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長芋は生でも危険じゃない!栄養素やアレルギーについても調査!

今回は、長芋が生でも危険じゃない理由などについて、わかりやすくおまとめしました^^

基本的に「芋」という字がつく野菜は加熱しないと食べられないものですが、長芋にはでんぷんを分解してくれる消化酵素がたっぷり含まれているので、生のままでも全然食べられます。

と言うよりも、長芋は生で食べた方が栄養素をたくさん摂取することができるので、できれば生のまま食べることをおすすめします!

もちろん加熱しても食感や風味が変化してすごく美味しいですよ♪

ただ、お肌が敏感な人は手や口がかゆくなってしまうことがあるので、その点は注意が必要ですね。でも、これにもちゃんと対処法はあるのでご安心ください。

記事本文では…

  • 長芋に含まれている栄養素
  • 長芋とアレルギーの関係
  • などについてもお伝えしているので、ぜひ最後まで読んでいってください(*・∀-)☆

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    長芋が生でも危険じゃない理由!生と加熱後の違いも解説!

    冒頭でも軽くお伝えしましたが、長芋は生で食べても危険ではありません

    基本的に芋類にはでんぷんという消化されにくい成分が多く含まれており、生のまま食べると消化不良や胃もたれ、腹痛や下痢を起こしてしまいます。

    しかし、生の長芋にはこのでんぷんを分解する消化酵素(ジアスターゼ )が含まれているため、スムーズに消化を促すだけでなく、食事全体の消化吸収作用も高めてくれます!

    ちなみにジアスターゼの別名は「アミラーゼ」と呼ばれており、わたしたちの唾液の中にも含まれている消化酵素だったりします^^

    ただ、ここで注意していただきたいのが、ジアスターゼが熱に弱い性質を持っているということ。

    これらは加熱すると変性してしまう成分なので、先程お伝えしたような効果を期待するのであれば、長芋は出来るだけ生で食べる方が良いということになります。

    ちなみに、生と加熱後で味わいに大きな違いはありませんが、「食感」はだいぶ変わります。

    生の場合は、すりおろして粘りを楽しめますし、短冊や扇に切ると歯切れの良いサクサク食感を味わえます。これは長芋独特の楽しみ方ですね!

    逆に加熱した場合には、芋と名の付く通りホクホク感が強くなりますし、すりおろしたものを加熱するとふわふわになるので、練り物やお好み焼きのつなぎにも最適です。

    あと、次の見出しで詳しく解説しますが、長芋に含まれる栄養素には熱に弱いものが多いため、食べ方には注意が必要です。

    長芋に芋らしさを求めるのであれば加熱して食べるのも良いですが、栄養面や健康効果を求めるのであれば、やはり生のまま食べる方が望ましいでしょう^^

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    長芋の栄養成分を紹介!一日の摂取目安量は約100g!

    ここからは長芋に含まれる栄養素たちをまとめてチェックしちゃいましょう♪

    長芋には様々な種類の栄養素が含まれていますが、特に目立っているものをざっくり紹介していきますね(●´∀`)ノ

    カリウム

    カリウムは長芋に特に多く含まれる栄養素です。

    細胞内の浸透圧の調整を行ってくれるだけでなく、余計なナトリウムを排出してくれるので、むくみ予防や血圧を下げる効果が期待できます!

    ビタミンB1

    糖質を燃やしてエネルギーに変えてくれる働きがあるので、疲労回復に効果を発揮します。

    ビタミンB6

    たんぱく質の分解を助け、エネルギーに変えてくれる栄養素。

    赤血球のもとになるヘモグロビンを作るビタミンでもあり、免疫機能を正常に機能させてくれたり、皮膚の抵抗力も強めてくれます。

    ビタミンC

    強い抗酸化力で、ストレスや病気に対する抵抗力を高めてくれる作用があります。

    コラーゲンを合成する栄養素でもあるので、美肌や老化防止にも効果が期待できます。

    葉酸

    通称、「造血ビタミン」と呼ばれている栄養素です!

    主に緑色の野菜に多い栄養素ですが、長芋にも一定量含まれています。たんぱく質や細胞新生に必要な物質を合成するための重要な役割を担っています。

    胎児の発育にも良い影響を与えるので、妊産婦さんは特に摂った方がよい栄養素です^^

    食物繊維

    長芋には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれているので、血糖値の上昇を緩やかにしてくれたり便秘解消にも役立ちます♪

    サポニン

    天然の界面活性剤ともいわれ、悪玉コレステロールの蓄積を押さえてくれるので、動脈硬化や脳梗塞の予防効果が期待できます。

    また免疫細胞を活性化してくれるので、免疫機能の向上にも効果があると言われています。

    亜鉛

    エネルギーの合成や免疫機能を向上させる働きのあるミネラルの一種です。

    現代人には不足しがちな栄養素の一つなので、積極的に摂りたいですね!

    はい、駆け足でざーっと見ただけでも、長芋にはたくさんの栄養素が含まれていることがおわかりいただけたかと思います。やはり長芋は非常に優秀な健康食材ですね!

    ただし、「カリウムと不溶性食物繊維以外の栄養素」は熱に弱いという特徴を持っているので、加熱調理してしまうと得られる健康効果に違いが出てきてしまいます。

    繰り返しになりますが、消化を助ける効果や粘膜の保護などの健康効果を重視するのであれば、長芋は生のまま食べることをおすすめします!

    続いて長芋の摂取量の目安ですが、一日「100g」くらいが適量とされているようです。

    100gと言えば小鉢にちょっとくらいの量なので、少な過ぎないかと思うかもしれませんが、いくら健康にいいとはいえ、大量に食べてしまうと体重増加や糖質過多にもつながる可能性があります。

    また、食物繊維が豊富なのでお腹が緩くなってしまうかもしれません…。

    毎日適量を続けることが、健康増進につながる一番の近道かもしれませんね(´・∀・)ノ゚

    長芋のアレルギーについて解説!かゆくなるのは「シュウ酸」が原因!

    長芋をさわったり食べたりすると、手がかゆくなったり口の周りがかゆくなったりしますが、この症状をアレルギーと思う方も多いかもしれません。

    しかし、実はこれ、長芋の皮の近くに含まれる「シュウ酸カルシウム」という成分が関係している症状なんです!

    シュウ酸には目には見えないくらいの細かい針のような結晶があり、それが皮膚に刺さることでかゆみを感じます。

    このかゆみは誰にでも起こり得ることなので、特に心配する必要はありません^^

    それに、シュウ酸カルシウムは酸に弱いため酢水につけたり、酢水やレモン水で手を洗ったりすることでかゆみを簡単に解消できます。

    熱にも弱いため、42°C〜43°Cくらいのお湯をかけるのも効果的ですよ!

    ただし、かゆさに加えて、赤くなったり、発疹が出たり、「嘔吐や下痢の症状」が出てきた場合は要注意(食べてから数分から数時間以内に起こることが多い)。

    あまり多くはありませんが、まれに長芋を食べることでアレルギー症状が起こり、ひどい時にはアナフィラキシーショックを起こしてしまう人もいるとのことです。

    また、長芋や山芋にはアセチルコリンという物質が含まれており、その物質に反応するとアレルギーに似た症状が出ることもあります。

    原因がこちらだった場合は、1時間以内に症状がおさまってくることが多いようです。

    基本的に長芋は生のままでも危険はありませんが、何事にも例外はつきもの。

    症状によって対処法も治療法も違うので、長芋を食べた後から何かがおかしいと感じたら、すみやかに病院を受診してくださいね!

    長芋の豆知識!長芋と山芋はどう違うの?

    おまけとして長芋に関する豆知識をひとつご紹介しておきますね!

    ここまで長芋についていろいろと書いてきましたが、よく耳にする「山芋」とはどう違うのか疑問に思っている人もたくさんいるかと思います。

    実は、「山芋」という品種は存在しないんですヽ(゚Д゚*)ノ

    と言うのも、山芋という呼び名は、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の芋である長芋・大和芋・いちょう芋・自然薯などの総称だからだったりします!

    ※ 日本原産の自然薯を山芋、中国原産の長芋・大和芋・いちょう芋を長芋と呼ぶ人もいるようです。

    山芋は種類ごとに味わいや食感も異なるので、いろんな種類を食べ比べてみるのも楽しいかもしれませんね♪

    まとめ

    以上、長芋は生でも危険じゃない理由についてお届けしました!

    しつこいようですが、長芋には主成分であるでんぷんの消化を助ける酵素が多く含まれているので、生のまま食べても全然平気です^^

    長芋にはたくさんの栄養素が含まれていますが、そのほとんどが熱に弱いものなので、健康効果を期待するのであれば、むしろ生のまま食べた方メリットが大きいのです。

    もちろん、芋らしいホクホク感を求めるのであれば加熱調理して食べるのもおすすめです。すりおろしてお好み焼きに入れるとふわっふわになりますからね^^

    もしまだ長芋を生で食べたことがないという人は、ぜひ一度生のまま食べてみてください。

    他では味わない美味しさを経験することができますよ♪

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