いうつり、または冷凍焼け
④ 腐敗臭 … 豚肉が傷んでいた
ざっと挙げてみるとこんな感じに分けられるかと思います!
おそらくこの中で一番多いのが①の「獣臭い」だと思いますが、わたしたちが豚肉を購入する時点で、すでにどうしようもなり理由が原因となっているので、対処法としては調理前にしっかり臭み消しするしかありません。
さらに調味料やハーブの力も使いながら、臭いが気にならないように工夫する必要があります!
同様に②の餌の種類に関してもどうしようもないので、調理前の臭み消しが重要となります。わたしはまだ魚臭い豚肉にはあたったことがないんですが、めっちゃ嫌でしょうね…。
次に③のその他の臭いですが、主に冷凍保存に失敗した時に臭う「ビニールのような臭い」「嫌な油のような臭い」あたりが代表的なものになるかと思います(個人的な感覚ですが…)。
また、臭いのきつい食材から漏れ出した臭いが豚肉に移ってしまうなど、他の食材が原因になるケースも考えられます。
豚肉からこうした臭いがしている場合は、食べられないレベルではありませんが、それなりに品質が劣化している状態と判断できるので、食べずに処分する方が無難かもしれません。
どうしても食べたい場合は、かなりしっかり臭み消しを行った上で、香りや味付けの濃い料理に使うようにするのがおすすめです。
それと同時に大切なことが、「冷凍保存のやり方を見直す」という点です。
冷凍焼けは豚肉が冷凍庫の冷気に触れるところから始まるので、空気に触れないようラップでしっかり包んだ後、さらにフリーザーバッグなどで密封する必要があります。
そこまでしても冷凍食材の品質は徐々に低下していくものなので、できるだけ早く食べきるという意識を持っておくことも重要です。
冷凍保存の日持ちとしては、一般的には1ヶ月くらいなら問題ないと言われていますが、個人的にはもっと早く、2週間以内には食べた方が美味しく食べられると思います^^
④の腐敗臭についての対処法は「食べずに処分する」しかないのでシンプルですね。
ちょっとくらい大丈夫かなと油断して食べてしまうと、最悪の場合食中毒になってしまう危険性もあります。
購入してから時間の経過した豚肉を調理する前には、必ず臭い・見た目・表面に粘りがないかなどを確認してから調理するようにしましょう。
このあたりについては、こちらの記事で詳しく解説されているので、合わせてチェックしてみてくださいね^^
豚肉の臭み消しを調理後にする方法のまとめ
豚肉が臭み消しを調理後に行うには、
のような方法が考えられます!
ただ、これらの対処法を用いても、場合によっては臭いが残ってしまうことがあるかもしれません。
やはり、豚肉の臭いを気にならなくなるレベルまで軽減させるには、調理前にしっかり臭み消しを行っておくことが重要になります。
今回は詳しく説明しませんでしたが…
などいろいろな方法があるので、作る料理に影響がない方法を選んで下処理しておきましょう^^
豚肉をよく冷凍保存するという場合は、これを機に冷凍保存の方法も見直してみてくださいね!